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ホッパーの日記

格ゲーをやりつつ、アイマスとかゲームとかオタクトークを書いてます 

2023.03.21[火] シャニマス5thライブ「If I_wings.」の総評。シャニマスはバッドエンドを描ける唯一のアイマスコンテンツ

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23年3月18~19日に開催された、シャニマスのライブ。

「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 5thLIVE If I_wings.」
(公式サイト)

この2日間のブログでは、現地レポを中心に振り返りました。
Day1の感想は、こちら
Day2の感想は、こちら

なので、今日は5thライブの総評を書きたいと思います。
言いたいことは、ひとつ。

『シャニマスはバッドエンドを描ける唯一のコンテンツ』

ここは強み。
本当に強み。
あらためて感じました。

ここで、シャニマスの話をする前に、ちょっと僕の話を。

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僕のアイマスの出会いは、XーBOX360の家庭用アイドルマスターだったんですよ。
16年前のこと。

この時、アイマスはニコニコ動画で見かけたくらいで、アケマスは未プレイでした。
まぁ、ギャルゲーだしな…。
と思ってプレイしたら、

即ゲームオーバー

これが衝撃でした。
アイマスは難しい…!
これがビックリだったんですよ。

ちゃんと向き合って「攻略」しないとクリアーできない。

ゲーマー魂に火が付きました。
これがぬるゲーだったら、早々に辞めてたかもしれないです。
そこから、L4U→アイマス2と、続いていきました。

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オーディションやレッスンも、残り週をみながら計画。

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それでも失敗することがある。
望ましい結果にできず、去っていくアイドルを見守ることしかできない自分が悔しかった。

それが僕のアイマスの始まりだったんです。

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その後、PSPという携帯ゲーム機に移植。
グラフィックは落ちましたが、一気にアイマスPを増やした作品なので、SPから始めました~というPも多いかも。

全アイドルをトップアイドルにさせるくらいやり込みましたよ。

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ただ…。

PS3の「ONE FOR ALL」から、エンドレスプロデュースへと方向展開していったんです。

簡単にいうと、ゲームオーバーが無い。

何度でもやり直しをして、クリアーを目指せる仕様。
いわゆる、ぬるゲーになりました。
ただ、マニアックだったアイマスが、ライト向けになっていくのは、いい流れだと当時は思いました。
アクティブユーザーが増えないとコンテツが無くなりますから。

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その後、シンデレラガールズのヒットによって、アイマス全体の方向性が変わった気がします。
デレステ、ミリシタ、サイスタなど、音ゲーが今のアイマスの中心にもなりましたし。

アイドルのプロデュースと銘打ってますが、やってることはアイドルとのコミュニケーション

アイドルに何をやらせるのか。
終わりがないエンドレスプロデュースだからこそ、継続させていくための工夫。
そこに力を入れていってるように感じてました。

これはこれで楽しくはありましたが…。
育成とは違う。
プロデュースの向き合い方も変わったと思っておりました。

そんな中…

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シャイニーカラーズが発表。

え?
5つ目のブランド?
なんか絵柄も今までとはテイストが違うし、なんかアイマスっぽくないな…。

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アイマスやんけ!!!!!!!!!!

プレイしてみてビックリ。
アイマスなんですよ。
僕が夢中になってプロデュースしていた、アイマスなんですよ。

アーケード版を今の技術で作ると、どうなるのか。
そこ答えをヒシヒシと感じて、思い出ボムをぶちこまれた気分でした。

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始めはプロデュースの仕方も分からず、WINGも敗退の連続。

そう。

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バッドエンドです。

この悔しさ…。
アイドルに悲しい顔をさせてしまった、自分へのふがいなさに怒りすら沸く。
この感覚を、再び味わえるとは思いませんでした。

だから、シャニマスが好きなんです。

だって、これがプロデュースだから。
アイドルと真剣に向き合って、絆を深めて、たった1人しか立てないトップアイドルを目指す。
今のブランドの中で、一番シャニマスがアイマスをやってくれている。
だから大好きになりました。

バッドエンドは辛いですよ。
けど、そこを描いてくれるから嘘が無い。
アイドルも懸命に走るから、自分も全力で駆けていける。
光だけじゃなくて、影も描いてくれるところ。
それがシャニマスの強み。
個性だと思いました。

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と、前置きが長くなりましたが、ここでようやく5thライブの話です。

Day1は、IF

"もしも、わたしが翼を失ったら"

最後のステージに挑む、アイドルたちが描かれました。
これが描けるのは、全ブランドでシャニマスだけ。
シャニマスだけの強みなのです。

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トップバッターだった、放課後クライマックスガールズ。
例え最後でも、絶対に盛り上げる。
いつでもクライマックスにしてくれることが伝わりました。

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アルストロメリア。
千雪さんがずっと「大丈夫、大丈夫」と、甘奈と甜花に寄り添います。
ふたりの前では頼れる大人であり続けたい。
そんな千雪さんの想いも感じました。

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紫の旗を掲げた、アンティーカ。
旗は目印。
「我々はここにいる」というメッセージ。
ここに自分たちは確かに存在した。
その証明。

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Hide & Attack
最後まで決して仮面を外さなかった、ストレイライト。

例え明日が来なくても、今日やることは変わらない

進化を止めない、覚悟。

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ノクチルは一生ノクチルじゃない。
けど、幼馴染はずっと幼馴染。
変わらない。
ステージ衣装から制服に戻っても、4人が集まった場所がステージ。
花火よりも輝いた日々を思い出に変えて。

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「なんでこんなステージに立っているんですかね…!」
吐き捨てるような、にちか。
けど、心に思い浮かべた存在は、

美琴さん、なみちゃん、プロデューサーさん

SHHisとしての物語は終わっても。
そこに確かにプロデューサーがいた。
にちかにとって、よりどころになれたかどうかは、もう分からないけれど。

きっと残された希望だったはず。

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もしも、今日が最後のステージだったら…。
各ユニットがどう動くのかが知れた、貴重なドラマパートでした。

シャニマスは、輝くステージだけじゃない。
そのステージに立つまでの過程もしっかり描いてきました。
だから、バッドエンドも描ける。
ここから目を逸らしたら、シャニマスじゃなくなる。

シャニマスにしかできない。

では、5周年という大切な節目にやる理由は?

かつてアイマスの総合プロデューサーを務めていた、ディレ1(石原章弘)さんが語っていました。
「5年までなら誰でも続けられる、5年以上続いたら本物」
シャニマスの企画がバンナム内で立ち上がった時、5年ほどのロードマップは作られたはずです。
それに合わせて予算も組まれるわけですから。
そして、目標に到達できなかったら、プロジェクトは閉じられる。
アイマスは大きなコンテンツですが、投資に見合わないと判断されれば、あっという間に切られます。

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かつてポプマスがそうだったように。

シャニマスにとって5年という時間は、カウンドダウンだったのかもしれません。
5年後に結果が出せているかどうか。
翼を失うか、羽ばたき続けられるか。

Day1の最後。
言葉もなく去っていったアイドルたち。
あの光景を一番見たくない人は誰でしょう。

髙山さんを始めとした、シャニマスの運営陣です。

少しでも気を緩めたら、気を抜いたら、この未来が明日来るかもしれない。
危機感。
これはシャニマスだけでなく、どのブランドだって持っています。

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5thライブは、アニメの制作チームも見ていたそうです。
もしかして、世に出ていない、水面下のプロジェクトチームも見ていたのかもしれません。
襟を正す想いだったことでしょう。

強い責任でブランドを背負っている。
この未来を回避するために。
壮大な決意表明にも感じました。

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そして、一夜明けたDay2
Day1から色が増えました。

風野灯織

「どうしてわたしがセンターなんですか?」

心が折れそうな真乃を支えた、大切な仲間。
ルカが心を許そうとした、アイドル。

だから、

未来が変わった。

始めてフルメンバーがそろった5thライブだから、未来が変わった。
一色でも欠けたら、この翼は飛べなかった。
そんなメッセージ。

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シャニマスが5年で終わらなかったのは、キャストさん全員が本気で挑んでくれたから。
そして、支えてくれたプロデューサーがいたからこそ。
ありがとうを込めた、未来への贈り物。
それがDay2
そこに説得力があるのは、Day1があったからこそ。

シャニマスは、光と影を両方を描いてくれる。
それが個性でもあり、強み。
アイドルは悩みながらも進んでいく。
プロデューサーも悩みながら共に歩んでいく。
アイマスは、プロデューサーも成長する物語だから。



5周年の振り返りPVでも、光と影が描かれています。
これがシャイニーカラーズなのだと。

セツナビートやムゲンビートのような、ライブに特化したイベントもやる。
それもいい。
その一方で、シャニマスとは何か?を説いた5thライブ。
アイマスブランドの中で一番若いコンテンツが、守りに入らず攻めてきたのは頼もしいです。
そして、このプランにゴーサインがだせる経営陣の懐も深さもすごいです。
恵まれています。
だからこそ、決してシャニマスの火は絶やさない。
これからも全力でプロデュースしていきます。

たくさんのIFから選ばれた未来が、みなさんにとって幸せであってほしいから。


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そんな、シャニマス5thライブ。
24日の金曜日には、高山さんによる感想コメント付きのDay1同時視聴も行われます。
今回の演出の意図とかも聞ける……かな?
長々と書いてきたけど、ぜんぜん関係ない理由だったら笑いますよ。
けど、それもまたよし。
感想ってそういうものだし。
僕はこう思いました!を残していけるのは、この瞬間だけ。
これも「今しかない瞬間を」ですからね。
大切にしていきたいです。

というわけで、以上。
シャニマス5thライブIf I_wings.の総評でした。
これからも、大好きなシャニマスのプロデュースをがんばります。
それでは。
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プロフィール

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Author:ホッパー
格ゲーサークル「キャノン」の管理人です。
咲-Saki-と声優さんを応援しつつ、アイマスを本業としてます。
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