2016.11.02[水] 化物語の原点「クビキリサイクル」 OVA1巻の感想

OVA「クビキリサイクル」。
ちょっと前に購入してたけど、本日、ようやく視聴できました。
というわけで、今日はこちらの感想です。

この作品。
いったい何かというと…。
「化物語」というアニメがありますよね。
あの作品の原点というべき作品が「戯言」シリーズ。
こちらを映像化したもの。
例えるなら、月姫のあとに空の境界をアニメ化したじゃないですか。
あんな感じ。
え?
月姫はアニメ化されてない?
そうだったな。
うっかりしてたわ。
カレーがスパゲティに…。
ぅ…頭が…。

では、さっそく再生ー。
第1巻は27分。
TVアニメ1話分くらいのボリューム。

↑この子が主人公。
名前は「ぼく」。
というか、名前は不明。
彼が語り部となって、物語が進行。

舞台は、どこかの離れ小島。
ミステリーの王道ですな。
島にはでっかい屋敷があって、↑この方が主人。
実家を出禁くらって、離れ小島に島流し。
出られないので、なら世界中から「天才」を呼ぼう。
という発想で、屋敷に同居させた流れ。

集まった5人の天才と、おまけと、メイドさんたち。
天才を集めて同居。
ダンガンロンパか。
殺人事件でもおこるのかなー。
と思ったけど、やはりというか、内容は「語る」だけ。

化物語の原点ともあって、基本は「ぼく」と天才たちとの会話劇。
ただ、物語シリーズと違うのは、聞き手も語り手も「天才」だということ。
だから、かなり視聴者置いてきぼり感がハード。
そう思うと、物語シリーズってかなりライトにアレンジした作品なんですね。

そして、置いてきぼりのまま1話終了。
ぇー。
見終わったあと思わず
「なんだこれ」
って、リアルに声出してたよ。
けど、27分が一瞬だった。
この感覚は、始めて化物語を視聴した印象に近いかも。
「なんだこれ」
けど、気が付いたら見入ってた。
つまり、面白いってことなのか。
それすら解らない。

この1巻は完全にキャラ紹介だったので、ストーリー自体はまったく進んでないです。
だから、これだけでは判断できないのも当然。
「のんびりやろうや」って、そういうことかい。

さきほどダンガンロンパみたい~といったこと書きましたが、実際、密室殺人事件がおきるそうな。
となると2巻以降から本番。
次巻は11月30日発売なので、ちゃんとした総評は2巻からかな。
とはいえ2巻見ても「なんだこれ」になってる可能性もあるけどw
まともな作品じゃないことくらい解ってますから。
そんな「クビキリサイクル」。
人を選ぶ作品ではあるけど、化物語がイケる人だったらオススメできる内容かと。
恒例のキャラクターコメンタリーもありますしね。
2巻以降も楽しみにしたいと思います。
それでは、以上、戯言シリーズ「クビキリサイクル」の感想でした。
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