2020.07.18[土] シャニマス「G.R.A.D.編」 それぞれのシナリオの感想

今日はシャニマスの話題!
WING編→ファン感謝祭に続く、3番目のプロデュース。
それが「Grand.Repute.AuDition.」
略して「G.R.A.D.」
現在、ストレイライトまでの5ユニットが出そろいましたので、あれこれコミュの感想を書いていきたいと思います。
ただし!
ネタバレが含まれますので、ここから先は「追記」に隠します。
平気だよ~という方のみ読み進めてください。
それでは、スタート。

※ここから先はG.R.A.D.編のネタバレが含まれます。
未プロデュースの方は絶対に読まないでください。
G.R.A.D.編は3番目のプロデュース、ということもあってか、各アイドルがある程度活動している状態からスタートします。
しかも、ファン感謝祭のようなユニットごとではなく、あらためてひとりひとりにスポットを当てた内容。
なので、各アイドルたちが、どこを目指していくのか。
いわば「未来」の物語。
それだけにシナリオ部分はとても注目していました。
そんなシナリオをユニットごとに振り返ってみたいと思います。

まずは、イルミネ。
やはりセンターユニットということもあり、3人のシナリオはどれも「アイドル」と「ファン」に関わるものでした。
自分はどんなアイドルになりたいのか。
あらためて問う内容。
この中で、めぐるだけが迷いなくアイドル活動を楽しんでいるのが特徴的でしたね。
めぐるは過去のふさぎこんでた自分から明るい自分へと成長を遂げています。
283プロに所属する前に壁を一度乗り越えているんですよね。
だから、真乃や灯織と比べて不安や焦りが少なかったのでしょう。
それぞれが、自分の目指すアイドル像を見つける。
そんな3人が再びひとつになった輝きは、どんな色をみせるのか。
アイドル作品らしさを感じる手堅い作りだったと思います。

アンティーカは、それぞれのアイドルごとにシナリオの方向性が違いました。
けど、共通しているのは「自信」かな、と。
恋鐘が一番わかりやすいかな。
あの状態で、自分はアイドルになれるという自信を捨てなかったのは、やっぱり強いですよ。
摩美々の迷い方は、自分の大事なものはアイドルだと自信をもって言い聞かせられなかったことに起因。
咲耶も似てますね。
アイドルとしての自分に自信をもてなかったのが迷いになった。
けど、摩美々も咲耶もそれが悪いことではない。
大切だからこその迷い方でした。
結華は、自己評価の低さ。
それはイコール自信のなさ。
霧子も、あの優しさは自己評価の低さともとれます。
自信。
バラバラのシナリオに見えて、根底にあったのはそれかな。
とても人間味のあるシナリオだと感じました。

次に、放クラ。
アイマスって、意外とファンとの交流って描かないです。
それだけに、ファンへの想い、ファンからの想い、言葉、支え方、いろんな側面がみられたのは新鮮でした。
凛世もシナリオは強烈でしたが、根底にあるのはファンです。
ファンを大切に想うがゆえに、わからなくなってひとりになった。
「あ」をなくしたら、「あ」りがとうも言えないんです。
そのため、最初は共通テーマはファン…とも思いました。
けど、そこじゃないな、と。
放クラは年齢も性格もバラバラな5人が、果穂を中心に集まった戦隊。
だから、バラバラなシナリオこそが共通点だと感じました。
ひとりひとりにスポットをあてると、まったく違う5人だと気付かされる。
それが5人集まる。
強い絆の元に。
どうしてか?
果穂がヒーローだから。
だから中心にいる果穂は、放クラの話がメインになる。
放クラが大好きな果穂。
その想いが、メンバーの魅力を引き出して、ユニットの力となっている。
トップアイドルを目指す夏葉が、放クラのみんなでトップアイドルを目指すと言い切ったのが答えでしょう。

大号泣だよ、こんちくしょー!!
アルストロメリアはなんなん?
薄桃色から卑怯じゃない?
こんなん…。
こんなん…!
3人ともシリアスとかさー、待ってよー。
火力が強すぎて炭になるところだったよ。
実は一番アイドル作品としての王道をやってるのって、アルストロメリアでは?
華やかでキュート全開なユニットなのに、仲間だけどライバルという側面をこんなに見せてくるとは。
メンタルが弱い甘奈と、ここぞで踏ん張れる甜花との対比もよかったなー。
この先、アルストロメリアがどんな光をみせてくれるのか。
楽しみで仕方がないです。

ストレイライトは、ここまで各アイドルごとに異なるテイストでくるとは意外でした。
けど共通テーマは、見せたい自分。
・完璧なパフォーマンスを見せたいし、それはやってるっすよ?と言う、あさひ。
・完璧なふゆで全てを騙してみせるから、あんたは自分の担当を信じなさいという、冬優子。
・完璧な自分を見せるには誰かと永遠に競い続けないといけないことに迷う、愛依。
ファンに何をみせたいか?
そこが共通テーマ。
わりと、アイドルよりもPが苦労する話が多かった気もしますね。
あさひを成長させるために、良かれと思ってかけた言葉が、かえってあさひの足をひっぱる結果となったりとか。
感謝の気持ちを与えたい、その行為は間違ってないです。
このままあさひが走り続けても、残った場所に感謝がなければ道はなくなってしまう。
けど、真正面から伝えても無理。
なら、同じ目線で同じ方向に走らないと。
そこから初めて、あさひだけが見えてた世界も知れる。
異色の3人だから、プロデュースも定番が通用しない。
ファンに見せる顔と、Pに見せる顔が異なる3人。
そこを混同するとノイズが出る。
あらためてこの3人のアイドル像ってなんだろう、と考えさせられたシナリオでもありました。
だから、めっちゃ楽しかった。
わりとこれまでのアイマスの定義をぶっ壊してくれてるのがストレイライトだから、G.R.A.D.でも貫いてきた印象。
迷光であり逆光。
本当に面白いです。
素晴らしいシナリオでした。
さて!
そんな感じに、ざっとユニットごとにG.R.A.D.の感想を書いてみました。
WING編しかなかった頃と比べると、プロデュースの幅がグググ~と広くなって嬉しい限り。
アイドルたちの魅力がさらに掘り下げられた感もありますし。
そして、これに追随してくるのがノクチル。
ファン感謝祭→G.R.A.D.といずれ追加されていくでしょうし、楽しみですよ。
そんな彼女たちの魅力がもっといろんな方に伝わるよう、これからもプロデュースがんばります。
それでは。
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