2020.11.14[土] 「シャニマス」ノクチル ファン感謝祭の感想(ネタバレ注意)

先日、シャニマスに追加されたノクチルのファン感謝祭。
本日はこちらの感想です。
が!
ネタバレ満載になるので追記に隠します。
バレOKな方は続きをどうぞ。
それではスタート。
※ここから先はノクチル ファン感謝祭のネタバレが含まれます
未プレイの方はご注意ください

ノクチルの色がつめこまれたファン感謝祭。
プレイした第一印象としては、「天塵」を分かりやすく噛み砕いた。
そういうシナリオだったかと。
当時書いた、ノクチルのイベント「天塵」の感想はこちら↓
2020.07.05[日] シャニマス ノクチル「天塵」の考察。キーとなるのは市川雛菜
http://canonsnk.blog69.fc2.com/blog-entry-5144.html
「天塵」では雛菜がとても重要なポジションにいると考察しました。
あくまで仮説でしたが、今回のファン感謝祭で確信に変わりました。
そのくらい、雛菜の行動が分かりやすかった。

いつものようにレッスンに残らず帰る雛菜。
もちろん、これはわざと。

ひとりでステージの構成案をノートにまとめてます。
しかも笑顔で。

そして、後に提案されたステージ案は、どれも小糸が喜ぶものばかり。
「雛菜はね、雛菜がしあわせ~って思えることだけでいいの」
彼女の口癖です。
つまりあの笑顔は小糸を想って生まれたもの。
その時間も彼女の「しあわせ」だったんです。
雛菜はレッスンをしなくても何とも思わない、協調性のない子ではない。
誰よりもノクチルを大事にしている。
それが「天塵」よりも分かりやすく描写されていました。

また、そういった雛菜の行動を透も円香も理解していた。
これが解ったことも大きいです。
今回のファン感謝祭で、最もファンに感謝を伝えたい子は小糸でした。
始めてもらったファンレター。
それをお守りのように持ち歩いている。
透たちを追いかけて家族に黙って始めたアイドル活動だけど、今はファンに目が向いている。
とてもいい傾向だし、透も円香も雛菜もそんな小糸を応援したかった。
けど、あと一歩足りない。
きっと小糸は遠慮してしまう。
それではもったいない。

だから、このシーンです。
雛菜がファンレターのことを「わかってて」それは何だと聞いた。
けど、小糸はファンレターのことをはぐらかした。
全てはここから始まったんです。
小糸が自分の言葉でファンのために何をしたいか言ってほしい。
そして、まっさきに雛菜が動いた。
透も円香もそれを理解して、小糸をサポートした。
そうです。
今回のファン感謝祭は、小糸の勇気を後押しするために残り3人が動く。
そういう内容だったんです。

けど、そのことを小糸にはいっさい言わない。
言う必要もない。
無粋。
雛菜も自分だけの独りよがりにならないよう、ステージ案も最終的な判断は上級生である透と円香にまかせた。
ノートを無視してもいいし、提出してもいい。
彼女はノクチルのバランサー。
自分だけが前に出ることは決してしない。
賢いし、強いですよ。

ひとりひとりの個性も性格もバラバラ。
幼馴染、という関係性でなければ友達にすらなっていなかったかもしれない4人。
けど、「だいたい合ってる」
バラバラでそろっている。
ノクチルの関係性を掘り下げた、いいシナリオでした。

小糸にとっては始めて「アイドル」になれたステージだったのかもしれません。
ファンへの感謝は小糸がまとめてくれた。
だからそれでいい。
ありがとう、そして、おめでとう小糸。
が!
今回のシナリオ。
ほっこりと和んだ一方で、危機感も匂わせたな、と。

アイドルはファンあっての存在。
ファンへの想いなくしてアイドルはありえない。
じゃあ円香は?
おそらくこの先のノクチルが歩んでいく中で、ここは一番の亀裂になりそう。
そんな「怖さ」も残りました。
円香はアイドルをバカにしているわけではない。
でなければプロデューサーに隠れてレッスンもやっていない。
生半可な努力じゃ超えられない壁だと分かっている。
そのうえで、「逃げたい」という気持ちを押し殺している部分もあると感じてます。
「わたしたちはどこに向かっているの?」
透についていって見えたサイリウムの波は、まるで海のようだった。
子供の頃に海に行きたいと願った、夢の場所。
けど。
その先に向かっていいのか。
わたしは何をしているのか。

円香が崩れた時、残り3人はどう動くか。
すでに雛菜は警戒しているかもしれません。
勘のいい子ですから。
そして、円香が止まった時、小糸が手をひいてほしい。
幼馴染ではなく、アイドルの小糸として。
少なくとも、ファン感謝祭でみせた小糸の姿、言葉は紛れもないアイドルでしたよ。
とても大きくみえました。
彼女の成長が、円香の救いとなってほしい。
ただの願望、希望。
けど、願わずにはいられないです。

そんな、ノクチル ファン感謝祭の感想でした。
この先のノクチルの輝きも見逃さないよう、これからもプロデュースがんばります。
それでは。
未プレイの方はご注意ください

ノクチルの色がつめこまれたファン感謝祭。
プレイした第一印象としては、「天塵」を分かりやすく噛み砕いた。
そういうシナリオだったかと。
当時書いた、ノクチルのイベント「天塵」の感想はこちら↓
2020.07.05[日] シャニマス ノクチル「天塵」の考察。キーとなるのは市川雛菜
http://canonsnk.blog69.fc2.com/blog-entry-5144.html
「天塵」では雛菜がとても重要なポジションにいると考察しました。
あくまで仮説でしたが、今回のファン感謝祭で確信に変わりました。
そのくらい、雛菜の行動が分かりやすかった。

いつものようにレッスンに残らず帰る雛菜。
もちろん、これはわざと。

ひとりでステージの構成案をノートにまとめてます。
しかも笑顔で。

そして、後に提案されたステージ案は、どれも小糸が喜ぶものばかり。
「雛菜はね、雛菜がしあわせ~って思えることだけでいいの」
彼女の口癖です。
つまりあの笑顔は小糸を想って生まれたもの。
その時間も彼女の「しあわせ」だったんです。
雛菜はレッスンをしなくても何とも思わない、協調性のない子ではない。
誰よりもノクチルを大事にしている。
それが「天塵」よりも分かりやすく描写されていました。

また、そういった雛菜の行動を透も円香も理解していた。
これが解ったことも大きいです。
今回のファン感謝祭で、最もファンに感謝を伝えたい子は小糸でした。
始めてもらったファンレター。
それをお守りのように持ち歩いている。
透たちを追いかけて家族に黙って始めたアイドル活動だけど、今はファンに目が向いている。
とてもいい傾向だし、透も円香も雛菜もそんな小糸を応援したかった。
けど、あと一歩足りない。
きっと小糸は遠慮してしまう。
それではもったいない。

だから、このシーンです。
雛菜がファンレターのことを「わかってて」それは何だと聞いた。
けど、小糸はファンレターのことをはぐらかした。
全てはここから始まったんです。
小糸が自分の言葉でファンのために何をしたいか言ってほしい。
そして、まっさきに雛菜が動いた。
透も円香もそれを理解して、小糸をサポートした。
そうです。
今回のファン感謝祭は、小糸の勇気を後押しするために残り3人が動く。
そういう内容だったんです。

けど、そのことを小糸にはいっさい言わない。
言う必要もない。
無粋。
雛菜も自分だけの独りよがりにならないよう、ステージ案も最終的な判断は上級生である透と円香にまかせた。
ノートを無視してもいいし、提出してもいい。
彼女はノクチルのバランサー。
自分だけが前に出ることは決してしない。
賢いし、強いですよ。

ひとりひとりの個性も性格もバラバラ。
幼馴染、という関係性でなければ友達にすらなっていなかったかもしれない4人。
けど、「だいたい合ってる」
バラバラでそろっている。
ノクチルの関係性を掘り下げた、いいシナリオでした。

小糸にとっては始めて「アイドル」になれたステージだったのかもしれません。
ファンへの感謝は小糸がまとめてくれた。
だからそれでいい。
ありがとう、そして、おめでとう小糸。
が!
今回のシナリオ。
ほっこりと和んだ一方で、危機感も匂わせたな、と。

アイドルはファンあっての存在。
ファンへの想いなくしてアイドルはありえない。
じゃあ円香は?
おそらくこの先のノクチルが歩んでいく中で、ここは一番の亀裂になりそう。
そんな「怖さ」も残りました。
円香はアイドルをバカにしているわけではない。
でなければプロデューサーに隠れてレッスンもやっていない。
生半可な努力じゃ超えられない壁だと分かっている。
そのうえで、「逃げたい」という気持ちを押し殺している部分もあると感じてます。
「わたしたちはどこに向かっているの?」
透についていって見えたサイリウムの波は、まるで海のようだった。
子供の頃に海に行きたいと願った、夢の場所。
けど。
その先に向かっていいのか。
わたしは何をしているのか。

円香が崩れた時、残り3人はどう動くか。
すでに雛菜は警戒しているかもしれません。
勘のいい子ですから。
そして、円香が止まった時、小糸が手をひいてほしい。
幼馴染ではなく、アイドルの小糸として。
少なくとも、ファン感謝祭でみせた小糸の姿、言葉は紛れもないアイドルでしたよ。
とても大きくみえました。
彼女の成長が、円香の救いとなってほしい。
ただの願望、希望。
けど、願わずにはいられないです。

そんな、ノクチル ファン感謝祭の感想でした。
この先のノクチルの輝きも見逃さないよう、これからもプロデュースがんばります。
それでは。
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