2017.02.08[水] OVA「クビキリサイクル」3巻の感想

OVA「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い」(公式サイト)
物語シリーズでお馴染みの西尾維新先生のデビュー作。
それをOVAにして毎月発売!
…のハズが、一ヶ月遅れてようやく3巻の発売となりました。

陸の孤島。
二階の外から開けられない窓。
そんな部屋で、

首なし死体が発見されたのが2巻までのあらすじ。

この事件に巻き込まれた、天才と凡人。

犯人探しという不毛な魔女裁判の始まり始まり、と。
このノリがほんとダンガンロンパっぽい。
けど、違うのは「主人公は別に犯人を特定する必要がない」ところと、この作品は「会話」を楽しむところ。
いや、会話というより戯言か。
戯言遣いの凡人が語る、首切り物語。

それをサポート(?)する、青色のサヴァン。
フランス語で“賢人”
悠木碧さんの飄々とした演技も相成って、殺人事件が「誰が冷蔵庫のプリンを食べたか」レベルの雰囲気にしか感じられないのも面白味。
なんだけど、
いかんせん30分しかないので、あっという間に終わるのがもどかしい。
まったく事件も解決してないしね。
そこはOVAの弱点なんだけど、だったらじっくり味わえばいいだけ。
たまに発売するBDを買って、30分の戯言を聞いておしまい。
今年の楽しみのひとつと思えば、悪くないです。

そんなクビキリサイクル。
OVAってテレビ放送版と比べてニーズってどうなのかなーと思ってたけど、1巻が2万本売れてるので重要はしっかりあるっぽい。
それでも知らない人も多そうなので、オススメしておきます。
第4巻は、22日発売。
忘れないようにメモメモ。
以上、クビキリサイクル3巻の感想でした。
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