2015.03.07[土] 神崎蘭子についてあれこれ

蘭子とらんらんしたい。←挨拶
「らんらん」といえば神崎蘭子だけど、世間一般的にはパンダの名前らしく、パンピーとオタクの相容れぬ境界を思い知った週末ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
それにしても、デレアニ8話は感無量の無量光でしたね。
感想は昨日のブログに記しました。
あまりの可愛さに画面端まできりもみふっ飛びしたけど、なんとか生きてます。
転んでもタダでは起きない。
無課金なら命はなかった。
けど、僕の蘭子に対する想いはこんなものではない!
担当Pになってから3年。
付き合いも長いですし、今回の8話をいい節目としてちょっと蘭子について語ってみたいと思います。

モバマスのサービス開始からいるので、初期メンバーでもある「神崎蘭子」。
けど、実はノーマルカードが存在しないレアからのスタート。
モバマスやってない人に解りやすく伝えると、「課金しないと手に入らない」を前提としたアイドルということ。
サービス開始時の貧弱なフロントメンバーの中でレアは貴重。
特にこの頃は「衣装をうばう」システムが主流だったため、守りに特化した蘭子は防御の要でした。
今では考えられないですけどねw
リーダーにしているPも多かったです。
そうそう。
蘭子といえば日傘のイメージが強いかもですが、実は傘をもったデザインは珍しいです。
ですので、アニメで常に日傘を持ち歩いてる姿はモバマスユーザーほど新鮮に映ったハズ。

「2012年2月29日」
モバマスサービス開始から約4ヶ月後。
3回目コンプガチャの目玉アイドルとして初のSR化!
今では規制されたコンプガチャですが…。
思い返せばこんな楽なガチャも無かったな、と。
2万くらいでコンプできました。
あ、今、2万と聞いて引いたかもしれないけど、月末ガチャが2万でそろったら大勝利ですよ。
いやほんとに。
独特な言語にすでに人気が高まってきたところに、このSRイラスト。
また、当時のクール属性では最強の攻撃力を誇ったことから人気が集中。
蘭子の知名度を一気に飛躍させたガチャでもありました。
この頃から、
・恥ずかしがり屋
・天使の翼
・スケッチブックに絵を描く
など、蘭子のキャラ設定が公式でも固まってきた感じ。
そして、僕の中でモバマスの担当アイドルが固まってきたのもこのあたり。
三好紗南も、この時に出会いましたからね。
コンプガチャのサブ門番だったんですよ。
門番といっても、今のユーザーには伝わらないかもですけど…(汗

「2012年7月31日」
そして来ました。
えぇ、僕が蘭子を語る上で避けることができない事件…。
渚の天使
煩わしい太陽の日差しが降り注ぐ8月の初頭。
突如投入された水着蘭子!
これを手にいるには、
ガチャをひく→ランダムでもらえる引換券を100枚集める→10%の確率で蘭子が出現するチケットをもらえる
これが今でも月末の恒例となった、10%ガチャの始まりである。
コンプガチャが廃止されたあと、「確率を記載すれば規制されないよねー」という運営の苦肉の策で登場したこのシステム。
10%
つまり10回ひけば、一回はSRが出てくる計算になる。
当時の僕は素直に信じた。
ゴールの見えないコンプガチャよりも優しいと。
それが地獄の業火の始まりともしらずに…。
15回目くらい引いても出てこない時点で気付くべきだった。
いや、もしかしたらとっくに気付いていたのかもしれない。
30回目くらいでついに認めざるをえなくなった。
10%で出現するということは、90%は出ないという数字のカラクリに。
だが、後には引けなかった。
ちょうどこの頃、事務所仲間の某サウンドさんがSR蘭子をひきあて
「今度パッションアイドルがSR化されたらくださ~い。その条件なら差し上げてもいいですよ」
という人生でもトップクラスの煽りをくらったのも課金を加速させた。
だが無常にも月日だけが流れ、そして、二週間後。
ガチャは期間を終了し、僕も手元には50枚を超える10%チケットのゴミだけが残った…。
ちなみに、サブ枠でもあったSRイヴすら姿を見せない徹底っぷり。
この時に僕が口にした断末魔。
「10%って、何パーセントですか?」
というセリフは事務所内でも伝説となり、今でもホッパー史上最高の名言だとたまに話題にあがることとなった。
以上が渚の天使事件の概要である。
嫌な事件だったね…。

蘭子=堕天使
というイメージは、この2枚のSR化によって定着化。

8話で蘭子が魅せたふたりの天使も、このイメージがベース。
古くからの蘭子Pは歓喜の瞬間でした。

蘭子がPのことを、プロデューサーとはっきり口にようになったのもこの頃。
もちろん、当時から親愛度MAXになれば呼んではくれましたが、呼ぶまでの過程を知ることができるのは、この頃だけ。
この流れをアニメでも再現してくれたのは嬉しかったですね。

だからって「プリン」には爆笑したけどねw
3つめあたりから雑になって、プリンに至っては「プ」しか共通点がないよ!
柴田亜美のマンガを思い出したよ。
「パパだよ、そしてこれはパンダ」。
パしか共通点がないぞ。

渚の天使と前後して、CDデビューも果たした蘭子。
同じCDを5枚レジにもっていったら、「全て同じですがよろしいですか?」と返されたのもいい思い出。
地元のCDショップならともかく、秋葉のゲマズがそのリアクションはおかしいだろ。
複数買いはディフォルト設定なはず。
蘭子に声がついたのもこのタイミング。
声優は「内田真礼」さん。
奇しくも、「中二病でも恋がしたい!」の小鳥遊六花役として別の中二病キャラを演じることもあり、ちょっとした中二ブームに乗っかった形にもなってました。

「2013年4月30日」
渚事件の傷も癒え始めた2013年の春。
その名の通り、悪夢が訪れた。
悪魔蘭子降臨
蘭子としては初のボイス付きSR。
この頃からSR蘭子が追加されると「大丈夫ですか?」とか「死なないで」といった安否を気遣うメールが届くようになる。
俺はナッパに挑む天津飯か。
今度は10%ガチャじゃくて、12%ガチャ!
やったね2%もアップしたよって、バカ。
消費税かよ。
結局、88%はハズレガチャじゃねぇか。
もう騙されないZO!
と叫びつつ、コンビニに走りました。
えぇ、モバコイン買占めですよ。
ちなみに、ちょうどこの頃の僕は福井に出張中でした。
GWとも重なって、旅行しながらガチャを回したのもいい思い出。
福井→金沢→富山→岐阜と、モバコインを買いながら移動。
福井で蘭子が出ないのは基地局が悪い。
他県ならいける。
という謎の妄言を吐いていたのも懐かしい。

この悪魔ガチャ。
目玉アイドルは蘭子だが、他属性もサブ枠としてそれぞれ追加されたのも特徴。
今では当たり前となった流れですけど、実はしっかりと定着化したのはこの頃なんです。
それにしても、悪魔ガチャのイラストは今見ても完成度が高い。
メンバーと衣装、どちらもとっても歴代トップクラスの出来栄えかと。
ちなみに、蘭子は出るハズもなく、悪魔ガチャは文字通り悪魔のまま終演を迎えました。
ケんさんが「ホッパーさんって蘭子に嫌われてますよ」と言い始めたのもこの頃。
そんなわけあるか、そんなわけあるか。
大事なことなので二回言いました。

蘭子にとって大きなニュースになったのは、悪魔蘭子が終わったあたり。
そうです。
第二回総選挙で、見事1位となったのです!
中間発表ではトップ5に入ってませんでしたが、やはり投票期間中に投入された悪魔蘭子がバーストアピールでした。
終わってみれば、2位のアーニャに15万票もの大差をつけて圧勝。
こちらを記念したSRが投入されるはこびとなりました。

「2013年6月13日」
悪魔蘭子で磨耗したPに、わずか一ヵ月後にSR投入。
さすがのホッパーも生きては帰れないと、誰もが予想してたハズ。
だが奇跡はおきた!
このシンデレラ蘭子を手にする条件はリミテッドガチャ。
これは、投入されたアイドルの上限が解った状態でスタートするガチャ。
ひけばひくほどアイドルは減っていき、最終的に全てのアイドルが手に入るしくみ。
だが、道のりは遠く険しく、大抵は大量に出てくるレアアイドルの前に心が折れるガチャである。
だが奇跡はおきた!
ちひろ見てるか。
ガチャ開始から3分。
最初の一発目でSR蘭子きたぁーっ!!!!!!!!!

今回の蘭子から初めて「肩書き」が実装。
開始わずか数分で肩書きをゲットするはこびとなりました。
喜びのあまりツイッターに画像をアップしたら、まとめサイトに使われたりもしましたねw
いやー、この電光石火の蘭子登場は本当に衝撃でしたよ。
だってさ。
ガチャで蘭子をひいたのって、1年半ぶりでしたから。
どうよ、ケんさん。
これが蘭子に嫌われてないという確固たる理由だ!
ちなみに、これ以降、一度も蘭子はひけてないけどな!
この照れ屋さんめー!
モバコインうめぇ!

「2013年11月28日」
はい、来ました。
蘭子史上、最高にして最悪なイベント。
「アイドルプロデュース the 2nd Anniversary」上位報酬
[アニバーサリープリンセス]神崎蘭子
そう。
イベントの上位として、蘭子が祭り上げられました。
だが、これは大方の予想通り。
何故なら、第一回の総選挙で1位になった十時愛梨も、同じくアイプロにて上位報酬になってたから。
予定調和ではありました。
が!
十時愛梨の頃から比べてユーザー数も増えたモバマス。
しかも、すでにモバマスの花形アイドルとして確固たる地位を築いていた蘭子の上位である。
普段、イベントを走らない水面下のユーザーも一気に押し寄せたイベントになったのです。
2000位以内のボーダーは瞬く間に上昇。
モバマスの歴史の中でも類を見ない加速っぷりに、蘭子の人気が伺えると同時に恐怖すら感じました。
このイベント。
どうやって上位に入るかではなく、いつ心が折れるか。
それを決めるだけのボーダーのたたき上げ。
2周年という記念すべき日でしたが、同時にモバマスの闇を具現化したイベントになってましたね…。
もしこれで蘭子がとれなかったら、モバマス引退もありえました。

イベント最終日は、本当に胃が痛かった。
末期になるとボーダーラインの足音が聞こえましたから。
「もしもし私ボーダーライン。今、あなたの後ろにいるの」
副業中に何度も携帯を確認する挙動不審っぷり。
最後の1秒も気が許せなかったです。
で。
結果的に上位はとれたんですよ。
けど、結果発表を見て驚愕。
あと一歩でも走ってなかったから追い抜かれていた数字でした。
まさに首の皮一枚で手にした蘭子。
重たい。
本当に重かった。
それだけに大切な一枚となった蘭子です。

「2014年3月11日」
モバマス1stライブを間近にひかえた3月。
あまりの再登場の早さにひっくり返ったのがこのワンダフルマジック。
ライブに出演するアイドルを次々にSR化させていく流れは、まさにありがた迷惑。
しかも許せなかったのが、上位報酬として歴代最強を誇っていたアニバーサリー蘭子の性能を上回っていたところ。
あれだけ苦労して手にした蘭子が、わずか四ヶ月後にあっさり塗り替えられるとは…。
モバマスのインフレの酷さを物語ったSRでもありました。
だが回したよ。
えぇ、文句は言いつつも身体は正直だから。
そして、出ないよ。
知ってる。
この流れ知ってる。
だって2年やってんだもん。
いい加減、覚えた。
だがそれでも回さずにはいられない。
蘭子の笑顔。
プライスレス。

「2014年10月31日」
2ndライブまであと一ヶ月!
というタイミングで、ついにコスト20枠の蘭子が追加。
次のライブには蘭子は出演しないから~と安心した自分が愚かでした。
アニメのメインメンバーである蘭子が投入されないハズもなかった。

まったく14歳の嫁入り前の娘にこんな姿をさせて運営はいったい何を考えているんだ僕がすぐに保護しないと…
とか何とかつぶやきながら近所のコンビニのモバコインを完売させたのも、このSRの時。
奇しくも上位報酬で三好紗南をゲットした次の瞬間でしたから、タイミングも悪かった。
ガチャは回るけど、僕の首は回ってなかった。
今、うまいこと言ったから笑えよベジータ。

そして、今に至ると。
あれ?
おかしいな。
僕と蘭子との輝かしいプロデュースの日々を語るハズが、どうして途中からモバマスの闇を語るコーナーになってるんだ?
まぁ、いいや。
要するに、僕が言いたかったのは、
たくさん課金したからアニメ化もしたし新曲も歌われたよ!
僕の投資は間違ってなかった!
無駄じゃなかったんだ!
おめでとう。
おめでとう。
人類補完計画。
終了。

蘭子ありがとう。
これからも一緒に階段を登っていこうね。
はい。
綺麗にまとまった。
まとまったでしょ。
だからこの話はやめやめ。
いやー、アニメっていいね!
課金しなくてもキャラは動くし、しゃべるし、笑うし。
最高の文化だね。
リリンが生んだ文化の極みだね。
第9話とCD発売も楽しみにしつつ、これからも蘭子Pを続けていきたいと思います。
もちろん小梅も担当するけど。
だって担当だから。
小梅と蘭子。
これ答えな。

そんな感じに蘭子をたっぷりと語って魅力も伝わったところで、今日はここまで。
闇に飲まれよ!(お疲れ様です)
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