2022.07.28[木] 猫のゲーム「Stray」をクリアーしたので感想(ネタバレ無し)

今日はとあるゲームをご紹介。
タイトルは「Stray」
「ストレイ」と読みます。
迷う、はぐれる、という意味がある単語。

シャニマスの「ストレイライト」のストレイと同じ意味です。
親近感わきますね。
で。
どういうゲームかというと、

猫
猫です。
猫になって、あちこちを歩き回る探索ゲーム。
これを聞くと
「猫になれるなんて可愛い~」
と思うじゃないですが。
オタクなら誰しも女性声優に飼われる猫になりたいと願ったことはあるはず。
その夢がかなう!
…と思うじゃないですか。
残念ながら、

人類は絶滅しています。

人の形をしたロボットだけが残る世界。
それがこの作品の舞台です。
ただ、
僕は大好物!
廃墟を探索するの大好きなので、やる前から神ゲー認定でした。
けど、人によっては「猫になれる」という部分だけしか知らずに、買ってから「思ってたのと違う…」となるかも。
そこだけご注意。
もしかして猫が酷い目にあうの?
というと、まぁまぁ大変な目にあいます。

この世の終わりみたいなエリアもありますしね。
実際、人類は滅んでいるので終わっているのは正解ですが。
ただ、
猫が血を流すような描写はないです。
ゲームオーバーになるのは、2パターン。
・芋虫みたいな幼虫に捕まる
・警備ロボットに見つかり、感電銃で気絶する
このふたつ。
落下死はないです。
溺死もないです。
猫なので、どんなに浅くても水には入りません。
猫なので。
じゃあ、ホラーゲームなの?
というと、そこまでじゃないです。

確かに気味の悪い描写はありますが、全体的にはサイバーパンク。
怖くはないです。
ロボットが暮らす世界を探検するのが目的で、何かを退治したりするような作品でもないですし。

アイテムを見つけて、そこに書かれたヒントを解いて…

ロボットたちと交流しながら、先に進んでいく。
こういう謎解きがメインなので、おつかいと探索が苦じゃなければとても楽しめるかと。
実際、僕はとにかく楽しかった。
スラム街とか、隅から隅まで探検しましたし。
そういう時間を楽しめる人向け。
逆にアクションゲームを期待してた方は物足りないかもね。
どっちかというと、リトルナイトメアに近い。
あんなゲーム性です。

あとは、とにかく猫の動作が猫すぎて好き。
じっとしてると、顔をなめたり、虫を捕まえようとしたり、ほんと見てて飽きない。
あ、けど、けっこう低い位置からいろんなところを見渡すので、3D酔いする人には厳しいかも。
そこも注意点かな。

と、いろいろ感想を書きましたが、僕としては85点くらいの点数をつけてもいい名作。
価格も安いし、ボリュームも値段相応。
スラム街で探索しまくったから、初見のクリアータイムは8時間くらいでした。
メインのストーリーだけを追いかければ、初見なら5~6時間くらい?
どれだけ謎解きをスムーズに解けるかで、このあたりは前後するけど、だいたいそのくらい。
ちょっとした休日を猫と過ごすには、ちょうどいいくらいかと。

マップもごちゃごちゃしてるようで、よく見ると矢印や明かりでヒントも出してるので、そこまで手詰まりになることもないです。
デザインはよく考えられてると感じます。
そう、とにかく丁寧なんですよ。
ん?というバグもあったけど、じっくり時間をかけて調整したことが伝わってくるゲームデザイン。
こういう作り手のこだわりを感じられる作品。
好きですよ。

僕としては大いにオオスメしたい作品。
興味のある方は是非!
猫になってサイバーな世界を探検してみてください。
というわけで、今日は「Stray」のご紹介でした。
それでは。
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