2023.10.02[月] アニメ「ミリオンライブ」ネタバレありの全話感想

アニメ「ミリオンライブ!」
略してミリアニ。
昨日のブログではネタバレなしで総評を書きましたので…。
今日は、ネタバレ全開で想いをぶつけていきます!
1話から12話まで、順番に感想を書いていきたいと思います。
というわけで、ネタバレに配慮して、続きは追記に隠します。
なお、今日のブログに直接アクセスした場合は追記が隠れず表示されております。
ご注意ください。
それでは、ここから先は追記へ。

※ここから先はアニメ「ミリオンライブ!」のネタバレが含まれます。
未視聴の方はご注意ください。

第1話『たったひとつの自分らしい夢』
サナギが映ったのは、これから蝶=アイドルとなる予感がしていいですね。
おっ、ASのライブシーンかー。
って、全員集合ライブが幕張メッセのイベントホールとか、狭すぎるだろ!
SUNRICH COLORFUL のチケ難民の話をするか?
からの…
ToP!!!!!!!!!!!!!

ここで真っ先に律子が紹介されるのが最高。
あ、ここはアニメ「アイドルマスター」とはまた違う世界線。
律子がアイドルをやっている世界、というのが一発で伝わるのが素晴らしい。
で。
ここまでは3Dモデルで動くアイドルに違和感はあったんですよ。
やっぱ手書きアニメでも見たかったなーと。
けど、このToP!!!!!!!!!!!!!をぶつけられて、もう違和感は幕張で死にました。
未来と同じ顔でトゥンクとしてたよ。
あぁ、ミリアニは大丈夫。
これ絶対に大丈夫なやつだ…と確信しました。
あと、未来と静香のアカペラのToP!!!!!!!!!!!!!が良すぎたので、これ11月のAct-3でやってくれませんか?

第2話『夢のとびらはオーディション』
オーディション会場が、1stライブの中野サンプラザ。
静香のオーディションで歌えなくなるシーン。
信号機のRat A Tat!!!
全部が心にくる…。
ホリプロオーディションで戦った、ころあずとMachico。
たくさんの応募者の中から選ばれたふたりです。
アイマスのオーディションだってそうです。
キャストとして選ばれた裏側では、たくさんの落選者がいたわけです。
これ、僕ら以上に声優さんが涙するシーンかも。
僕もうるうるしてました。
が!
いきなりFateの固有結界みたいなのが発動して、39人のアイドルが出現したときには、申し訳ないが笑ってしまった。
俺の担当アイドルが静香から生えてきたんだもん。
笑うわ。
チーフ「見えたんだろ?」
公式幻覚P

第3話『きらめく世界!私たちのシアター!』
一気にアイドルが紹介されたけど、覚えさせる気がゼロなのがいい。
それだ、それでいい。
アイドルの名前も覚えなくていい。
現に、主人公の未来がアイドルの名前を知らないんです。
だから、初見のユーザーの視点と一致してる。
そこも見せ方として上手いと感じたところ。
その一方で、僕の担当アイドルのまつり姫をこんなにもプッシュしてもらえてありがたい。
ミリオンのアイドルって、見た目と性格が一致しない子も多いんですよ。
その代表して、まつりが選ばれたのかな、と。
普通にみれば電波キャラだしね。
けど、現場の作業員に差し入れしてたりと、気配りができる部分をさり気なく見せてくれる。
ちゃんと常識ある子ってのが伝わるのが嬉しい。

第4話『原っぱライブはじめます!?』
序盤で未来を曇らせるとは思わなかったな。
けど、どう考えても静香が曇るのはわかるので、最初に未来に試練を与えたのはいいバランス。
その一方で桃子の印象が悪くなったけど、これ絶対に第二幕でフォロー入るだろうな~という確信がありました。
もうこの4話あたりまで来た時点で、アニメスタッフには何も心配しなくなったんですよ。
だから、桃子はむしろ美味しい役どころを手にしたな、と思いました。
あと、翼の使い方、うますぎひん?
翼としては、ここで未来を止めるより走らせた方が「面白い」と感じたんでしょうね。
信号機のバランスの良さを見せてくれたし、どうしてこの3人がミリオンのセンターなのかも伝わる4話だったかと。

第5話『未完成のThank You!』
年齢も性格のバラバラな37人が、ひとつの目標に向かって走る時、とても大きなエネルギーとなる。
ミリオンの団結が出てきた5話。
その一方で、一生野球しかしてない昴に笑った。
ミリオンのロゴがどうして蝶なのか。
どうして「てづくりのぶどーかん」なのか。
ミリオンがなんとなく作ってきた設定に、こんなにも説得力をもたせるなんて。
ジュリア「これ武道館に似てるな」
そうか?
あと、ロコが描いた蝶が虹色ってのもいい。
SSR確定です。
見てるか?早坂。
金ばっか出してるんじゃないぞ。
ロコを第一幕でプッシュしたのは、絵が描けるアイドルってのを強調させる意図もあったんでしょうね。

5話の『未完成のThank You!』というタイトル。
もちろん、曲が完成してなくてアコースティック版だった、という意味もあると思うけど…。
これ。
紬と歌織がまだ加入してないから、未完成という意味もないですか?
リアルでも4th武道館では琴葉がいなかったし、いろんな意味でThank You!はまだ完成されていないのかも。
あと、パンフによると
『4th武道館ではまだ加入前の南早紀さんと香里有佐さんが関係者席で見てたから、5話でみんなのThank You!をふたりが見ている構図にした』
と書いてあったんですよ。
天才すぎひん?
グリマス時代の始まりのテントも含めて、すべて物語に組み込んできたのもすごい。
この5話までがグリマス時代の物語、というメッセージ。
だって、グリマスは5年続いたから。
天才しかいないのか、ミリアニスタッフは。
テントをアイドルたちが手をつないで囲んでいるのは、なんか怪しい宗教に見えましたが…

第6話『動き出す夢 ライブシアタープロジェクト!』
紬と歌織をどう加入させてくると思ったら、そこはあっさり入ってきたな。
けど、しっかり時間をかけてキャラの魅力をみせてくれてました。
あと、紬が未来家におじゃました時、から揚げが山盛りだったのは笑った。
今回は中の人ネタは入れてこないと思ってたけど、なんか無理やりねじ込んだ感あったな。
1st組のライブシーンも印象的だけど、それ以上に静香と志保の会話もよかった。
志保は父親が行方不明だけど、そこを描かず、けど何かあるんだろうなと感じさせる描写。
ミリアニは全体的に、言葉は出さなくても"何かある"を表情だけで見せるのもうまいですよね。
無駄な会話がないのも素晴らしい。

第7話『ドキッ!真夏の海のデビューバトル!』
流れ変わったな…
チュパカブラは、Pたちのアンケート結果だから俺らのせい。
それはそう。
だけど、あんな造形にしたのは公式だからな!
CV不明だったけど、あれぴょんさんなのでは?
にしても、ミリオンは狂気だと思い出させてくれる話だったな。
マグロ漁船に乗せたり、アイドルを無人島に置き去りにしたりするからな。

こういうのをやりすぎた結果、アイドルたちもミリオンがおかしいことに気付き始めた。
強く生きてほしい。

第8話『変わるためのステージ』
第一幕の桃子をフォローさせる回。
「ステージを用意するのはスタッフであって、アイドルがやることではない」
と言ってた桃子が、みんなと一緒にステージを準備してるのがエモい。
もしミリアニが2クールアニメだったら、こういうわちゃわちゃ話が続いたんだろうな。
ニチアサらしい内容だけど…。
正直、僕は苦手。
なんか見てて気恥ずかしい。
ただ、ミリオンライブで個々のアイドルを紹介するとしたら、こうなる。
ここは好みだから、どっちがいいってのは無いです。
人によっては、逆にこういう話がずっと続けてほしいと思うでしょうし。

第9話『もうひとつのバトン』
函館ライブ。
アイドルが泊ってたホテルって、ゆちゃ的ロケでゆうちゃと諏訪ちゃんが泊まってたホテルと同じだ。
多分そう。

今回、ひとりで練習していた美希のシーンがあったけど、僕は劇場版アイマスを思い出しましたね。
みんなが着替えてる中、練習着でいた美希。
春香たちにも見せない努力。
なぜなら、春香を超えるための努力だから。
「負けちゃうよ」
翼に伝えたセリフは、自分に向かって言っているようにも聞こえました。

あと、落ち込むバックダンサーに雪歩が励ますのも、劇場版アイマスっぽい。
きっと、意識したはず。
そこからのみんなでのREADY!!
アニメ アイドルマスターの主題歌を、未来たちと一緒に歌う。
未来と春香の手のポーズがひとつになる瞬間とか最高。
765ASは先輩だけど、一緒に走る765プロの仲間なんだと感じるシーンでした。
で。
未来よ。
春香の手をひいたよな?
Act-4では、AS組を招待してくれるんでしょ!
そういう匂わせでしょ!!!
公式が頑なにハッチポッチ2をやらなかった理由が、これでしょ!?
マジで期待してます。

第10話『アイドルに大切なもの』
星梨花パパ、サプライズボイス!!
シンデレラ以外でサプボを見ることになるとは。
ミリオンBCも組み込んでくれたのは偉いけど、パパまみれじゃん。
というかミリアニの男性陣って、スーツばっかだな。
むしろスーツ以外を見たことない。
ジョン・ウィックか。
志保と父親は何かあるな?
という匂わせをずっとやってきたけど、何がとは言わず、静香の手をひいて父親の前に立たせることで想いを表現させる。
このバランスが素晴らしい。
一方で、弟を失った千早については、いっさい描写を入れない。
この塩梅が、ほんとミリアニは絶妙。
そして、未来と翼に背中を押されて、静香に羽が生える。
2話のオーディションで、ふたりに背中を押してもらえたのがここで生きるのもうまい。
あと、アニメ アイドルマスターでは、千早に「約束」というソロ曲が与えられました。
ミリアニでは静香に「Gift Sing」というソロが与えられる。
ここも対になっているのかな、感じたりしてました。
「アイドルの歌はいまは効かないが…」
「そのうち頭痛に効くようになる」

第11話『とびらの向こう 繋がる想い』
合宿!?まさか福井にいくの!?
いや、劇場で寝泊まりだが?
それはそうか。
原っぱライブでは寝袋だったけど、ちゃんと布団が用意されてよかった。
だからといって、寝ながら手を繋ぎ出した時はどうしようかと思ったぞ。
静香と未来がいちゃつきすぎて、周りが気を使ってそう。
お前らもう10年くらいの付き合いになっとるやん。
やはり、みらしずか。
あと、チーム7thの楽曲がジュリアソロだったのはどうしてだろう。
まさかの、ぴらみ砲を見せることなくアニメが終わるとは。
麗花が、ただのおもしれー女になっていたけど、逆にわざとか?
これだけ丁寧に作りこんでたミリアニで、あえて歌唱させてないのは意図的に感じるんですよね。
今回は劇場先行用の編集だったけど、テレビアニメだと何か挿入されたりするのかな。
OPも切ったりしてるわけですし。
だって、翼の「ロケットスター☆」で、バックダンサーにグリマス時代のロケット団をもってくるくらいのオタクですよ。
何かあると思いたい。

第12話『新しい未来へ』
どうしてチーム3rdと5thの楽曲は後回しにしたんだろう?
と思ったら、どちらも次にバトンをつなぐ曲だからか。
なるほどー。
音無琴美が大切にした「繋がり」
765プロの原点も感じるライブでした。

そして、やってくれたな!
2ndライブの「Sentimental Venus」の再現ですよ!
これを入れるのはスタッフ感でもいろいろ意見があったと、パンフレットにも書いてありましたね。
けど、僕は大正解だと思います。
ライブはスタッフとアイドルだけじゃない、見に来てくれたファンと一緒に作るもの。
僕らも繋いできたから、ミリオンライブが今も続ている。
だから、僕らもアニメの一員として描きます。
運営からの感謝ですよ、これは。
でね。
僕はミリオンは3rdライブから入ったんですよ。
だから、2ndライブの音響トラブルは、あとからライブBDで見ました。
けど…。
今回のミリアニで、リアルタイムで体験することができたんですよ。
それも嬉しかったところ。
ありがとうございました。
あと、詩花がいたのは、2ndライブにりえりーがいたからですか?
そこも再現してたと思うと、練りこみすぎて怖い。
そして、千早はアカペラで眠り姫を歌ってた経験があるから「止まらないで」と叫んだ。
その想いもわかるし、とにかくこのシーンへの作り込みが半端じゃなかった。
絶対にこれを再現するんだ!という気迫も感じましたよ。
それはそうと、客席のみんな。
どうして座ってライブを見てるん?
立ってええんやで。

そして、最後はチーム8thの新曲『REFRAIN REL@TION』
ついに…。
ついにミリオンライブで@マーク楽曲が来ましたね。
おっと、松田亜利沙の話はそこまでだ。
正式な@マークはこれが初。
だから、最後は全員で歌ったのも分かる。
これは「ミリオンライブ」の楽曲だから。
最後は、みんなで寄せ書きした「てづくりのぶどーかん」が降りてくるのもやばい。
おいおい、JUNGOさん今日のライブの演出いいな。
無限に泣いてた12話でした。
ありがサンキュー。

12話のあとは、友人と打ち上げ。
昼間から酒をあびてましたよ。
だってライブのあとだもん。
正しい行動です。
にしても、シアターのこけら落としを最終話にするとはね。
まさに、俺たちのライブはこれからだ!エンド。
それだけに、二期を作ってくれ~という声もわかります。
なんだよ、みんなー。
アニメ化を10年待てるくらいの忍耐があるのに、いざ提供されたらすぐに次を要求か。
贅沢になっちゃって。
とりあえず、二期は難しいと思うから、バランスをとって39話作ってくれればいいよ。
それでいこう。
39プロジェクト。
そんな「次」があるよう、これからもプロデュース頑張ります。
〇〇の出番がないからミリアニは不満!なんてつまんないお気持ち表明してる暇があったら、その時間を使って担当アイドルを宣伝しませんとね。
バトン、受け取ったでしょ?
このアニメはアイドルを紹介する作品ではなく、ミリオンライブを紹介する入口の作品。
アイドルの魅力を伝える仕事、僕らにもやらせてくださいよ。
アニメスタッフだけで楽しんでるのはズルい。
まかせてくださいよ。
そんな感じに決意を新たにしたところで、今日はここまで。
以上、アニメ「ミリオンライブ!」のネタバレありの感想でした。
それでは。
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