ホッパーの日記

格ゲーをやりつつ、アニメとかゲームとかオタクトークを書いてます 

2017.07.10[月] シンデレラガールズ5thツアー幕張公演の感想。自分の歌が嫌いな子がいたんですよ


 自分の歌が嫌いな子がいたんですよ。

 人前でなんて、とても歌えない。
 きっと音を外すから、自分だけ口パクでやりたい。
 CDの歌は作られたものだから。
 
 自分の歌が嫌いな子がいたんですよ。

 出来て当然の事が、全然出来ないと泣いていた。
 ガチガチに震えて。
 声もうわずって。
 笑顔も引きつっていた。
 
 自分の歌が嫌いな子がいたんですよ。

 演じるキャラは完璧で理想的。
 けど、憧れを抱くほど自分との差に苦しんだ。
 自分のせいでキャラの魅力が下がるのが怖い。
 責任と重圧。
 
 自分の歌が嫌いな子がいたんですよ。

 あれから5年。
 その子は、幕張メッセという大ホールでセンターとしてステージに立ちました。
 満面の笑みで。
 堂々と先頭を歩いて成功に導いた子。
 

 佳村はるかというんですよ。

 
るるきゃん

 ここで、ひとつ夢の無い話しをしましょうか。

 声優をステージに立たせる行為に何の意味があるのか?って話です。
 
 アイマスのライブって、ざっくり言えば「声優のカラオケ大会」です。
 ただ、それだけ。
 キャラクターがそこにいるわけじゃない。
 演じてる中の人が、変わりに歌って踊ってる。
 ただ、それだけ。

 けど、なんででしょうね。

 終演後にライブの光景を思い出すと、キャラクターで脳内変換できるんですよ。
 
 なんででしょうね。

 終演後は、担当アイドルのことはもっと好きになって、意識してなかったアイドルには興味がわくんですよ。

 きっとそれは、声優さんは自分の演じているアイドルを誰よりも愛していて、誰よりも理解しようと努力して、誰よりも輝けるよう表現するから。
 本気の感情でぶつかって生まれた時間。
 この瞬間しか見られない光。
 その一瞬一瞬の輝きに立ち会えているんです。
 伝わらないわけがない。

幕張公演
 
 ステージに立っているのは、声優。
 けど、誰よりもキャラクターのそばにいる存在。
 
 だからこそ、努力する。
 自分の演技によって、アイドルたちの魅力が伝わるように。
 だからこそ、恐怖する。
 自分の演技によって、アイドルが評価されることに。
 
 その重圧の中、転びながらも前に進み続けてきた。
 自分の歌が嫌いだと泣いていた子が、今はこの曲を美嘉だったらどう表現するだろうと考え、少しでも近付けるよう磨き続けてる。
 自分は美嘉ではない。
 けど、美嘉を表現できるのは自分しかいない。
 
 そんな子が、幕張メッセというアイマスにとって大切な場所で、センターを任された。
 コンテンツの中心アイドルである、凛と未央がいたのにも関わらずだ。
 この意味。
 
 
 キャストさんの成長とキャラクターの成長とのリンク。
 それがアイドルマスターにおける、表現の一環。
 だとすれば、シンデレラガールズというコンテンツにおいて、佳村はるかさんは筆頭。 
 彼女の姿そのものが、もうひとつのシンデレラストーリーです。
 
 噛み締めるように声を出した「これからもアイマスですよ、アイマス」というセリフ。
 たくさんの想いが身体を駆け巡ってたことでしょう。
 その一方で、『自分の思うセンターにはなれなかった』とも語っていました。
 けど、その言葉こそがセンターに相応しいです。
 だから周りが支えるし、センターはより高みを目指す。
 だって、先頭が満足して止まったら後ろも全部止まるでしょ?
 もっと先を目指すべき。
 それを実感できたというのなら幕張公演は大成功ですし、そんな背中を見ていたメンバーの想いも強くなったはずです。

 おめでとう。
 またぐっと美嘉に近付けたね。
 
 そして、ありがとう。
 おかげで美嘉のことがもっともっと好きになれました。





 たくさんの想いを乗せた馬車は、次の福岡に向けて出発しました。
 今度はどんな奇跡の瞬間に立ち会えるのか。
 次は、どんなアイドルの魅力に気付けるのか。
 新人もベテランも一緒に手をとりあって歩んでいくパレード。
 最後まで見届けていきたいです。



「追記」
5年前の佳村はるかさんのブログをリンクしておきます。
是非、当時の彼女の気持ちを知ってください。
スペシャルパーティー☆(恐怖の長文です。)2012年12月29日(土)
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