ホッパーの日記

格ゲーをやりつつ、アニメとかゲームとかオタクトークを書いてます 

2016.01.09[土] 劇場版「傷物語 Ⅰ鉄血編」の感想(微ネタバレあり)

傷物語

 ようこそ、夜の世界へ。

 「傷物語 Ⅰ鉄血編」公式サイト

 物語シリーズの劇場版が、昨日よりロードショウ。
 というわけで、本日鑑賞してきました。
 
 今日のブログでは、こちらの感想になるのですが…。
 少しネタバレが含まれますので、ご注意ください。

 
同級生

 で。
 
 映画といえば、上映前の長ったらしいCM。
 いつものことなので、半分寝ながらみてたけど、途中で流れた「同級生」という作品が

 ド直球のBLもの

 館内が何ともいえない空気になったよ。
 そうか。
 思えば物語シリーズって、わりと腐女子にも人気だもんな。
 客層を考えての選出だったと思うが、大画面で男同士のキスシーンをみせられた僕はモアイ像みたいな顔になってたよ。
 別にBLを否定するわけじゃないけど、不意打ちすぎた。


キューピーハーフ

 あと、横浜ブルクは、キューピーハーフのCMで笑わせにくるのも卑怯。

「一瞬に始めてのパラダイス」
「もう一回」

 もうええわ。
 
鉄血編

 で。
 
 始まった傷物語。
 鉄血編、という副題からも解るように、

 三部作の一作目

 「鉄血」というのは、よくキスショットが口にしてる

 「鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼」
 というセリフから引用したもの。
 つまり、

 「鉄血」→「熱血」→「冷血」と続くわけ。
 それはいい。
 劇場三部作なんて、よくある話。
 問題があるとすれば、この鉄血編。

 上映時間が60分

 通常のアニメの半分くらい。
 だから、全部そろってから上映してもいいんじゃね?
 映画製作します~といってから5年も待たせたんだから、今更だよ。
 そもそもなんで劇場版にこだわったんだろ。
 という疑問も。
 
 けど、だからこそ期待してた部分もありました。

 三部作の一昨目が60分で公開にふみきった。
 その意図を見せていただこうと。
 そんな気持ちで鑑賞した傷物語。
 
 それでは、感想スタートです。
 
4人

「テレビ版との映像の違い」

 まず、ここから。
 テレビ版とはまったく別のグラフィックです。
 正直、頭のおかしいことをやってる。
 だって、

 背景が全部3D

 グリグリと動く3D背景に、2Dキャラを手書きで合わせてる。
 そら時間かかるよ!
 部分部分はキャラも3Dを使ってたけど、キャラがただ歩くだけでものすごいカット数をさいてる。
 3Dに2Dを合わせてるから、違和感はあるんですけど、その違和感すら演出。
 背景はカラーなのにキャラクターはセピア色でぬったりと、現実から夜の世界へ足をふみいれてしまった歪さを表現してました。
 

「並の声優では成しえない本気の命乞い」
 
 物語シリーズの特徴でもあるのが、登場人物の少なさ。
 今回の鉄血編も例に漏れず。
 スタッフロールみたら笑えますよ。

 キャスト → 4人

 暦、翼、メメ、キスショット
 この4人しかしゃべってない。
 この4人がひたすら語る。
 だからこそ、役者に対する比重が高い。
 高い演技力が求められる。
 むしろ、物語シリーズに出演が許されたということは、それだけで声優として誇れるレベルなんじゃないか。
 そう思える作品。
 それを如実に感じたのが、キスショットの命乞い。
 あれは…。
 …すごい。
 声優はアニメ声だから使いたくないとかぬかす意識の高い人は、これ聞いて黙れ。


キスショット

「どうして劇場版にこだわったのか?」
 
 確かに映像美はテレビシリーズの比じゃないにせよ、どうしてここまで延期させてまで劇場版にこだわったのか。
 もしかして、血まみれのキスショットのシーンをごまかし無しで伝えるため…だったり?

 少しネタバレになるけど、血まみれになったキスショットのシーン。
 この時、彼女は手足がないんですよ。
 ちぎれて胴体だけになってる。
 抱きかかえた阿良々木が、思わず投げ捨てたくらいグロい。
 別に骨とかは見えないし、切断部分は黒くなってはいたけど、この描写がテレビだと放送できないのかも…?
 これが劇場版にしたかった理由だったりしてね。


「60分を長いと感じさせる情報量」
 
 60分という上映時間。
 けど、体感的には60分以上に感じました。
 だから、見ない理由が「短いから」というのなら、見に行った方がいいです。
 
 テレビ版よりも行間というか、間の使い方が贅沢。
 だから、少し間延びに感じる部分もあったけど、カットされまくってるテレビシリーズがむしろ「短い」のか。
 本来、物語シリーズを映像化したら、あれが正解。
 正しい姿。
 だから、いってみれば、物語シリーズを始めて正しく映像化したのが傷物語かもしれません。

 OPもEDもBGMが流れるだけのシンプルなものでしたので、本編としては55分くらいなのかな。
 それでもテレビ版なら3話分くらいのボリュームですもんね。

SOS

「シャフト演出」

 映像の作りはテレビ版とは違うけど、文字だけで表現したり、突然実写を差し込んだりと、シャフト的な演出は健在。
 そのひとつで、やたら印象的だったキスショットとの出会いのシーン。
 電光掲示板が「ピーピーピー」という電子音を鳴らしてたんだけど、よく見たらあれはモールス信号ですね。

 鑑賞後、気になってモールス信号について調べてみたら、どうやらSOSを表してたっぽい。
 なるほど。
 面白い演出です。
 こういう演出を好意的に感じるかどうかも、物語シリーズの賛否が別れる部分かも。
 僕は毎回感心してるので、好きですね。

次回は?

「結果としてどうよ?」
 
 そんな感じに長々と語ってましたけど、結果としてはどうよ?って話ですよね。
 んー。
 結果としては…。

 完結してないので、保留で。

 見に行って損はなかった、というが僕の意見ですけど、物語としては導入部分で終わりましたからね。
 まだ評価をくだすのは早いかなーと。
 あ、あと、物語シリーズを見たことがなーい、という人が見に行っても大丈夫?
 という部分ですけど、それは問題なし。
 物語シリーズって、各シリーズごとに完結してる短編ものだから、傷が入口でも平気。
 ただ、次の熱血編が夏公開なので、それまでに忘れちゃうかも…。
 そういう意味では、作品に思い入れがある人向けかもしれないです。

混物語

 さて、鉄血編の感想はこのくらいにして、最後にこちらをご紹介。
 来場特典の小冊子「混物語」。
 書き下ろしの小説なんですが、内容は阿良々木と別作品である「忘却探偵」の「掟上今日子」とが出会うエピソード。
 別作品同士の夢の共演。
 だから「混」物語。
 10分ほどで読み終わる内容ですけど、なかなか面白いし、違和感なく溶け込んでましたね。
 この小冊子をもらえただけでも、劇場まで足を運んだかいがあったかも。
 無くなる前に是非。

 
 はい。
 本当に長くなってきたので、今日のブログもこの辺にしておきます。
 以上、劇場版「傷物語 Ⅰ鉄血編」の感想でした。
 何かいいことあったらいいね、ホッパーでした。

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