2015.09.05[土] アニメ シンデレラガールズ第21話 感想と小ネタ

16歳でバスト92って何者だよ…。
そんな世間のアイドルのポテンシャルに胸躍らせながら、今日はアニメ「シンデレラガールズ」第21話。
「Crown for each.」の感想です。
タイトルのクラウンは王冠って意味だけど、山頂という意味にも使われるから、それぞれが目指す場所をあらわしているのかも。
そんな21話。
今回はメッセージ性がはっきりしてて解りやすい印象でした。

7話のような雨の回でしたが、表情は晴れやか。
お互いの気持ちが交差するけど、7話と違うのはPの力を借りなくとも自分の足で歩んでいるところ。

このシーンが解り易いけど、未央は「暗い場所」から「明るい方」にむかって移動してます。

階段をかけあがり、光にむかっているのは、OPの「新たな光に会いに行こう」の歌詞とリンクする演出。

未央の先には、はっきりと光がある。

悩んで立ち止まってる凛に対して、自分から「上」に立つことで凛の手をひいてる。

「自分は何もできない」と悔やんだ未央。
ニュージェネのリーダーとして見つけた答えは、まず自分が先に新しい光を目指す。

目上げた空には、ミツボシ。

けど、三つのうちひとつだけ光が弱いです。

未央の勇気によって、凛も覚悟を決めた。
未央と同じように、凛の向かう先にも光がある。

けど、卯月はどうか。
凛の言葉を「いいと思います」とかぶせて答えさせなかった。
卯月の弱さが最も表現されてたシーン。
聞くのが怖かった。
聞きたくなかった。
自分だけ取り残されるのが嫌だった。

そんな卯月の周りには光がない。

凛と卯月の差。
わずかな段差だけど、決定的な違い。

OPの歌詞。
「12時すぎの魔法 それは この自分の靴で 今、進んでいける勇気でしょう?」

未央も凛も自分の靴で歩き出してる。

そんな中、止まったままの卯月。
ミツボシの中、ひとつだけ輝きが足りない。

シンデレラメンバーが、みんな「冒険」を始めている。
Pの力に頼らなくても、自分たちで解決しようとしている。

そんな中、卯月だけがPが用意した馬車にのっている。
きっとそれは素敵な場所につれていってくれる。
けど、12時の魔法が解けたら馬車もドレスも消えてしまう。
ガラスの靴がなくても、自分の靴で走り出せるかどうか。
卯月にとってもここが正念場。

デビュー前に夢を語ってた卯月。
「CDはいつ出せますか?」
「テレビにはいつ出られますか?」
「ライブとかできるんでしょうか?」
その夢は叶った。
そのうえで何をしたいのか。
何のためにアイドルになったのか。
誰のために。

卯月にとっては「アイドルになること」がゴールだったのかもしれない。
だから、スタートできない。
走り出せない。
どこに向かえばいいのか解らない。
すでに夢が叶ってしまったから。

みんなが光を目指す中、自分には何があるのかと質問した卯月。
Pは「笑顔」と答えたが、卯月は迷う。
迷い、立ち止まったまま。

けど、立ち止ることは悪いことではないはず。
養成時代。
同期がみんな辞めてく中、ひとりでレッスンを続けてた卯月。
待ち続けた結果、ガラスの靴を手に入れました。

自分は何をしたいのか。
その答えを見つけられれば、きっと迎えはくる。
カボチャの馬車ではなく、手を差し伸べる仲間が。

どんな壁があっても、仲間と一緒なら乗り越えられる。
それだけの絆を深めてきた半年。
プロジェクト クローネは大きい存在。
けど、シンデレラプロジェクトが劣っているとは思えない。

それを感じさせたのが、ここ。
ライブ前、互いが互いを向き合い、直前まで打ち合わせを続けるメンバー。

その一方で、クローネは「誰もお互いを見ていない」。
個々のポテンシャルはSRだが、ユニットとしての総合力には疑問がある。

そんな秋ライブを受けて、卯月は何を見つけられるか。
舞踏会に向けてしっかりとした下地が作られたようにもみえた21話。
みんなの「冒険」から目が離せないですね。

ホッパーを殺すユニットも出てきたし、僕も月末ガチャという「冒険」に出発です!
新たなSRに会いに行こう~♪
だから、デレステのiOS版の配信はよ。
はよ。
と、最後は下世話なトークになったところで、感想は以上です。
とても丁寧に作られてると感じた21話。
次回も心から楽しみにしてます。
それでは。
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