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ホッパーの日記

格ゲーをやりつつ、アイマスとかゲームとかオタクトークを書いてます 

2015.06.21[日] 「第一回清澄エリア聖地巡礼ツアー」参加レポート

第一回清澄エリア聖地巡礼ツアー

 麻雀マンガ「咲-saki-」
 長野が舞台で、実際にある背景が多数登場することでも知られてます。
 
 そんな長野の茅野市が、このたび咲-saki-と始めてのタイアップを企画。
 舞台探訪を市が正式にツアーとして開催することになりました!

茅野市へ

 今回が記念すべき第一回目。
 これは咲-saki-ファンとして参加しないわけにはいきません。
 というわけで、会社に休日出勤は流局と伝えて茅野へ向かいました。

茅野駅

 来たよ~(CV豊音

 咲-saki-ファンはわりと長くやってますが、実は茅野に来たのはこれが始めて。
 どうしてか?
 それは、足。
 茅野には咲-saki-の舞台が多数ありますが、どれも車がないととても回れません。
 電車移動が基本の僕は敬遠するしかなかったんです。
 
 そういう意味では、今回のツアーは願ったり叶ったり。
 すばらな企画をありがとう。

ホッパー

 参加費は昼飯代も含めて4,000円。
 宿泊希望の場合は別料金が加わりましたが、それを含めても格安かと。

 登録もすませて、いよいよツアースタート!

茅野駅のすぐ近く

 まずは、ここから。
 コミック7巻 第57局。
 茅野駅から歩いて1分。
 着いてすぐに撮れる場所でした。

鉄橋の上

 お次も同じく、コミック7巻 第57局より。
 茅野駅の鉄橋から撮影してます。
 ガイドさんが案内してくれるので迷う心配はなし。
 咲-saki-は言われないと気付かない背景が多いので、ガイド付きなのは安心ですね。
 ただ、参加者は20人以上いましたので撮影はテンポよく。
 一箇所に時間をかけられないのもツアーならではかな。

アニバーサリーチロル

 と、ここで撮影はストップ。
 ここからはバス移動になるので、その前に昼飯。

 お店は、茅野駅近くの「アニバーサリーチロル」。
 
咲-saki-コーナー
 
 このお店は咲-saki-コーナーも設置してあります。
 作品のちなんだメニューもご用意。

タコス

 まずは、タコス!
 
 ちょっと食べ辛いのご愛嬌w
 だが、これはほんのジャブ。
 
 今回のメインは、こちら!


嶺上開花ケーキ

 嶺上開花ケーキ!

 制作4時間の超力作。
 店長さん自らが持ってきてくれました。

原作

 原作のこのシーンを再現した牌。
 これはすばら!
 超すばら!

 一気にテンションあがる参加者。

鳥の取り合い

 そして一方、誰が鳥をとるかでシノハユ勢がヒートアップw
 どの牌も食べるがもったいない力作でした。
 アニバーサリーチロルのみなさん、ありがとうございました!


 そんな楽しい昼飯。
 みなさんの自己紹介も終えて、茅野市観光協会さんの挨拶もすませて、いよいよ本格的にツアー開始です。
 ちなみに、新聞記者の方も同行してくれるとか。
 けっこう大きな話題になってるんですね。
 咲-saki-ファンとして恥ずかしくない行動を心得ませんと。
 そんな意気込みも胸に、さっそくバスに乗車。
 

こころぴょんぴょん



「こころぴょんぴょん号」




チノ

 咲-saki-関係ねぇー!!!!!!!!!!!

 これはあれか?
 茅野とチノをかけた、身体をはったギャグなのか。

 茅野市観光協会はやりたい放題か。
 いったい、何Jさんの企みなんだろう…。

ご一行様

 そんな、ごちうさ号に揺られて最初の舞台へ。


133局

 こちらは第113局の扉絵として使われた場所。
 駅から車で2~3分の場所ですが、発見にはかなり苦戦したとか。
 
 発見した、だーはらさんが探索秘話を語ってくれましたが、

・まずはマンホールのマークで特定しようと、マンホールまとめサイトで探した
・次に左側に鉄塔があるのに気付いたので、塔まとめサイトで探した


 待って。
 マンホールまとめとか、塔まとめって単語がすでに面白いんだけど。
 
・カーブミラーが四角なのをヒントに市役所に出向いて調査した

 なんでも四角いカーブミラーは一部地域のみでしか使われないので、そこでエリアをかなり絞れたそうな。
 こうした経緯をへて、めでたく発見と相成ったわけです。
 舞台の発見談ってなかなか聞く機会もないので興味深かったです。
 こうした話を聞けるのも、今回のツアーの醍醐味だったかも。

12巻117局

 この場所の発見により、長らく場所が解らなかった117局の扉絵も特定されたそうな。
 同じ場所だったんですね。

4巻扉絵

 この場所からバスに揺られて、次の舞台へ。
 普段の探訪だと移動する時の話とか、発見まで悪戦苦闘するのも記事にするんですが、今回はツアーなのでそのあたりはバッサリ。
 ちょっと物足りない気もするけど、舞台と舞台の移動距離が長い茅野探訪では本当に助かります。
 
 そして、訪れたのはこちら。
 4巻扉絵で使われた場所です。

 ただ、作中で描かれた赤い屋根の建物は、すでに取り壊れていました。
 
「ファンのみんなで再現するしか」
「建設するの!?」

 咲-saki-クラスタならやりかねないな。

温泉スタンド

 ちなみに、赤い屋根の跡地にできたのは「温泉スタンド」でした。
 って、温泉スタンド…!?
 なんでも、ガソリンスタンドみたく、お金を払うと温泉を汲むことができるそうな。
 え、始めてみたんですけど、長野じゃよくあることなのかな。
 ちょっとカルチャーショックでした。

新道橋

 さっきの場所はスピーカーにつけられたアンテナが市役所の方角をむいてるところから特定した~という、もはやエスパークラスの発見談を聞きながら次の舞台へ。
 とある橋にたどり着きましたが、名前が「新道橋」。
 なんという偶然w

ドラマCDの背景

 ここはドラマCDの背景に使われた場所。
 かなり初期のドラマCDですので、レアな背景ですね。

1巻の扉絵

 ちなみに、ここはコミック1巻の扉絵でも使われた場所。
 ただ、同じアングルで撮影するには私有地に入る必要があるため断念。
 近隣に迷惑をかけないのも探訪のマナーですね。

原村

 さて。
 ここからは一気に大移動。
 原村エリアへとやってきました。

 探訪者曰く、何度きてもテンションがあがる場所だそうな。

原村観光

 それもそのハズ。
 ここは原村和の家があるから!
 通称のどっちハウス。
 
 かつて原村観光案内所として使われた施設。
 今は市が管理してるそうですけど…。
 その管理費が年間3万円。

「じゃあ僕は3万1千円だす」
「3万2千円!」
「3万5千円!」

 みんなwww
 月3万かと思ったら年間で3万だもんね。
 咲-saki-ファンならそのくらい払うから所有物にしたい気持ちもわかります。

のどっちハウス

 そんなのどっちハウスをさっそく撮影。
 作中では左右反転して使われてたので、ここでも反転させてます。

のどっちハウス

 ここも反転。
 
 昔と違って、今はテラス部分が取り外されてしまったとか。
 時間がたてば舞台も姿を変えます。
 舞台は生もの。
 だからこそ、こうして生で見られてよかったです。

のどっちハウス

 と、ここでサプライズ。
 なんと、普段は入れないのどっちハウスに、特別に入れてもらえることに!
 原村観光協会のみなさん、ありがとう!
 これもツアーならではですね。
 2階まで上がれたのは貴重な体験でした。

コピー

 さらに。
 原作者の立先生が描かれた交流ノート(コピー)も見せていただけました。
 ここに立先生を感じる。

橋口隼人さん

 あ、アニメーターの橋口隼人さんも発見。
 製作陣のみなさんも立ち寄るのどっちハウス。
 これぞ聖地ですね。


八ヶ岳自然文化園

 のどっちハウスでの記念撮影も終えて、お次は「八ヶ岳自然文化園」へ。
 外観を撮影したかったんですが、ここで急に雨が。
 バスから館内へダッシュしたので、撮影はロマキャン。

 代わりに、館内の咲-saki-コーナーをパシャリ。
 ここにあるグッズは、全てファンが持ち寄ったものとか。

のどっちカレー
 
 ここで、館長さんのご挨拶が。
 なんでも、館内のお店でのどっちカレーが復活。
 メニューにはのってないけど、店員にこっそり伝えれば作ってくれるそうなw
 
空撮

 作中でも空撮という形で登場した八ヶ岳自然文化園。
 今後も登場する機会があるといいですね。

ここは断念

 さてさて。
 探訪ツアーもいよいよ大詰め。
 たくさんの背景が使われた場所へとやってきました。

 が!

 ここで雨脚がさらに加速。
 雨というか、嵐。

14巻特装版

 ここは、今度のコミック14巻(特装版)の表紙らしいけど、もはや道路が川と化してて、バスから一歩も出られない状態。
 探訪で一番やっかいなのが天気。
 こればっかりは運がからむので、むしろここまでもってくれたことをラッキーと思うしかないですね。

この橋はもう無い

 ちなみに、咲さんが歩いてた木製の橋。
 これはもう無いそうです。
 舞台は生もの。
 これ以上姿を変える前に、この場所は個人的に訪れてでも撮影したいですね。
 今回は残念ながら雨でしたので、いつかリベンジするべく次の目標にするとします。

横谷温泉旅館

 後半はちょっと駆け足になってしまいましたが、こうして一日目の探訪は終了。
 夕方になってきましたし、今晩の宿「横谷温泉旅館」へとやってきました。

 ここは、清澄高校が合宿として利用した旅館だそうな。
 
清澄高校も泊まった

 そして、違和感無く混ざる「清澄高校麻雀部」の文字。
 いい再現ですw

豪華な食事

 そんな旅館で豪華なおもてなし。
 さらに、館長さんからの挨拶まで。
 館長さん自身アニメもマンガも詳しくないだろうに、ネットで調べてくれてるそうな。
 ありがたいことです。

最後のお豆腐

 そんな旅館から、こんな粋な計らいが。
 嬉しいですね、こういうの。
 最後のお豆腐~。

 と、ここまでは微笑ましかったんですが、

のどっち蕎麦

 のどっち蕎麦が出てきたあたりで空気が変わりましたw

 この写真じゃ伝わり辛いですが、おもちを再現してふたつのふくらみで盛り合わせてありました。
 館長さん。
 ネットで調べたと話されてましたが、その結果がこれですか。

 正解!

 よく勉強されてます。

懇親会

 咲-saki-要素も入った夕食を終えたあとは、みなさん集まって懇親会。
 懇親会といっても、みんなの探訪記録をみせあう発表会でしたが。

本格的

 プロジェクターも用意してもらって、かなり本格的。
 けど、旅館的には何で麻雀部の集まりで麻雀しないんだろう?と、不思議に思ったかもw

勢力図

 今回のイベントに至る経緯や、舞台探訪の面白ろエピソードの数々。
 貴重な体験談も聞けて楽しかったですね。

社員

 観光協会のみなさんの本気もよく伝わりましたし。
 おもしろおかしく紹介してくれてましたが、こういった役所を動かすのって大変なこと。
 今回のイベントが次につながってくれることを切に願います。

新幹線のミスを指摘

 それにしても、この懇親会をみてて思いましたが、咲-saki-クラスタの熱意と探究心はほんとにすごい。
 こういった熱心なファン活動なくして、今回のツアー企画も生まれなかったハズです。
 たかが舞台探訪。
 されど舞台探訪。
 作品を通して舞台に訪れ、その場所が好きになる。
 こんなすばらなことはないです。

 咲-saki-はまだまだ続いてるコンテンツ。
 互いがwinwinになる関係を作っていければ最高ですね。

乙女滝

 旅館で一泊したあとは、最後のダメ押しでもうひと探訪。
 作中で咲さんたちが滝を見に行ったのを再現することに。
 
神社

 旅館から少し歩いたところが、ここ。
 全国編OPで、まこが歩いてた神社です。
 撮影したあと、お参りもすませました。

滝へ

 そこから、坂を下ります。
 ここもアニメで使われた場所。

 階段をすすんでいくと、

乙女滝

 「乙女滝」にたどり着きます。
 作中では「早乙女滝」と書かれてましたね。

乙女滝

 前日が大雨だったためか、滝の勢いがすごかったです。
 作中のタコスみたいな位置までいったら死にますね。
 
川下

 乙女滝からさらに下ると、この場所に。

作中

 ちなみに、原作やアニメで描かれた飛び石はもう無いそうな。
 あったとしても、浴衣とサンダルでくるところではないですけどw
 川の勢いもありますし。
 素敵な場所であることは間違いないですけど、あくまで見る程度で。

帰り道

 そんな早朝探訪を終えて、今回のツアー日程はすべて終了!
 みなさん、お疲れ様でしたー。


 駆け足で紹介してきましたので、ちょっと部分部分は省略しちゃいましたが、流れは伝わってくれた…かな?
 スタッフのみなさんもツアーを成功させるべくじっくりルートも考えてくれてましたし、ガイドも丁寧でした。
 探訪のペースもちょうどよかったかな。
 あれもこれも入れちゃうと、移動→撮影→移動→撮影の繰り返しになってバタバタしゃいますしね。
 これを踏まえて、第二回、第三回とつながってくれると嬉しいですね。
 
ご一行様

 初の茅野探訪。
 疲れもしましたが、咲-saki-ファンと話す機会もなかなかないので交流会としてもよかったです。

 今後の希望としては、探訪や懇親会だけでなく作品のキャラやストーリーについて語る時間があってもいいかなーと。
 始めてお会いする人とかは、なかなか話しかけることも難しいです。
 けど、咲-saki-という共通の作品を愛するファンです。
 作品を通して、どのキャラが好き、どのセリフが好き、今後の展開予想とかで語る時間があれば、もっと打ち解けられたかも。
 もちろん、時間は限られてるので難しい部分ではありますけど。
 ひとつの意見ということで。


 宿泊費も格安にしてもらえましたし、観光協会の本気も見られたツアーでした。
 茅野は咲-saki-ファンの聖地。 
 機会をみつけて訪れたいと思います。
 また来るじぇ!

新聞にのりました

 以上、「第一回清澄エリア聖地巡礼ツアー」参加レポートでした。
 それでは!
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Author:ホッパー
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咲-Saki-と声優さんを応援しつつ、アイマスを本業としてます。
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