2011.09.16[金] アニマス第11話感想

今日はアニメ「アイドルマスター」。
第11話「期待、不安、そして予兆」の感想を書きたいと思います。

ここにきて、ややシリアスな展開になってきたアニマス。
見てて思ったのですが、やはりアニメ版はゲーム版との差別化が大きいですね。
基本的に、プロデューサーは見守る立場。
ゲームのように、アイドルと意見を交わしつつ、導いていく描写があまり無いです。

この貴音にしても、そうです。
弱気な雪歩に「覚悟が足りない」と叱咤するシーンですが、本来ならプロデューサーが言うべきところ。

ここのシーンも、春香がみんなを励ましてますよね。
アイドル同士で苦労を共にし、一緒に成長する。
複数のキャラを同時に動かすことができる、アニメならではの強みを活かすため、あえてプロデューサーを前に出さないようにしてるんでしょう。

中里キリさんもツイートしてましたが、プロデューサーの成長を描いたのは「アイマスブレイク」。

アイドルの成長を描いたのは「アイマスrelations」。
アニマスはrelationsタイプなんですね。
アイドル同士が考え、悩み、前へと進んでいく。

765プロのみんなは、それぞれ欠けている部分をもってて、それをプロデューサーが埋めていくのがゲーム版での流れでした。
そういった触れ合いを、アニメ版ではアイドル同士にやらせている、と。

アニメ化するにあたって、まずどういった視点で描くか、検討を重ねた結果なんでしょうね。

けど、今回ばかりはそうはいきません。
美希のドタキャンは、向こうの半ば勘違いが原因とはいえ、事の発端はプロデューサーです。
アニマスも11話目。
そろそろ、プロデューサーのかっこいいところも見たいですよね。
ビシっと、美希を説得してほしいところ。

にしても、美希が765プロに顔を出さないと、ファンとしてはアイマスSPの移籍騒動を思い出して、気が気じゃないです。
まぁ、あの時と比べれば、出て行く理由がまっとうなので、まだマシですが…。

果たして、プロデューサーは美希を連れ戻すことができるのか…!
おそらく、そんなに大事にはならないと予想してますが、そろそろ黒井社長的には765プロが目障りになってきた頃。
今回のライブや美希騒動にかこつけて、ちょっとしたアクションもあるかもしれません。
アイマスSPユーザーを意識した展開もありえますね。
アニメも来週が12話で、早くも折り返し地点です。
後半に向けた動きがあってもおかしくないでしょう。

では、今後の展開はどうなるか?
自分なりに予想してるのが、1クール目の締めとしてライブを開催。
そこで新曲を披露し、ライブ大成功→この新曲が2クール目のOPへ。
という流れ。
この流れの過程で、美希とのわだかまりを解消。
みんなで一緒にステージへと立つ。
とまぁ、そんな予想…というか妄想をしています。
2クールものにとって、12~13話あたりは、折り返し地点でもあり、ひとつの山場です。
アニマススタッフの”仕掛け”を楽しみにしてます!
というわけで、以上、アニマス11話「期待、不安、そして予兆」の感想でした。
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