ホッパーの日記

格ゲーをやりつつ、アニメとかゲームとかオタクトークを書いてます 

2017.09.17[日] 映画「この世界の片隅に」Blu-ray&DVDが発売。戦争が日常だった史実

映画「この世界の片隅に」

 映画この世界の片隅に

 こちらのBlu-ray&DVDが発売になりました。
 見たことはなくてもタイトルは聞いたことがあるのではないでしょうか。
 当時、映画館で見て感銘をうけた作品ですので、こうしてパッケージ版を手にして安心した気持ちになりました。

戦争が日常

 この映画って、どんな作品?
 と聞かれると、けっこう難しいです。

 テーマとしては、いわゆる「戦争もの」。
 第二次世界大戦の日本を描いた作品。
 なんだけど…。
 それだけで片付けられない。
 すごいと感じたのは、戦争を否定も肯定もしていないところ。

 戦争が日常になっている

 生活の中に戦争がある

 それだけ。

 たまたま戦争がある時代に生まれたひとりの女の子が成長していく過程を、じっくり描く。
 それだけ。

 だから怖くもありましたよ。
 

戦争が日常

 僕らにとっては異質に見える光景も、当時の方にしてみれば日常。
 それが良い悪いとかではない。
 日常風景だった。

 だから怖い。

人が死ぬ

 道端で人が死んでいても大騒ぎもしない。
 日常風景だから。

原爆

 広島に落とされた原爆。
 そんな大事件も、
 
「あれは何かな?」
「広島に新型爆弾が落ちたそうよ」
「へー」

 そんな日常会話のひとつになっている。
 戦争が生活の一部となってる人にとっては、当事者でもない限り世間話だけの出来事。
 何も知らされていないのだから。
 数キロ先で、14万の人々が死んだことなど想像もつかない。
 だから怖い。

終戦

 終戦の放送。

「これは負けたってこと?」

 困惑する人々。
 これが当時の国民の反応。 
 後に教科書で習うような出来事が、淡々と描かれる。

戦争

 戦争を否定も肯定もしない。
 ただ、その時代に生きたひとつの家族を描いているだけ。
 だからこそ、異常なまでのリアリティがあった。
 それが何ともいえない気持ち悪さと怖さに感じたんです。
 
戦争

 この作品を例えるなら、「朝の連続ドラマ小説」みたいといえば何となく伝わるかな。
 あの作風に近いです。
 むしろ、実際に連ドラで放送されてもおかしくない内容でしたし。

アニメ

 なら、どうしてアニメにしたの?
 と思われるかもですけど、元々の原作がマンガなんですよね。
 過去に実写ドラマ化もされた作品ですけど、原作に沿うならアニメは正しい選択。
 むしろ、アニメという温かみのあるタッチだからこそ、より戦争の描写が異物のように感じました。
 だからこそ、心に刺ささった。

 この作品を完成までこぎつけたスタッフの熱意は、これから先もずっと評価されてほしいです。
 
特典

 今回のパッケージ化にあわせて、特典ディスクも作られました。

特典

 現地での撮影風景や、授賞式の様子などなど。
 すずを演じたのんさんのインタビューもあり。
 
 これの他にアマゾン限定で、さらに特典ディスクがついてきました。
 なんだろ?
 と思って再生してみたら、

のんさん

 のんさんのアフレコ映像か!

 ここにカメラが入るって新鮮ですね。
 貴重な映像ですけど、これをアマゾン限定特典にするメーカーの戦略。
 戦争は終わっても、企業による熱い販売戦争は続いているんですね。
 うん、まったくうまく言えてない。
 今の一文はいらなかったわ。


 そんな「この世界の片隅に」
 見ると人を選ぶ作品だと思いますが、面白いor面白くないとかは別に、死ぬまでに一度は見てほしい。
 という作品です。
 物語ではなく、史実。
 戦争が生活の一部だった時代の家族。
 その姿を、たくさんの方に受け止めてほしいです。
 
 
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