2020.07.05[日] シャニマス ノクチル「天塵」の考察。キーとなるのは市川雛菜

本日の話題はシャニマス。
現在開催中のイベント「天塵」
ノクチルの初となるイベントコミュです。
このシナリオから、ノクチルの関係性。
キャラの深みが見えてきましたので、今日のブログであれこれ書いていきたいと思います。
なお…。
ネタバレ満載です。
なので、追記の方に隠します。
ネタバレ大丈夫だよ~という方は、このまま読み進めてください。
それでは、スタート。
※ここから先はノクチル「天塵」のネタバレ
また浅倉透のWING優勝コミュが含まれます
未プレイの方は絶対に読まないでください

今回の「天塵」にて確信したことがひとつあります。
それは、市川雛菜こそノクチルの重要人物である。
という部分。
雛菜pSSRのガチャのタイトル、覚えてますでしょうか。
「蒲魚」と書かれてました。
これは「かまとと」と読み、知っているのに知らないふりをして上品に振るまう~という意味があります。
天然キャラにみせかけて、実はすごく計算している。
公式がすでに明言してるんですよ。
雛菜をプロデュースされた方なら、そのセリフや行動から「雛菜はまだ手の内を隠している」と感じたはず。
その片鱗が垣間見えた。
それが「天塵」だったんです。
こちらを考察する前に…。

まず、浅倉透の話から。
ノクチルのメンバーにとって、透がアイドルを始めたのは衝撃だったはずです。
↑ご覧の通り、最初プロデューサーがスカウトした時も、この反応ですからね。
明確な拒絶。
これは幼馴染である、円香、小糸、雛菜も想像できたはずです。
なのにアイドルになった。

理由はプロデューサーが、幼少期に出会った青年だと解ったから。
けど、これはメンバー内の誰も知りません。
大切な幼馴染である3人にすら話せない。
透だけの秘密。
これが3人には「違和感」としてひっかかっている。

なので、プロデューサーと談笑している透を、円香は面白く無さそうにみてる。
あの透がアイドルをやるなんて。
きっとプロデューサーのせい。
透がどこかに連れていかれてしまう。
だからプロデューサーに強くあたるし、不安になる。
けど、
どうしてアイドルを始めたのか。

その肝心な理由を透に聞けない。
言葉を飲み込む。
自分の知らない透を見るのが怖い。
理由を知ったら、今までの関係じゃいられなくなるかもしれない。
だから迷う。
「わたしたちはどこに向かっているの?」
その不安は、他のメンバーも同じ。
透に置いていかれるかもしれないと、焦る小糸。
じゃあ、雛菜は?
能天気で別に何も考えてはいない?
そんなわけがなかった。

みんながレッスンをする中、ひとり帰った雛菜。
これだけ見れば、ただのマイペース。
けど、違う。
透がどうしてアイドルを始めたのか。
みんながひっかかってるけど、聞けないワード。
そこをどうやって引き出すのか。
ここから全ての作戦は始まっていた。

先に帰宅して、ネイル道具一式をもって透の部屋で待っていた雛菜。

そして、透の爪を塗るという絶対に逃げられない状況を作ってから、確信にふれた。
円香でもためらった質問を、ストレートにぶつけた。
いつものようにはぐらかす透。
けど、ネイル中だから動けない。
全部、雛菜は計算してる。

雛菜自身、はっきりと答えが返ってくることは期待してなかったはず。
けど、答えによっては、アイドルを辞めたい~というカードも手札として用意していたはず。
その証拠に、ネットでノクチルがどういう評価をうけているか、全部調査済み。
「知らないけど」と言いつつ、全部読んでるのがはっきりと解る。
答えによっては、このネットの誹謗中傷を理由に、透をアイドルから遠ざけることも想定してたはず。
生放送での失敗は新人アイドルとして致命的。
コミュ内では描かれなかったけど、

予告動画を見る限り、透は始末書を書かされています。
私たちの大切な透にこんなことさせて、アイドルを続ける価値はあるのか。
透自身はどうなのか。
続けたいのか辞めたいのか。
聞きたかったのは、そこ。
いつもの口調だったけど、確信にふれるのは雛菜にとっても緊張したはず。

だから、ネイルもミスりそうになる。
動揺したのかもしれません。

結果的に、透からはっきりとした理由は返ってこなかった。
けど、アイドルになった理由はプロデューサーだろう~という輪郭はつかんだ。

じゃあ、あとはこの干された状況はどうなんだ、という部分。
透は楽しいの?

その質問に透は「楽しい」と答えた。
なら大丈夫。
今はそれでいい。
それなら雛菜も楽しい。
じゃあ、アイドル続けよう。
この一連のシーンから、雛菜も想いや計算高さがすごく伝わってきて、印象的な場面でした。
さらに、小糸と円香にも「楽しい?」と聞いています。
全員が同じ方向に進んでいるのかの確認。
軌道修正ができた。

そんな策士な雛菜ですが、この子はどれくらい透が好きなのだろう。
どれくらいノクチルが大切なのだろう。
その答えもカードコミュでわかりました。

幼少期の4人。
次の日には忘れてそうな約束。
みんなで車を買って、海にいこう。
子供のラクガキのような思い出。
そんな他愛もない会話に、

雛菜は1万円を貯金できる子なんです。
小学生だった雛菜がですよ。

他のメンバーにとっては多くて千円程度の思い出だったのに。
雛菜にとって、この4人でいることへの想いはどれほどなのか。
このコミュから十分伝わりました。

透の楽しいは、雛菜の楽しい。
4人でいることは楽しい。
もしまた壁にぶつかったら?
その時は雛菜は動くでしょう。
透に食い込める、バランサー。
逆に言えば、雛菜が動くときはあらゆる手札をそろえた時。
知らないふりをして、上品に振舞う。
「蒲魚」
したたかな魚は、今日もマイペースに泳ぐ。
4人の海を守るために。

その4つの光に、プロデューサーも目を細める。
これが第一歩。
海から見上げた花火。
花火は夜空の「塵」となって消える。
けど、彼女たちは。

いつか花火よりも輝く夜光虫へ。
その成長と、4人の空気感。
じっくりプロデュースしていきたいです。
というわけで、「天塵」についてあれこれ書いてみました。
今回の考察の結論としては、市川雛菜はやべぇぞ。
これ。
今後のイベントでも、雛菜の立ち回りは注目していきたいです。
それでは。
また浅倉透のWING優勝コミュが含まれます
未プレイの方は絶対に読まないでください

今回の「天塵」にて確信したことがひとつあります。
それは、市川雛菜こそノクチルの重要人物である。
という部分。
雛菜pSSRのガチャのタイトル、覚えてますでしょうか。
「蒲魚」と書かれてました。
これは「かまとと」と読み、知っているのに知らないふりをして上品に振るまう~という意味があります。
天然キャラにみせかけて、実はすごく計算している。
公式がすでに明言してるんですよ。
雛菜をプロデュースされた方なら、そのセリフや行動から「雛菜はまだ手の内を隠している」と感じたはず。
その片鱗が垣間見えた。
それが「天塵」だったんです。
こちらを考察する前に…。

まず、浅倉透の話から。
ノクチルのメンバーにとって、透がアイドルを始めたのは衝撃だったはずです。
↑ご覧の通り、最初プロデューサーがスカウトした時も、この反応ですからね。
明確な拒絶。
これは幼馴染である、円香、小糸、雛菜も想像できたはずです。
なのにアイドルになった。

理由はプロデューサーが、幼少期に出会った青年だと解ったから。
けど、これはメンバー内の誰も知りません。
大切な幼馴染である3人にすら話せない。
透だけの秘密。
これが3人には「違和感」としてひっかかっている。

なので、プロデューサーと談笑している透を、円香は面白く無さそうにみてる。
あの透がアイドルをやるなんて。
きっとプロデューサーのせい。
透がどこかに連れていかれてしまう。
だからプロデューサーに強くあたるし、不安になる。
けど、
どうしてアイドルを始めたのか。

その肝心な理由を透に聞けない。
言葉を飲み込む。
自分の知らない透を見るのが怖い。
理由を知ったら、今までの関係じゃいられなくなるかもしれない。
だから迷う。
「わたしたちはどこに向かっているの?」
その不安は、他のメンバーも同じ。
透に置いていかれるかもしれないと、焦る小糸。
じゃあ、雛菜は?
能天気で別に何も考えてはいない?
そんなわけがなかった。

みんながレッスンをする中、ひとり帰った雛菜。
これだけ見れば、ただのマイペース。
けど、違う。
透がどうしてアイドルを始めたのか。
みんながひっかかってるけど、聞けないワード。
そこをどうやって引き出すのか。
ここから全ての作戦は始まっていた。

先に帰宅して、ネイル道具一式をもって透の部屋で待っていた雛菜。

そして、透の爪を塗るという絶対に逃げられない状況を作ってから、確信にふれた。
円香でもためらった質問を、ストレートにぶつけた。
いつものようにはぐらかす透。
けど、ネイル中だから動けない。
全部、雛菜は計算してる。

雛菜自身、はっきりと答えが返ってくることは期待してなかったはず。
けど、答えによっては、アイドルを辞めたい~というカードも手札として用意していたはず。
その証拠に、ネットでノクチルがどういう評価をうけているか、全部調査済み。
「知らないけど」と言いつつ、全部読んでるのがはっきりと解る。
答えによっては、このネットの誹謗中傷を理由に、透をアイドルから遠ざけることも想定してたはず。
生放送での失敗は新人アイドルとして致命的。
コミュ内では描かれなかったけど、

予告動画を見る限り、透は始末書を書かされています。
私たちの大切な透にこんなことさせて、アイドルを続ける価値はあるのか。
透自身はどうなのか。
続けたいのか辞めたいのか。
聞きたかったのは、そこ。
いつもの口調だったけど、確信にふれるのは雛菜にとっても緊張したはず。

だから、ネイルもミスりそうになる。
動揺したのかもしれません。

結果的に、透からはっきりとした理由は返ってこなかった。
けど、アイドルになった理由はプロデューサーだろう~という輪郭はつかんだ。

じゃあ、あとはこの干された状況はどうなんだ、という部分。
透は楽しいの?

その質問に透は「楽しい」と答えた。
なら大丈夫。
今はそれでいい。
それなら雛菜も楽しい。
じゃあ、アイドル続けよう。
この一連のシーンから、雛菜も想いや計算高さがすごく伝わってきて、印象的な場面でした。
さらに、小糸と円香にも「楽しい?」と聞いています。
全員が同じ方向に進んでいるのかの確認。
軌道修正ができた。

そんな策士な雛菜ですが、この子はどれくらい透が好きなのだろう。
どれくらいノクチルが大切なのだろう。
その答えもカードコミュでわかりました。

幼少期の4人。
次の日には忘れてそうな約束。
みんなで車を買って、海にいこう。
子供のラクガキのような思い出。
そんな他愛もない会話に、

雛菜は1万円を貯金できる子なんです。
小学生だった雛菜がですよ。

他のメンバーにとっては多くて千円程度の思い出だったのに。
雛菜にとって、この4人でいることへの想いはどれほどなのか。
このコミュから十分伝わりました。

透の楽しいは、雛菜の楽しい。
4人でいることは楽しい。
もしまた壁にぶつかったら?
その時は雛菜は動くでしょう。
透に食い込める、バランサー。
逆に言えば、雛菜が動くときはあらゆる手札をそろえた時。
知らないふりをして、上品に振舞う。
「蒲魚」
したたかな魚は、今日もマイペースに泳ぐ。
4人の海を守るために。

その4つの光に、プロデューサーも目を細める。
これが第一歩。
海から見上げた花火。
花火は夜空の「塵」となって消える。
けど、彼女たちは。

いつか花火よりも輝く夜光虫へ。
その成長と、4人の空気感。
じっくりプロデュースしていきたいです。
というわけで、「天塵」についてあれこれ書いてみました。
今回の考察の結論としては、市川雛菜はやべぇぞ。
これ。
今後のイベントでも、雛菜の立ち回りは注目していきたいです。
それでは。
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