2020.04.21[火] 透の依存からの解放、それがノクチルの色となる

今日はシャニマスの話。
新しい第6番目のユニットとして追加された「ノクチル」
プロデュースカードとサポートカードもゲーム内に実装されて、どんな子たちなのか分かってきました。
また、

Febriにて掲載されて、高山Pのインタビュー。
それと、こちらに掲載されたキャストインタビュー。
こうした記事を読むなど、いろんな視点からノクチルを観察。
まだイベントコミュが実装されてないので、はっきりと断言できることはないのですが…。
僕なりに、ノクチルについて見えてきた部分ができたので、今日のブログであれこれ書いていければと思います。
合っている、間違っている〜とかじゃなくて、わからない今だからこそ残しておきたい。
そんな軽めの考察です。
なお、それにあたりブログ内に強いネタバレが発生します。
それでも構わなければ、このまま続きどうぞ。
それでは、考察開始。
※ここから先はノクチルのネタバレが含まれます。
プロデュース前の方は絶対に読まないでください。

まず、センターの浅倉透から。
透明の透の字が名前に使われているくらい、透明感が似合う子。
なんですが…。
プロデュースをして感じたのは、
小学生
これでした。
プロデューサーが渡した日誌の感想は、まさに小学生レベル。
クールに見える言動や佇まいも、言葉が足りない子供のよう。
もしかしたら、彼女はジャングルジムを登ってた幼少期で時が止まっているのかもしれません。

透が何故ジャングルジムにあそこまでこだわるかは分かりません。
最初は登れなかったことが、何かトラウマになっている?
とも考えましたが、プロデューサーの記憶が確かなら登りきっています。
となると、あの時に出会った学生が初恋〜といったシンプルな答えか。
それとも、ジャングルジムは比喩的な表現で、違う世界へと飛び立ちたい変化への葛藤か。

どちらにせよ、あのジャングルジムは透にとって大きな思い出となっています。
その記憶が大きすぎるがゆえに、あの場所から時間が動いていない。
子供のまま。
それが僕が透にいだいた印象です。

次に、透以外のメンバーを見てみましょう。
円香、小糸、雛菜。
この3人から感じたのは、透への強い依存です。
特に円香は、危ないと思ったくらい。
円香のいる場所は透のいる世界。
透以外の世界を知らないし、知りたくもないし、誰も入ってきてほしくない。
彼女にとって透の隣にいることは、かけがえのないもの。
そんな円香にとって、透がアイドルになったのはショックだったはずです。
けど、透を止めることはしない。
透の理解者でありたいから。
気持ちがすれ違うことはやりたくない。
その証拠に、円香は透に「どうしてアイドルになったの?」と聞かないです。
言葉を飲み込んで我慢してます。
自分の知らない透を見たくない。
そういう想いもあったのかもしれません。
透への強い依存。
自分は透の理解者であったはずなのに、アイドルになった透が理解できない。
知らない世界にいってしまうのが怖い。
だから連れていこうとしているプロデューサーを信頼しない。
敵意すら向ける。
私から透を奪わないで、と。

円香がプロデュース後半で見せる本音。
この気持ちは透のことも言っているように感じました。
WINGに負けて、透がたいしたことない、ごく普通の女の子と突きつけられるのが怖い。
私にとって透は特別。
だから、誰とも比較なんかされたくない。
アイドルの世界なんて知りたくなかった。
けど、じっとしていたら透はどんどんのぼっていって、やがて私の「隣から」いなくなる。
それが怖い。
だから、プロデューサーの目を盗んで猛練習もした。
あの行動が、透のそばから離れたくない依存から来ているものだとしたら…。
やはり円香は危ないです。
透が離れていったら、彼女はきっと消えてしまう。
円香にとってアイドル活動は、かなり特殊な事情が絡みます。
そんな彼女が283プロの他のアイドルたちと触れ合うことで、どう変化するか。
その変化を怖いと思わなくなってほしい。
円香に世界の広さを教えてあげたいです。

この透への依存、という点は小糸や雛菜も当てはまります。
透が「行こう」といえばレッスンを切り上げてついていく。
透が「プリンアラモード」といえば、雛菜もそれにならう。
なごやかなやりとりに見えますが、みんな透に依存しすぎている。
透のいる世界しか存在しない。
幼なじみ、という設定の強みもありますね。
普通、雛菜のような性格の子がいたら、早い段階でぶつかる。
それが小学校から一緒となれば、そんな過程はすっとばされてる。
お互いを肯定して全てが動く
これも他のユニットにはない、ノクチルらしさ。
強みでもあるは確か。
けど、同時に弱みでもあるはず。

性格的にアイドルに向いてない小糸も、みんながアイドルをやるから付いてきた。
両親にもだまって。
彼女の場合は透も含めた4人の世界へ依存です。
頭のいい小糸が、両親にばれたリスクを後回しにしてたんですから、相当な依存ですよ。
彼女にとって、4人で一緒にいることよりも大切なことがないのでしょう。
その関係が続いてきたし、これからも続くと疑わない。
透がアイドルになろうとも。
けど。
じゃあ。
透が迷ったらどうする?
透が立ち止まったらどうする?
透が倒れたらどうする?
透の世界で生きてきた3人。
依存してきた3人だからこそ、見せられる輝きがあるのは確かです。
けど、その光の源がかすんだ時。
彼女たちはどうするんだろう?
透明な世界にどんな色をつけるんだろう?

「さよなら、透明だった僕たち」
このキャッチフレーズは、もしかしたら、透の世界から空へと飛び立つ3人のことを表しているのでは?
透明なのは透ではない。
円香、小糸、雛菜の3人。
透以外の色を知らなかった3人が光を受け輝く
その過程こそが、ノクチルの物語となるのではないか。
そう感じました。
透への依存。
そこからの解放。
それが「色」となる。
これが僕なりに結論付けたノクチルの考察です。

ノクチルは本当に特殊なユニットです。
そして、このノクチルを迎え入れるだけの土台を作った、シャニマスの二年も凄いと感じます。
円香の性格を見ればわかります。
あの子を受け入れる場所を二年で作ったんです。
もうすぐ二周年を超えて、三周年に向けて動き始めるシャニマス。
このノクチルと共に、どんな翼を広げてくれるのか。
楽しみで仕方がありません。
新たなユニットを加えたシャニマスを、これからも追いかけていきたいです。
以上、ノクチルの軽めの考察でした。
それでは。
プロデュース前の方は絶対に読まないでください。

まず、センターの浅倉透から。
透明の透の字が名前に使われているくらい、透明感が似合う子。
なんですが…。
プロデュースをして感じたのは、
小学生
これでした。
プロデューサーが渡した日誌の感想は、まさに小学生レベル。
クールに見える言動や佇まいも、言葉が足りない子供のよう。
もしかしたら、彼女はジャングルジムを登ってた幼少期で時が止まっているのかもしれません。

透が何故ジャングルジムにあそこまでこだわるかは分かりません。
最初は登れなかったことが、何かトラウマになっている?
とも考えましたが、プロデューサーの記憶が確かなら登りきっています。
となると、あの時に出会った学生が初恋〜といったシンプルな答えか。
それとも、ジャングルジムは比喩的な表現で、違う世界へと飛び立ちたい変化への葛藤か。

どちらにせよ、あのジャングルジムは透にとって大きな思い出となっています。
その記憶が大きすぎるがゆえに、あの場所から時間が動いていない。
子供のまま。
それが僕が透にいだいた印象です。

次に、透以外のメンバーを見てみましょう。
円香、小糸、雛菜。
この3人から感じたのは、透への強い依存です。
特に円香は、危ないと思ったくらい。
円香のいる場所は透のいる世界。
透以外の世界を知らないし、知りたくもないし、誰も入ってきてほしくない。
彼女にとって透の隣にいることは、かけがえのないもの。
そんな円香にとって、透がアイドルになったのはショックだったはずです。
けど、透を止めることはしない。
透の理解者でありたいから。
気持ちがすれ違うことはやりたくない。
その証拠に、円香は透に「どうしてアイドルになったの?」と聞かないです。
言葉を飲み込んで我慢してます。
自分の知らない透を見たくない。
そういう想いもあったのかもしれません。
透への強い依存。
自分は透の理解者であったはずなのに、アイドルになった透が理解できない。
知らない世界にいってしまうのが怖い。
だから連れていこうとしているプロデューサーを信頼しない。
敵意すら向ける。
私から透を奪わないで、と。

円香がプロデュース後半で見せる本音。
この気持ちは透のことも言っているように感じました。
WINGに負けて、透がたいしたことない、ごく普通の女の子と突きつけられるのが怖い。
私にとって透は特別。
だから、誰とも比較なんかされたくない。
アイドルの世界なんて知りたくなかった。
けど、じっとしていたら透はどんどんのぼっていって、やがて私の「隣から」いなくなる。
それが怖い。
だから、プロデューサーの目を盗んで猛練習もした。
あの行動が、透のそばから離れたくない依存から来ているものだとしたら…。
やはり円香は危ないです。
透が離れていったら、彼女はきっと消えてしまう。
円香にとってアイドル活動は、かなり特殊な事情が絡みます。
そんな彼女が283プロの他のアイドルたちと触れ合うことで、どう変化するか。
その変化を怖いと思わなくなってほしい。
円香に世界の広さを教えてあげたいです。

この透への依存、という点は小糸や雛菜も当てはまります。
透が「行こう」といえばレッスンを切り上げてついていく。
透が「プリンアラモード」といえば、雛菜もそれにならう。
なごやかなやりとりに見えますが、みんな透に依存しすぎている。
透のいる世界しか存在しない。
幼なじみ、という設定の強みもありますね。
普通、雛菜のような性格の子がいたら、早い段階でぶつかる。
それが小学校から一緒となれば、そんな過程はすっとばされてる。
お互いを肯定して全てが動く
これも他のユニットにはない、ノクチルらしさ。
強みでもあるは確か。
けど、同時に弱みでもあるはず。

性格的にアイドルに向いてない小糸も、みんながアイドルをやるから付いてきた。
両親にもだまって。
彼女の場合は透も含めた4人の世界へ依存です。
頭のいい小糸が、両親にばれたリスクを後回しにしてたんですから、相当な依存ですよ。
彼女にとって、4人で一緒にいることよりも大切なことがないのでしょう。
その関係が続いてきたし、これからも続くと疑わない。
透がアイドルになろうとも。
けど。
じゃあ。
透が迷ったらどうする?
透が立ち止まったらどうする?
透が倒れたらどうする?
透の世界で生きてきた3人。
依存してきた3人だからこそ、見せられる輝きがあるのは確かです。
けど、その光の源がかすんだ時。
彼女たちはどうするんだろう?
透明な世界にどんな色をつけるんだろう?

「さよなら、透明だった僕たち」
このキャッチフレーズは、もしかしたら、透の世界から空へと飛び立つ3人のことを表しているのでは?
透明なのは透ではない。
円香、小糸、雛菜の3人。
透以外の色を知らなかった3人が光を受け輝く
その過程こそが、ノクチルの物語となるのではないか。
そう感じました。
透への依存。
そこからの解放。
それが「色」となる。
これが僕なりに結論付けたノクチルの考察です。

ノクチルは本当に特殊なユニットです。
そして、このノクチルを迎え入れるだけの土台を作った、シャニマスの二年も凄いと感じます。
円香の性格を見ればわかります。
あの子を受け入れる場所を二年で作ったんです。
もうすぐ二周年を超えて、三周年に向けて動き始めるシャニマス。
このノクチルと共に、どんな翼を広げてくれるのか。
楽しみで仕方がありません。
新たなユニットを加えたシャニマスを、これからも追いかけていきたいです。
以上、ノクチルの軽めの考察でした。
それでは。
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