2012.07.16[月] 咲-saki-阿知賀編 聖地巡礼-in奈良-

『咲-saki-阿知賀編』
咲-saki-のスピンオフとなる作品で、今年の春にはアニメにもなりましたので、ご存知の方も多いと思います。
僕は元々、オリジナルの咲-saki-ファンということもあり、この阿知賀編も大いに楽しませていただいたわけですが…。
放送終了後も、阿知賀熱は冷めることをしらず、高まる一方。
このあふれる気持ちを抑えるには、阿知賀の舞台となった「奈良」に行くしかない!

というわけで、始発の新幹線に乗り込み、日帰り奈良旅行を楽しんできました。
ですので、今日のブログでは特別企画と題しまして…
「咲-saki-阿知賀編 聖地巡礼-in奈良-」
こちらをお届けしたいと思います。
それでは、さっそくスタートです!

今まで聖地巡礼というと、ミンゴスだったり、けいおん!だったりと何度かいってますが、咲-saki-では始めて。
というか奈良自体が始めてです。
どうなるか不安でしたが、早めに行けばいいだろうと、朝6時の始発の新幹線に乗り込みました。
相変わらずの行き当たりばったりですが、iPhoneという優秀なナビがいるので何とかなるはず。

撮影したいポイントなんかも、すでに画像ファイルにしてiPhoneにつっこんであります。
いくつ回れるか解りませんが、これをノルマにがんばってみる予定。
けど、一人旅は何かと心細い部分も。

というわけで、今回はスペシャルゲストとして、エトペンにも同行してもらうことにしました。
ぼっちじゃないよ~。
隣の子供がガン見してるけど、気にしない。

電車のルートを調べたら、こんな結果になったので、ナビにしたがって移動開始。
よーし、いざ奈良へ出発進行だ!

アイモバでエリア開放しつつ、奈良へと到着。
なお、奈良といっても奈良駅を目指すわけではありません。
阿知賀の舞台は、奈良とはちょっと外れているから。

けど、いくら外れているとはいえ、急行なのに駅で5分も停車したり、次の電車が30分後だったり、切符は手渡しだったりと、めちゃくちゃカントリー。
のんびりとした休日を味わいつつ、電車にゆられること5時間。

ようやく、目的地である「吉野駅」へと到着しました。
どうしてここを目指したのか?
理由は、こちら↓

はい、来ましたーっ!
そうです。
ニワ可愛い小走先輩が初登場した、この場所。
それが吉野駅なのです!
ただ、作中とは違いコンビニは無く、代わりにお土産屋さんが並んでました。

うーん、コンビニだったら、小走先輩の勇姿を再現したのにな~。

「ニワカは相手にならんよ」

そんな吉野駅から少し歩くと、ロープウェイ乗り場が見えてきます。

そう、作中でも使われた、あのロープウェイです。

片道350円。
時間は5分程度の短い距離でしたが、ロープウェイなんて久しぶりに乗ったので、無駄にテンションが上がりました。

けど、これけっこう揺れるんですよ。
↑このレジェンドみたいな乗り方をすると、重心が傾いてさらに揺れるのでご注意ください。
というか、座りなさい。

なお、作中はこんな感じに鉄柱がいくつも建てられてましたが…

実際は、こんなに多くはなかったです。

山頂のロープウェイ乗り場は、作中でみんなが合流した場所として使われてました。
こうしてみると、よく再現されてます。
そして!
この山頂からが本番!

このあたりの風景は、作中でたくさん使用されています。
撮影班が、このあたりを中心に撮影されてたことがよく解りますね。
では、僕が気付いた範囲で一気に紹介していきます。

ここは、チビ灼が赤土を待ってた場所。
ちなみに、看板の文字はTV版とBD版では違います(この画像はBD版)。

ここは、PVでは使われた背景なんですが、オンエア時には別の背景に差し替えられてました。
うーん、なんでお蔵入りにしたし。

「なんか楽しくなってきたー」
と、駆け上がるシーン。
ここの坂はけっこう急でした。

坂を上がると『銅の鳥居』が見えてきます。

ここは作中だけでなく、第一期のDVD第5巻BOX絵としても使われた場所。
咲-saki-の中でも使用頻度の高い場所です。

第一話で、憧が待ってた場所がここ。

憧の周りをぐるぐる~

そして、のどっち登場!
原村マイノリティ和。

「友達になろう!」
阿知賀編でも印象深いシーンですね。
なお、和がいなかったので、エトペンで代用しましたw
そして、さきほど紹介したDVD5巻のジャケット。
どうして表紙が銅の鳥居かは、もうお解かりですよね。
あのジャケットに描かれたのどっちは中学生。
中1まで奈良にいたことを、ここでちゃんと伝えているわけなんです。
まさに、こだわりですよね。

他には回想シーンでも使われた、この銅の鳥居。
阿知賀編を語るには外せない場所でしたね。

ここから、さらに坂をあがると、雄大な景色が広がります。
作中で山が映るシーンなんかは、ここからの風景を使ってたと思います。
本当に風が気持ちよくて、しばらく涼んでました。

けど、ふもとに下りると、この気温ですよ…。
梅雨の最中にここまで晴れてくれたことは嬉しかったんですが、温度計を見てビックリ。
36度とか、もうね。
と、ここでアクシデント発生!
なんとiPhoneから「温度を下げてください」と警告メッセージが!
なにこれ!?
こんなメッセージ始めて見たんですけど!!
iPhoneがダメになったら、ナビがいなくなるじゃないか…。
これはマズいと思い、駅の待合室でしばらく冷ましてました。
まさか、iPhoneが熱中症にかかるとはね…。

その後、何とか正常に戻ったiPhoneを片手に、吉野駅を後にしました。

次に向かったのは「大和上市駅」。
ここの目的は、ただひとつ!
↑地図のマークした部分。
ここが、

阿知賀編コミック1巻の表紙に使われた背景です。
って、ただの民家のど真ん中やないか!

背景なんて、さっきの銅の鳥居でいいじゃないか。
どうしてこんな離れた場所まで移動したうえに、何の変哲もない背景をもってきたのか…。
本当に謎です。
そして、それ以上に謎なのが、どうしてファンはこの場所を突き止められたのでしょうか。
地元人でも、首をかしげる場所ですよ、ここ。
咲-saki-に限った話じゃないけど、この手の解析班はガチでFBIとかよりも優秀かもしれません。

撮影を終えて、「大和上市駅」から一気に「近鉄奈良駅」へと移動してきました。
ここから、ひたすら北上。
正直、奈良を巡礼するなら車の方がいいですね。
駅から距離がありますし、何より接続が悪い。
そんなことを考えつつ、歩くこと約15分。

はい、やってきました「奈良中央体育館」。
この建物。
見覚えがありませんか?

そうです!
奈良の県予選がおこなわれた会場なのです!

会場がこの大きさに見えるということは…。

みんなが立ってた場所は、ちょうどこの位置ですね。
柵もよく再現されてます。

そして、おいていかれたレジェンドがここですw
と、オチもついたところで、奈良の聖地巡礼も終了。
時刻も15時くらいになったので、そろそろ帰らなくてはなりません。

本当は体育館の中も撮影したかったんですが、ちょっと人が多めでしたのでキャンセル。
それに、中は作中とぜんぜん違うそうですしね。
というわけで、撮影はここまでにしました。

さてさて。
こうして書き綴ってきた奈良巡礼の旅ですが、紹介する写真はこれで以上となります。
いかがだったでしょうか。
朝4時起きという強行スケジュールでしたが、終わってみれば、撮りたい風景はほぼコンプリートできたし、日帰りにしては上出来だったかと。
まぁ、帰りは3連休の帰宅ラッシュとモロ被りして、新幹線は自由席だったのが残念でしたけどね(汗
疲労感はありますが、僕としては阿知賀を身近に感じることができて、いいテンションでした。
36度も何のその。
僕は、それ以上に燃えてましたよ。
けど…。
実をいうと、これで終わりではないんですよね。
そう。
阿知賀は奈良を後にして、インターハイに向けてやってきましたよね?
東京に!
というわけで、実は都内でも、簡単ですが聖地巡礼をやらせていただきました。
その様子に関しては、これ以上書くと長くなりますので、明日のブログで紹介したいと思います。
お楽しみに~。
てなところで、「咲-saki-阿知賀編 聖地巡礼-in奈良-」に関してはここまで。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。
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