2018.11.26[月] 怜-Toki-第27局とシノハユ第62話の感想。 第62話ではなく、第62羽が相応しい

ビッグガンガン購入。
目的は咲-Saki-のスピンオフ。
さっそく感想です。

まずは「怜-Toki-」
第27局「首飾②」
竜華の回想が続いてますが、こうして客観的に見てると竜華のストレスが伝わりますね。

一番の不幸は、周りが竜華の異常に気がついていないところ。
本人も気付かせないよう仮面を被り続けてるから、これは竜華自身が望んだ環境ではあるけど…

ハムムがきっかけで、仮面にヒビが入ったイメージ。
それが竜華にとって、いいことなのかは別として。

母親にとって竜華は優等生。
だけど、さすがに違和感は覚え始めたか。
大切にしてたペットを自分のせいで死なせたのに、笑顔でいる娘はむしろ怖いはず。
竜華は何かに依存しないと自分を保てなくなっているとしたら、ハムムの次が怜なのか。
回想シーンはしばらく続きそうですね。

お次は、シノハユ。
第62話「鳶目」。
また難しい漢字のタイトルですね。
「えんもく」と読み、意味は
『鳶 (とび) の目。転じて、よく見える目。他人の欠点などのよく見える目』
です。
今回のエピソードにぴったりのタイトルですが…。
ここで気付きました。
咲-Saki-は、第○局と、麻雀にちなんで話数に「局」を使います。
けど、シノハユだけは第○話と「話」を使います。
なんでだろ?
と思ってましたが…。
「話」は「わ」と読みますよね。
「わ」って「羽」とも変換できますよね?
つまり、第○話という表記は、第○羽という意味も込めているのかもしれません。

羽は慕の象徴。
今回、この描写がとても印象的でした。
天へと飛翔し、まだ「会ったことのない、やがてプロになる雀士」たちを感じとった。
これ。
ものすごく意味のあるシーンに思えます。
だって、慕はあらゆるプロ雀士たちと共鳴してるということですから。

そこからの慕の反撃。
喜ぶメンバーたち。
けど、杏果だけはやや冷めた反応。
仲間でもあり、ライバルでもある慕に、やや想うところがあるのか。
それとも別の理由か。
今回、慕の秘めた強さが垣間見えましたが、疑問も増えた不思議なお話でした。
羽と慕の関係。
まだまだ秘密がありそうです。
と、どちらも作品も次回への布石を残しつつ終了。
こらまた、来月まで生殺し…。
ともかく、楽しみに待つとします。
以上、ビッグガンガンの咲-Saki-スピンオフの感想でした。
それでは。
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