2020.01.31[金] ファミ通の『アイドルマスター スターリットシーズン』特集を読んで感じたこと、あれこれ

アイマスが絡んだ時にしか買わない気がする、ファミ通。
なんか買うたびに薄くなってる気がします…。
そんなファミ通の表紙を飾ったのは、家庭用アイマスの最新作。
『アイドルマスター スターリットシーズン』
アイマスとしては初となる、765プロ、346プロ、283プロの事務所の垣根をこえたクロスオーバー作品。
24ページにわたって紹介してくれるというので、さっそく読んでみました。
ふんふむ。
いろいろ書いてあったけど、今作に876プロと315プロの姿がないことについては、しっかりと語られていました。
この文章をあの生放送にてちゃんと言葉で伝えていれば、まだ受け取られ方も違ったかもね。
ピエロになるのもいいけど、笑って誤魔化すのもほどほどに。
現場や上からのしがらみはあるけど、その空気を察してください~ってのは、責任者の態度じゃないから。
あと書いてあったことは、ほとんどがグラフィックのことばっかでしたね。
ミリオンがシンデレラの曲を歌う~ってのもウリにしてたけど、どうやらユニットは固定っぽい。
収録楽曲はすごく少ないでしょうね。
ヘタしたら10曲くらいかも。

グラフィックといっても、PS4の過去2作品は「この程度?」ってレベルだったし、そこを強調されても………うーん。
プラチナスターズとか、さんざんグラフィックを強調しておいて、765プロ全員のライブはリアルタイムじゃなくてムービーだった時はひっくり返ったよ。
しかも処理落ちしてるし。
グラフィックって一番簡単に凄さが伝わる部分だからウリにしがちだけど…。
プラチナスターズをやったら解るけど、カメラアングルとか基礎となる部分が10年前から止まってる。
そのグラフィックで何を表現したいの?というのがまったく伝わってこなかったのが残念でしたね。

僕が当時アイマスに興味をもったのは、まずゲームとしてよくできていたと感じたからなんです。
難しいんですよ、無印のアイマスは。
最初やった時、何もできずにアイドルは引退。
それがとっても好感がもてたんです。
ただのギャルゲーじゃない。
見た目のグラフィックはただのきっかけ。
やれば解る難しさに夢中になれたんです。

いろいろあったアイマス2も、ゲームシステム自体は好きなんですよね。
ただクリアーするならそこまで難しくないけど、全国制覇しようと思うとけっこう大変。
CDリリースを決めて、発売されるまで営業をがんばる流れはよかったなー。
システムでは褒められる作品なんですよ。
ストーリーはうんこオブうんこだったけど。

シナリオだけでいえば、DSは最高峰ですね。
今でもこれを超えるシナリオは、なかなか無いです。
シャニマスくらいかな。
DSを超えるシナリオの強さを見せてくれたのは。
代わりに、DSはゲームシステムがうんこ。
ままないらないものです。

そんなアイマスが、簡単になったのはOFAあたり。
エンドレスプロデュースが始まった作品。
間口は広がったし、今まで敬遠してた方にもオススメしやすい作品。
その代わり、うっすい。
悩む要素ゼロだから、ゲームじゃなくて「作業」。
OFA以降、ライト向けに起動修正されたのが続いている感じなので、今回の「スターリット」もその流れっぽい。
つまんないミニゲームをやらされて、コミュを読むだけの作品。
動画でいいよ。

なんで今のアイマスって、ゲームで勝負しないんだろ。
デレステやミリシタといったスマホゲーが、ちゃんと”ゲーム”として頑張ってる中、じゃあ家庭用ではどうするの?
それの答えがPS4でサイコロ転がすゲームじゃ話になんないでしょ。
この「スターリット」が、そのもやもやを取り払ってくれる作品になるのか。
第一報は何も感じなかったので、この先の情報で期待に代えてくれることを願いたいです。
そんなわけで、今日は「アイドルマスター スターリットシーズン」について、あれこれ書いてみました。
なんだかグチっぽくなったけど、せっかくの15周年記念作品です。
参加キャラとかクロスオーバーとか以前に、ゲームとして地に足のついた作品になってほしいです。
がんばってください!
それでは。
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