2016.03.30[水] 前作の不満点がいっさい無くなった「初音ミクDIVA-X」

ボーカロイドの音ゲーとして有名な「初音ミク -Project DIVA-」シリーズ。
こちらの最新作が先日発売になりました。
タイトルは「初音ミク -Project DIVA- X」。
何が「X」なのかは解りませんが、PS4の前にまずはVITA版が発売。
さっそく購入してプレイしてみたわけですが…。
面白い!
いや、ほんとに。
こんな小学生みたいな感想しか出てこないくらい、面白い!
で。
どこが面白いかといいますと、

前作のF2にあった「リンクフリップ」。
これが無くなりました!

さらに、前作のF2にあった「ダブルフリップ」。
これが無くなりました!

さらに、今作からはスクラッチがアナログスティックにも対応。
画面をタッチしなくてもOK!
ね。
面白いでしょ!
え?
この説明じゃぜんぜん解らない?
そうだなー。
KOFで例えると、99からストライカーシステムを導入したけど、不評だったので98のシステムに戻しました。
という流れ。
ね。
面白いでしょ!
というか、やっぱり前作の新システムは不評だったんじゃないですかー。
ばっさり無くなったところを見ると、ついにメーカーも認めたってことですよね。
だが、それでいい。
いい決断です。

あと、ハードをクリアーしなくてもエクストリーム難易度を最初から選べるようになりましたね。
これ、地味に嬉しいです。

あと、なんちゃってストーリーモードが追加されたけど…。
本当になんちゃってなので、これは別にいいか。
けど、こういう物語性を盛り込むのって、意外とやってこなかったので、方向性としてはアリかも。

と、開幕から絶賛のDIVA-Xですが…。
もちろん不満点もあります。
DIVAシリーズといえば、美麗な演出とセンスが光るミュージックビデオが見所でしたが、今作では演出面は縮小。
どの曲を選んでも、ステージの上で踊るだけになりました。

芸術ともいえる楽曲演出が無くなったのは、本当に残念。
これぞプロの映像だと感心してましたし。
けど、凝りすぎて赤字になる~なんて話もありましたし、ビジネス的な視点からいうと仕方がないことかも。
それに、ただ無くなったわけではないです。
できないなら、できないなりに、何をできるようにすればいいのか。
そういった工夫が随所にみられました。

ステージ中に衣装が変わって、新しいモジュールを取得する~という流れは画期的だし、何よりステージ演出を簡略化したことにより、ロードがめちゃくちゃ早くなってます。
だからテンポが段違いにいい。
カメラアングルも飽きさせないように計算されてるし、そういったコマ割の気持ちよさは、いままでの経験が生きてましたね。

ステージも選択できるようになったし、リザルト画面をはじめとして音ゲー以外のインターフェイスも大きく改良。
ただ曲を入れ替えたアペンドディスクにしてなかったのは、本当に好感がもてました。
なるほど、これがXか。
いや、やっぱり何がXなのか解らんけど。

そんな初音ミクDIVA-X。
前作の新要素を削除したら面白くなりました~ってのは、どうなのよ(汗
と思いましたが、それだけシステムは完成されてるってこと。
だったら変にいじらず、どういう方向性にもっていけばいいのか。
そういう創意工夫がみられたのが面白さにつながっていると思います。
だから前作のF2をやってコントローラーを放り投げた方は、是非、Xにふれてほしいです。
DIVAの面白さを思い出させてくれますから。
オススメですよ。
と、そんな感じに今日は新作ゲームの紹介ブログでした。
昨日のNightCryといい、DIVA-Xといい、ここにきて進行中のゲームが集中してきたので、正直、時間がまったく足りません(泣
けど、変に気負わずどちらもマイペースで楽しんでいくとします。
あせってやるような作品でもないですしね。
そんなゲームの近況報告をしたところで、今日はこの辺で。
それでは、また明日。
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