2021.07.05[月] SHHis初のユニットシナリオ「OO-ct. ──ノー・カラット」の感想&考察

今日はシャニマスの話題。
新ユニットであるSHHisの、初となるシナリオイベントがやってきました!
ところでみなさんは、マリみては詳しいですか?
マリア様がみてる。
あの作品のファンの間で有名な「レイニー止め」ってのがあるんですよ。
興味がある方は検索してみてください。
今の僕がまさにそれです。
というわけで、今日はSHHisのイベントシナリオ「OO-ct. ──ノー・カラット」の感想&考察です。
ネタバレになるので、続きは追記に隠します。
なお、この日付のブログに直接アクセスした場合は、追記が隠れずに表示されてますので、ご注意ください。
では、ネタバレOKな方のみ、続きをどうぞ。
※ここから先はSHHisシナリオ「OO-ct. ──ノー・カラット」の重大なネタバレが含まれます。
未読の方は絶対に見ないでください。

今回の話。
僕の中ではわりと分かりやすいな、と感じました。
ノー・カラット
ふたりには宝石の価値もない
それを突きつけるシナリオ。

社長の語りが、例え話として伝わりやすかったですよね。
想いと技術。
要するに、765プロと961プロどっちが強い?って話。

なので、にちかがバズって美琴が「またか…」となる展開もわかりやすい。
以前のブログでも、美琴とにちかはシンデレラガールズで例えると茄子とほたるだと考察しましたが、まさにこの展開になってきました。
過去の記事は、こちら↓
2021.04.09[金] シャニマス考察。SHHisはミス・フォーチュンかもしれない
http://canonsnk.blog69.fc2.com/blog-entry-5422.html
やっぱり美琴じゃなくて、にちかが人気が出るか…。
まぁ、そうだよね。
とは思ったけど、なかなかヘビー。
この流れって、にちかにとっては地獄だし。

全否定してマウントとってたアイドル像に、自分がなろうとしてるんですから。
そら、

ガチで
ぴょぷぷ〜ですよ

ツイ消ししても、もう遅い。
今年のシャニマス流行語大賞は決まりだね。

あと、掴みどころがなかった美琴についても、かなりのヒントが出ましたね。
この「メンデルスゾーン 無言歌集 第3巻 Op.38 5. イ短調」
ネットで曲を調べたら、

メンデルスゾーン :無言歌集 第3巻 「情熱」 Op.38-5 U 137 イ短調
これでした。
そうです。
本来なら「情熱」が入る。
けど、美琴はこの単語を飛ばした。
意識にも記憶にもないかもしれない。
「情熱」がないんですよ、美琴には。
オーディションに落ちて泣きながら自転車を漕ぐ、にちかのような情熱が。
誰もいない、無人で情熱を演奏するピアノは、今の美琴そのものを表した比喩。
正確無比な演奏だけなら機械でいいだろ、という公式からの痛烈な皮肉。
たまらないよ、これ。
ふたりが向き合ったようで、目線があっていない。
今回のシナリオで描かれたSHHisのふたり。
そのピアノはぎこちなく音をたてた
— 楓 (@harutan109) July 5, 2021
#シャニマス #緋田美琴 #七草にちか pic.twitter.com/lp6yFcRSl4
このイラストが、一枚で表現できてると思います。
美琴はにちかを見ていないし、やっと見たと思ったらそこには誰もいなくなっていた。
奈落
まだふたりはスタートすらしてない。
だからノーカラット。
宝石にすらなれていない。
じゃあ、今回のシナリオはバッドエンドなのか?
というと、実はそうでもない、というのが僕の印象。
それが、ルカのシーン。
ここからは感想ではなく考察です。
あのルカの描写は何を意味するのか?

ラストの斑鳩ルカ。
救急車のサイレンもあり、まるでルカがにちかをどうにかしたみたいなシーン。
なんですが、そんなわけないのでミスリードで間違いないでしょう。
本当にルカが狂気に走るシナリオが待ってるなら、このくだりは今見せる必要性がない。
なんで先にネタバレすんの?って話。
この匂わせは、ミスリードの王道。
むしろ、犯人がいるとしたら、それは美琴でしょう。

考察その1「ルカは何にイラついてる?」
にちかではなく、美琴。
SHHisが人気になったことで、敵視している283プロを無視できなくなったから。
そろそろマスコミが、美琴の元相方であるルカに突撃してくる頃でしょうし。

考察その2「ルカと美琴はなぜ解散した?」
ルカを助けるために、美琴から離れた。
美琴とルカはユニット仲間なら、283プロを敵視してることも知っていた。
だから、あえて「283プロ」を選んだ。
過去と向き合わせるために。

考察その3「ルカはどうして空港にいた?」
家族が海外にいるのではないか?
かつて世界を狙えるだけのコネと話題性をもっていた元アイドルが。
こっからは一気に妄想が爆発するけど、
斑鳩が芸名であることは明白です。
じゃあ本名は?
もしも、
もしも、本名が「八雲るか」なら?
283プロを敵視する理由。
そこに美琴が所属した理由。
面接の時に社長からプロデューサーに連絡がいった理由。
あの時、美琴と社長は何を話していた?
かつての伝説のアイドル、八雲なみ。
元相方の斑鳩ルカが、なみの娘だとしたら?
もしくは妹。
すべてが繋がってくる。

美琴は、真相を知りたくて283プロに入った。
八雲なみを壊した天井が作った事務所。
どんなところなのか。
そんな意図があったのなら、美琴がにちかを見てないのは当然。
目的地が最初から違いすぎる。
だからこそ。
ここから先の物語には、にちかが必要になってくるし、ルカも重要になってくる。
そして、この複雑な物語の中心には「八雲なみ」がいる。

この、はづきさんのセリフも、八雲なみを含んだ意味になっている。
そのうえで「幸せになろう」と、プロデューサーは語りかける。
なみの物語は終わっていない。
踊り続けているから。

SHHisと、それを取り巻く想いの数々。
その目指す先。
じっくりと向き合っていきたいです。
だから、
続き早く!!
長々と感想と妄想を書いておいて、締めがこれってどうなの?
と思ったけど、これが本音だからしょうがない。
マリみてで例えるとレイニー止めなんですよ。
うががが…。
こんなシナリオぶつけておいて、公式Twitterで「感想をツイートしてくださいね〜」とか、君らは悪魔か。
いやー、ほんとシナリオライターさん強すぎます。
手加減なしですもんね。
けど、だから最高なんです。
次はルカと美琴の過去編になるのかもね。
楽しみにしたいと思います。
だから続きはよ!
以上、SHHisシナリオ「OO-ct. ──ノー・カラット」の感想&考察でした。
それでは。

ミャオ!
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