ホッパーの日記

格ゲーをやりつつ、アニメとかゲームとかオタクトークを書いてます 

2017.10.01[日] Episode of Jupiterの放送にあわせて、改めて9.18事件について語ってみる

EOJ

 男性アイドルを描いた作品「アイドルマスターSideM」
 こちらが10月からアニメ放送されるのですが、それに先駆けて第0話が放送。
 
 その名も、

『THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter-』

 アニメ アイドルマスターでも登場した男性3人ユニット「ジュピター」。
 彼らが961プロと喧嘩別れしたあと、どうなったか?
 その後を描いた作品で、時系列的にはアニマス→劇場版アイマスの続き。
 実質、アニマス3期ともいえます。

 どんな内容かと楽しみに視聴開始。

ファスライ

 めっちゃいい。

 木星いいよね。
 いい。

 これまでのアイドルマスターが、アイドルたちの心のあり方について描いてたのに対して、ジュピターは気持ちだけではどうにもならない、物理的な問題が壁になってたのが印象的でした。
 女性と男性との描き方の差。
 SideMの方向性がみえた0話でもありましたね。
 シリアスが強くなりそうですけど、そもそもSideMのアイドルって、姉が死んでるとか、友人が死んでるとか、前提がハードモードなんですよ…。
 社長があんな性格だから変に暗すぎることにはならないとは思いますが、この先の物語に期待がふくらむエピソードでした。
 最高。

ジュピター

 さて、そんなジュピターの再スタートが見られたところで、ちょっと昔話でもさせてください。
 彼らが始めて世間に発表された、7年前のこと。

 2010年9月18日

 東京ゲームショウでの出来事。
 僕も当時、ゲームショウにいて発表の現場に立ち会ったので、リアルタイムの証人です。
 後に9.18事件と名付けられた炎上騒動。
 
号外
 
 ちょうどあの頃は「オワコン」というネットスラングが流行っててね。
 終わったコンテンツ、略してオワコン。
 アイマスはオワコンの象徴として、たくさん炎上しましたよ。
 そんな9.18事件の話題が、最近、ポツポツ見かけるようになりました。
 説明すると、なんだその程度のこと~という反応ばかり。
 うん。
 そうなんですよ。
 9.18事件と評しましたが、振り返れば「その程度」なんですよ。
 ある意味、それって一番幸せなこと。
 当時の自分に「アイマスは大丈夫だから」とDメールでも送りたいところです。

 ただ、最近の9.18事件の話題を見てると、わりと触れられてない部分もあるので補足したいと思います。
 なんで、当時はこんなにも炎上したのか。
 火種は、何も男性アイドルの参加だけではないんですよ。

雪歩の声優

 萩原雪歩の声優交代。

 9.18事件の二ヶ月前。
 長く続くアイドルマスターの歴史の中でも、キャストの変更はこれだけ。
 大きな波紋を呼びましたよ。
 
 新作の発表もあり、アイマスは次のステージへと進んでいく。
 その一方で、変わっていくのもあった。
 それをどう受け止めていくのか。
 ファンの中でもモヤモヤが出始めたところだったんです。
 その矢先に発表されたのが、

・男性アイドルの参加
・亜美、あずさ、伊織、律子のプロデュース不可
・律子はアイドルから事務員へ
・票が多かったユニットが新曲をフルで歌えるAKB商法

 これを一度にやったのが9.18事件。
 元々、火種があったところにこれだけ燃料を放り込まれたら、そら爆発するよ。
 
 爆発というか、困惑も強かった。

 運営はアイマスをどうしたいのか解らなかった。

 このすれ違いが、公式からしっかりとした説明もないまま続いてしまった。
 だから9.18事件だけを見れば「その程度」なんですけど、その前後からずっとモヤモヤが続いていったのが一番の原因なんですよね。

れおん

 その後、発売された「アイドルマスター ワンフォーオール」では、

・ライバルキャラは女性
・亜美、あずさ、伊織、律子プロデュース可能
・律子を事務員からアイドルへ

 ユーザーの声に応えて作りました!
 と、展開してきた時は苦笑しかなかったですよ…。

 マイナスになったのをゼロに戻しただけじゃん。
 運営がこれを出したってことは、「アイマス2の展開は失敗でした、ごめんなさい」と暗に認めたようなものですからね。
 かっこ悪い。

 だから、個人的には男性アイドルがどうこうよりも、「社内でも揉めてるな~」ってのが露呈したし、運営側のバタバタにユーザーが振り回されるのが嫌だったんですよ。

シンデレラ

 と、まぁ、9.18事件についてあれこれ語ってきたわけですが…。

 実は、この出来事がきっかけで生まれたコンテンツがあるんです。
 ご存知の方はいるかな?
 9.18事件がなければ、シンデレラガールズは生まれなかったことを。
 
 ソースは、これ↓

『アイドルマスター』10周年を石原D(ディレ1)と振り返る。これまでのライブイベントの深いところに迫る
http://dengekionline.com/elem/000/001/189/1189870/

 この記事。
 実はとっても重要。
 9.18事件について、プロジェクトのトップが語った貴重な内容です。

 アイマス2の展開については、(元)総合ディレクターの石原さんの中でも迷いはあった。
 結果、ああなった。
 
『僕の中では“自分が納得しないことはやらない”と決めた、すごく大事な心に残るイベントです』

 と語ったあたり、いろいろ吹っ切れたイベントでもあったのかな。
 面白いのは、その次のくだり。

『後のシンデレラガールズの企画発足時、企画してくれていた清水くんと2人で上の人に企画書を見せた際「売れない」と反対されましたが、そのまま作ったりしましたし(笑)』

 いや(笑)じゃないでしょww
 石原さん、あんたすげぇよ。
 迷いがあったからユーザーに誠実に想いを伝えることができず炎上した。
 なら、もう自分が信じた企画を突き通す。
 シンデレラガールズの完成。

 確かに、シンデレラって無茶なスタートだったんですよ。

・アイマスをモバゲーにするよ!
・新キャラを100人追加するよ!
・最初のイベントの上位はサンタクロースです!

 頭のネジが全部ふっ飛ぶ設定ですよ。
 9.18事件よりも炎上することはないだろう→じゃあ好き勝手にやるね→大ヒット

 ある意味、クリエイターとしては冥利に尽きるのかなー。
 好き放題やった作品の方が受け入れられたって流れは。

 そして、このシンデレラガールズの成功が自信につながった部分もあると思います。

ジュピター

 ジュピターの再始動。

 迷うことなく、男性アイドルを突き通して生まれたのがSideM。
 そう感じてます。
 
 時間はかかりました。
 けど、運営はジュピターを見放さなかった。
 では、どういう戦略で売り出すか?
 
 ここで、運営がしたたかだな~と思ったのは、9.18事件を美談に変えたところ。

 当時、大きく批判されたジュピター。
 彼らが逆境の中で立ち向かい、新しいステージで羽ばたく。
 そんなサクセスストーリーに変えてきた。

 正直、うまいと思いましたよ。
 当時の失敗すらも予定調和みたいにイメージ戦略として使ってきたのは。
 
理由があってアイドル

 SideMのキャッチコピーの「理由あってアイドル」って、ある意味、風刺が効いてるのかもね。
 そんなところからも吹っ切れて作った感がしますよ。
 
 そんなSideM
 面白そうじゃない?
 今になって9.18事件が話題にあがるのも、きっと予定調和だよ。
 それも戦略として利用してるの。
 プロデューサー同士の

「9.18事件って何?」
「あれはこうなんだよ」
「いや、それは違う、こうだよ」
「今のPは知らんでええ…」

 そんな物議も追い風。
 うまいです。
 したたかです。
 歌マスの歌詞にもありますよね。

『うぬぼれとか したたかさも必要』

 あ、あれ女性アイドルの歌詞だったわ。
 けど、気持ちは一緒。
 
 9.18事件を踏み台にして飛び立つ彼らの姿。
 ご丁寧にアニメで見せてくれるんです。
 楽しみですよ。
 きっと、文句を言いながら、何故か全話見てくれる熱心なユーザーもいるでしょうし。
 理由ありで誕生したアイドルたちが、どんな答えを出すのか。
 見届けていきたいです。

7年前
 
 この先も、運営のやり方にモヤモヤすることもあるでしょう。
 それも予定調和に変えてくるネジのふっ飛び方をするなら、アイマスは大丈夫。
 好き勝手に作ってくれていいですよ。
 僕らも言いたい放題に言いながら付き合っているのが、今のアイマスですから。
 なーに、9.18事件と比べれば今の細かい揉め事なんてそよ風ですよ。
 理由あってプロデューサー。
 吹っ切れてるのは、こっちも同じだよ。

 
 そんなわけで、TVアニメ「アイドルマスターSideM」は10月7日より放送開始です。
 盛り上がってほしいので、みんな見てくださいね。
 以上、ただの番宣ブログでした。
 それでは。

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格ゲーサークル「キャノン」の管理人です。
咲-Saki-とミンゴスを応援しつつ、アイマスを本業してます。
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