2020.08.23[日] 平山笑美さんの2ndアルバムに使われる、写真撮影の現場におじゃましてきました

声優の平山笑美さん。
通称ぴらみさん。
去年、アルバム制作をクラウドファンディングで開始し、3,000万以上の支援を集めて大成功させました。
念願の1stライブも開催し、そこで2ndアルバムの制作も発表。
こちらもクラウドファンディングという形で実施しましたが、前回同様に3,000万突破。
おめでとうございます!
1stアルバムは偶然の産物だとか、奇跡の3,000万超えなんて言わせない!
正真正銘の、ぴらみさんの実力ですよ。
そんな2ndアルバムは、現在完成に向けて制作がすすめられております。
僕は今回は、

「映像プロデューサー」
という形で支援させていただきました。
ジャケットに使われる写真や、カレンダーなどの撮影現場におじゃまできる権利。
また面白い試みですよね。
前回はレコーディングに立ち会える~というプロデューサー権で参加しましたが、いちオタクが絶対に入れない現場を見学できるのは本当にありがたかったです。
あ、前回のレコーディング現場に参加したレポートはこちらです↓
2019.07.13[土] ぴらみさんのアルバムのコーラスとレコーディングに立ち会ってきました
http://canonsnk.blog69.fc2.com/blog-entry-4782.html
もう一年も前になりますが、今でも鮮明に覚えてます。
そのくらい貴重な体験でした。
そしてそして、今回は映像プロデューサーでの参加だったんですが…。
実は先日実施されまして、撮影の方は無事に終了しました。
感想の解禁が23日からでしたので、今日のブログではがっつり参加レポートを書いていきたいと思います。
それではスタート。

今回の映像プロデュースに参加するのは、10人。
コロナの感染予防として密にならないよう、かなり広いスタジオを用意していただきましたが…。
厳しい状況が続く中、安全性を保障できない~ということでZOOMによるリモート参加に変更。
現地にいるのは少数のスタッフさんとぴらみさん。
僕ら参加者は、自宅からモニター越しに見守る内容となりました。
生でお会いできないのは残念ではありますが…
僕は仕事だったので、リモートなのは逆に助かったり。
ぴらみさん「みなさん、今は自宅ですか?」
僕「仕事中です」
ぴらみさん「え!?」
ほぼ休日出勤だったので、大丈夫です。
スマホで接続して、時々眺めるスタイルで参加しました。
ちなみに今回の撮影、
なんと、11時スタート → 21時終了
10時間です。
とても長丁場。
ぴらみさん「撮影現場って………その、地味じゃないですか。退屈じゃないですか?」
と、ぴらみさんも気遣ってくれましたが、結論から言うと
推しの姿は何時間でも見ていられる
と、判明したので、何日でも何年でもいけますね。
10時間とか余裕でした。
仕事もはかどったし。
オタクって便利。

スタジオのイメージは↑こんな感じ。
固定カメラ以外に、スタッフさんがカメラを動かしながらぴらみさんを追ってくれましたので、リモートでも現場の雰囲気や臨場感は伝わってきました。
背中からのアングルや横からなど、写真じゃ見えない角度からもじっくり拝見できたのは貴重。
逆に、写真だととても綺麗なのに、横からみるとシュールなポーズもあったりしましたw
写真のマジックですよね。
これは参加した人だけの特権かも。
いつか完成した写真が手元に届いたとき、「あー、これ決め顔してるけど、あれだよね」とか思い出しながらニヤニヤできそうです。
にしても、リモートだからいろんなアングルから見られたけど、現地参加だったらここまでできなかったかも。
仕事の邪魔しちゃ悪いし、借りてきた猫みたいに部屋の端でうずくまってたかもしれません。
多分、星明子になってたよ。
で、この写真撮影。
驚いたのは進行でしたね。

今回、カレンダーの撮影もありましたので、1月から12月まで四季にあわせた衣装で撮影。
なんですが、背景は合成。
素材となる背景の光源にあわせて、写真ごとにライトをすべて変更。
例えば太陽が左にあれば左側にライトを置くし、前に太陽があれば前にライトを移動する。
シーンごとに、光の強さや明るさが合成した時に違和感にならないよう慎重にセッティングされてました。
僕のイメージだと、カメラマンが指示を出して、ぴらみさんがポーズを決める。
「あー、その表情いいですね~」と、パシャパチャ撮っていくのを想像してたのでビックリ。
やってることはドラマや映画の撮影みたいでしたよ。
事前に「この背景でこういう写真が撮りたい」というコンセプトをはっきりさせておいて、カメラマンはその要求に応えていく。
この流れでした。
なので、別日にぴらみさんと同じ身長のモデルさんも用意してテスト撮影もやっておいたとか。
はー、すごいなー。
ライブって本番前にゲネプロをやるけど、その流れに近い。
写真ってただシャッターを押すだけ~と思われがちだけど、当日の進行をスムーズにしたり、被写体のぴらみさんに負担をかけないよう、ここまで事前準備をしてから挑むんですね。
それでも10時間かかるんですから、撮影って過酷。
だってカメラマンさんは、絶えず撮影→セッティング→撮影を繰り返しているんですから。
見てましたけど、ほぼ座ってなかったですよ。
写真も体力勝負なんですね。
こういう現場を見られるだけでも、参加したかいがありました。

写真の詳細はネタバレになるので、あまり書けないですが…。
全体的に自然体なぴらみさんを表現させてました。
↑のようなソファーに座っての撮影もありましたし、見ごたえのあるカレンダーに仕上がりそうでした。
滅多にやらない髪型もありましたし、ファンのみなさんはお楽しみに。
あ、そうそう。
1月~12月まで撮影するので、当然、冬服もありました。
この真夏に冬服はきつそう。
換気のために入口は解放してるので、クーラーも完全にはきいてないし。
しかも。
別の撮影フロアに移動するために、いったん外に出てる場面もありました。
冬服で!
ぴらみさん「この暑さでこの格好って、頭おかしいと思われる」
外に出るのは一瞬だったとはいえ、こういうのも撮影現場あるあるかもですね。
全然、季節感のない衣装で撮影ってやつ。
世の中のモデルのみなさんの苦労も理解できましたよ。

撮影も順調にすすんで、時刻も夜に。
と、なんだか雨が降ってきたみたい。
リモートなので、参加者によって降ったり降ってなかったりして、地域がなんとかく分かるのが面白かったですねw
なんて笑ってたら、こっちは停電!
真っ暗な職場でエアコンも切れて、僕もキレそう。
けど、今回のリモートがスマホでよかったー。
これがパソコンだったら一発オフラインで、リモート強制終了でしたから。
不幸中の幸いでしたよ。
その後、停電→復旧→停電を4回くらい繰り返して、そのたびに職場のセキュリティが警告ならすので対応に追われてました。
それをやりながら、ぴらみさんの撮影を見学。
なんだこの時間…。
なんとか停電も落ち着いたけど、無駄に疲れましたよ。
が!
そんな疲れも一瞬で消し飛びました。
なんとぉ!
撮影後にぴらみさんと一対一で会話できる時間があったんです。
せっかくの機会です。
どんなこと話そうかなー。
いろんなことを聞きたいなー。

↑話す前のイメージ

↑実際の会話
語彙力!!!
リモートとはいえ、面と向かっての会話とかコミュ障オタクにはハードル高すぎました。
正直、何を話したか記憶にないし。
あ、けど、ひとつこんな質問をしたんですよ。
『2ndアルバムは1stと比べて、ここが違う~とかありますか?』
それに対するぴらみさんの回答は、人や気持ちに寄り添うアルバムになっている、でした。

今回のアルバムのコンセプトが、「季節の移り変わりを12曲の歌で綴る」とありましたが、1年を通してぴらみさんを近くに感じられる。
そういうアルバムになるのかもですね。
コロナによって、直接お会いできる機会が減ってしまったご時世。
それだからこそ、生まれてくる「歌」には意味があると思います。
歌に励まされる、背中を押してもらえる。
そういう力だってあるはずです。
生で聞く機会は難しいけど、CDや配信で歌は伝えられます。
離れていても、近くに寄り添いたい。
そんな願いがこもった2ndアルバム。
ますます完成が楽しみになりました。
ジャケットやカレンダーの仕上がりも期待しつつ、アルバムが手元に届くのを心待ちにしたいと思います。
はい。
以上で、撮影スタジオ参加レポートはおしまいになります。
ぴらみさん、スタッフのみなさん、長丁場の撮影お疲れ様でした。
とても貴重な体験ができました。
ありがとうございます!
それでは。
13:40 Top