2019.06.03[月] シンデレラガールズ「U149」5巻の感想。U149の面白さはプロデューサーにある

シンデレラガールズの身長149cm以下のアイドルたちにスポットを当てたコミック。
「U149」
こちらのコミック5巻を購入してきました。
む!
表紙は市原仁奈ちゃんか。
なら、「購入してきた」のではなく、「保護してきた」が正しいな!
む!
どうして僕の両手に手錠をかけますか。

特典CDも仁奈を大プッシュ。
仁奈まつりでごぜーます。
仁奈ちゃんの親権者はお見逃しなく。

それで、今回の5巻を読んでてあらためて思ったことがあります。
この作品って、プロデューサーのキャラクター造形が上手だったから成功したのだと。
嫌味がないんですよ、プロデューサーに。
このプロデューサー像じゃなければ、U149はここまで面白くならなかったのでは?
と感じます。

確かにメインは子供アイドルたちです。
けど、この作品の見所って、ただ子供たちがわいわいやるだけでしょうか。
それもあるけど、全てじゃない。
頑張る子供たちを見て、大人がどう動くか。
そういう作品だと思ってます。

プロデューサーは子供がもつ可能性と、子供から逆に教えられることも理解してます。
だから、この頭を下げるシーンはグッときた。
年齢なんか関係ない。
相手は大切な担当アイドルたち。
真剣に向き合った結果の姿。
だから、大人が子供に頭を下げる行為になんの軽蔑も浮かばない。
むしろ、かっこいい。
子供に頭を下げられる大人がどれだけいるか。
このプロデューサーだから面白いし、応援したくなるし、感情移入もできる。

U149は大人組の描き方がとにかくいい。
子供が主役だからこそ、それに対して大人はどう動いたかが重要。
これがU149の面白さを跳ねあげているんです。
ただ子供がはしゃいでる漫画だったら、きっと5巻まで続いてなかった。

子供なのに〜とか、子供のくせに〜じゃない。
同じアイドル。
彼女たちの輝きを受けて、周りも動きだす。
その連鎖がU149の物語となっているんです。
本当にオススメできる作品ですので、もっとたくさんの方に読んでほしいですね。
最新話は土曜更新のサイコミで読めますので、お見逃しなく。

そんな5巻ですが、ひとつだけ気になったところ。
U149はアニメ版ともデレステとも違う、パラレルなシンデレラガールズです。
けど、このニュージェネのデビュー条件が路上ライブって、以前に連載されてた「シンデレラガールズ ニュージェネレーション」と被るんですよね。
もしかして、U149の世界観って、コミック版同士で繋がってる?
あれ?
これもしかして前からでした?
僕が気付いてなかっただけかも。

単行本自体がわりと前なので、今度読み直して確認してみるとします。
あ、こちらのコミックもオススメなので、もし知らなかった方はこっちも是非!
よろしくお願いします。
それでは、今日はここまで。
U149コミック5巻の感想でした。
20:44 Top