2019.06.22[土] 「魔法少女リリカルなのは Detonation」のBDが発売したので、あらためて感想でも

昨年、劇場公開された「魔法少女リリカルなのは Detonation」
こちらのBDが発売になりましたー。
そういや、映画館で見に行った時、どんな感想を書いたっけ?
ちょっと昔のブログを検索してみよう。
2018.10.23[火] 「魔法少女リリカルなのは Detonation」の感想(ネタバレ無し)
http://canonsnk.blog69.fc2.com/blog-entry-4519.html
あ、公開直後だったからネタバレ無しだった。
『またブルーレイが発売になったあたりで書きたいと思います』
なんて、過去の僕からの丸投げなメッセージも書いてあったので、今日はあらためて感想を書いていきます。

この、なのは Detonation
前作の「Reflection」からの続きなんですが、冒頭の1分ほどのあらすじで説明が終わって、
「え?前作ってこんなに薄っぺらかったか?」
と思ったけど、よく考えたらイリスとキリエが地球にカチコミに来ただけだったわ。
薄味。
キャラが増えるだけ増えて終わったので、どう風呂敷をたたむかと思いましたが、しっかりと見せ場を作りつつまとめてくれたんですよね。
面白かったですし。
そんな中から、お気に入りのシーンを振り返ってみます。

隠す気ゼロのラスボス。
山寺宏一さんがモブキャラなハズがないんだよなー。
けど、ケンカ売った相手がなのはさんだったのが運の尽き。
「なんなんだ、あいつは…」
全視聴者の声を代弁してくれてたよ。

途中で出てきたクローンのみなさん。
多分、見に行った人の100人中、150人くらいが思ったと思うけど、

シスターズだったよね、これ。

「科学と魔術が交差する時、物語が始まる!」
今回のなのはも、科学vs魔術の物語だったから完全に一致じゃん。
鎌池和馬先生もビックリよ。

そしてね。
これは笑ったところなんだけど、
シャマル強すぎ
なんかマスターハンドを覚えちゃったんだけど。
この火力で補佐役は詐欺でしょ。

ザフィーラもそれっぽく攻撃してたけど、多分いなくてもよかった。
もうシャマルひとりでいいんじゃないか?

それと、パチモンキャラとは言わせないくらいキャラが立ってた、マテリアル組。

まぁ、正体は猫だったわけなんですが…。
なんか「大きな木の下で過ごした」的なセリフもあったけど、フタをあけてみたら、

ネコタワー
ええ!?
王様!?
まさか、このネコタワーを木だと言い張ってたの!?
可愛すぎかよ!!

王様の株が上がりましたよ。
マテリアル組も守るために戦ってるのがいいんですよね。
これ、わりとなのはシリーズのテーマでもあるのかも。
皆、守るべきもののために戦ってる。

その一方で、戦う理由がピンとこなかったのが、実はなのはなんですよね。
はやてが「施設を壊さないで」と警告してるのに、相手が抵抗をみせた瞬間に破壊してくるなのはさん。
そんな戦闘民族なところがなのはの魅力ですけど…。
どうして戦うかが不透明。
はやても、
「狂気じみた救済への情熱」
と表現しています。
そう。
「狂気」なんですよ。
なのはの行動理念は。

ラストのシーン。
右手を失い、ズタボロな状態で宇宙空間に取り残されます。
こんな状況でなのはは、
「満足」
と口にします。
魔法少女の主人公の姿か?これが。

だからこそ、このシーンが刺さった。
ああそうか。
Detonationは、高町なのはの物語だったんだ。
僕はこのシーンを見て、始めてなのはが好きになれましたし、始めて人間味を感じました。

たくさんの登場キャラクターが、それぞれの正義の元で戦う理由が描かれる中、最後になのはを描いたのは見事でした。
ありがとう。

けど、まぁ…。
そうは言うても、やっぱりなのはは戦ってるシーンが一番魅力的ですけどね!
レイジングハートが「良い知らせと悪い知らせがあります」と言ってきたあと、ちょっと半切れ気味に「良い方!」、「悪い方!」と返してたのは、個人的にも大好きなシーンですw
さてさて。
感想はこのくらいですね。
そんななのはですが、来年1月には15周年を記念したイベント。
「リリカル☆ライブ」が開催されます!
が!
μ'sのライブと被ったー。
なので辞退決定…。
シリアルナンバーがついてきたけど、どうしよ。
行きたい人がいたら、差し上げるとします。
このイベントでまた次の展開が発表される…かな?
期待したいと思います。
というわけで、今日は「なのは Detonation」の話題でお送りしました。
BD好評発売中ですので、どうぞよろしく。
それでは。
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