2016.05.26[木] バトンをつなぐ重さを知る、シノハユ第33話「中堅戦」感想

表紙がシンプルゆえに雑誌コーナーで見つけ辛いビッグガンガン。
今月も咲-Saki-目的で購入。

シノハユは第33話「中堅戦」。
主人公の慕が中堅?
と思ってたけど、読み終わって「なるほど」と納得。
今月は読み終わったあとの余韻が重かったですね。

中堅は、先鋒からつないできたバトンを受け、大将へとつないでいく大事なポジション。
そこに立って始めて気付いた、自分だけの点数じゃない怖さと、次へつなぐための責任。
慕が涙したシーン。
彼女は個人戦ならどんな試合でも「楽しかった」と言うハズ。
そんな慕が、泣いた。
自分に対してではなく、チームメイトを想って泣いた。
この意味は大きいです。
こういった経験が、いつか描かれるであろうインターハイへの布石になるのかもですね。

そんな慕も能力はさすがに有名になってきたのか、鳥使いの愛称まで登場。
ママハハ!
鳥は空を飛ぶため「地上と天空をつなぐ使者の象徴」なんて意味もあるとか。
そういう視点でみると、慕が中堅にいるのも面白いですね。
慕の涙を受け取って、続く副将戦。
楽しみです。

そんな中堅戦でしたが、相手キャラもわりと個性豊かでしたね。
この子も、いい顔してたなー。
一発でSSRひきあてた僕もこんな顔してたよ。

このセリフもじわじわ来たんですよねw
焦ったときなんかは、「待って待って」と言うじゃないですか。
それなのに「待てまて、待って」ですよ。
「待ってまて」なんて単語、普通は出てこないよw
これも、あぐり節なんでしょうか。
さすが。
こういう細かいところも含めて、今月も読み応えありました。

そんなシノハユの余韻を1ページ後に空気ごと変えてくれた「咲日和」。
なごむわー。
ビッグガンガンは咲-Saki-の連載が2つもあって、お得ですね。
なんて思ってたら、

次号より、新たな連載がスタート!
その名も「怜-Toki-」
まさかビッグガンガンで一気に3本の咲-Saki-コミックが読める日がくるとは。
怜って、わりと阿知賀編でもたくさん語られたキャラだし、アニメ版でも途中から「咲-Saki-じゃなくて怜-Toki-たよね」なんて言われたくらい活躍した子。
それなのに、さらに掘り下げてくるか。
このタイミングでスピンオフを増やすということは、咲-Saki-本編やシノハユとも関係する流れだったり?
どんな物語になるか解りませんが、ビッグガンガンで愛読できる作品が増えてくれるのは大歓迎。
次号を心待ちにしたいと思います。
てなところで、以上、シノハユ第33話「中堅戦」の感想でした。
それでは。
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