2010.10.26[火] LIMBOという作品について語ってみる

僕は、週に4つのWEBラジオを聴いてるのですが…。
そのうちのひとつが、ミンゴスがパーソナリティーをつとめる「今井麻美のSSG」。
こちらの81回目にて、面白そうなゲームを紹介していました。
それが、こちら↓

LIMBO
”リンボー”と読み、X-BOXライブアーケード専用のゲームです。
製作したのはデンマークのPlaydead。
公式サイトは、こちら。
PVを見た瞬間に感じました。
これは僕の大好物だと!

なんてったって、ゲーム画面がこれですからね。
使われている色は、白と黒のみ。
他の色はいっさい出てきません。
おまけに、ストーリーを語るようなメッセージも無ければ、セリフも無し。
BGMも無ければ、メニュー画面すらありません。
ホラーゲーム好きで、ICOを神ゲーと崇める僕にとっては、このLIMBOはプレイする前から名作の予感でした。

さっそく1200ゲイツを払ってダウンロード。
プレイしてみたところ…
まぁ面白い面白い!
これこれ、こういうのをやりたかったんですよ!

操作も「ジャンプ」と「アクション」と2つだけ。
画面もシンプルなら、操作もシンプルでした。
なんてったって、「しゃがむ」ことすらできませんからね。
これには驚きです。

一応、ストーリー的なものは用意してありまして、内容は、離れ離れになった妹を探すため森にやってきた少年。
しかし、少年を待っていたのは、悪意に満ちた死の世界だった。
というもの。

森の中には、様々な死のトラップが仕掛けてあります。

一歩間違えると…

容赦なく死が襲ってきます。
四肢がバラバラになるあたりが、洋ゲーですね。
けど、白黒だけで描かれた世界を逆手にとった演出ともいえます。
こうやって、死にながら覚えていくタイプの作品ですので、アクションよりもパズルを解くスキルが要求されます。

"主人公はただの少年"というところも気を付けないといけないポイント。
マリオの感覚で、こんな高い場所からジャンプすると…。

両足を複雑骨折しながら死亡します。
骨が砕ける音がリアルですので、あまり自殺はやめましょう…。
わりと精神的にきます…。

とはいえ、運動神経はなかなか。
こんなロープだったら、簡単に登っていきます。
この少年だったら、SASUKEに出られるな。
将来有望です。

そんなアクションも使いつつ、様々なトラップやエリアを抜けていきます。
後半になるにつれギミックも複雑になりますが、解けた時の快感もひとしお。
「オレ、頭いい!」
と、しばらく勘違いできます。
また、用意されているパズルも上手。
どれもよく考えられており、芸術性すら感じます。

僕は3時間ほどでクリアーしましたが、パズルが解けずに頭を抱えると、もっと時間はかかると思います。
人によってプレイ時間はまちまちでしょうね。

おそらくだれもが詰まるであろう場所が、ここ。
序盤の山場ともいえる、巨大クモ。
ミンゴスも、このクモまでプレイしてましたね。

クモを無視して走りぬけよう、なんて考えは通用しません。

そんな力任せな行動には、容赦なく死が飛んできます。
頼れるのは、己の知恵のみ。
どんなトラップも、しっかり考えれば突破できるので、プレイしてて理不尽さも感じませんでした。
ほんと、作りが丁寧。
うまいなー。

そんなLIMBO。
配信は7月からだったんですが、まったく知らなかったです。
こんな名作を、今まで知らずに過ごしていたなんて…。
グロテスクな部分もありますので、人を選ぶ作品ではありますがオススメしておきます。
僕は、1200ゲイツ以上の価値はあったと感じましたので。
紹介してくれたSSGに感謝ですね。
ありがとー!
そして、ミンゴスかわいいー!
と、そんな感じに今日のブログはLIMBO紹介でした。
これ、身内にもやらせたいなー。
今度、ウチに招待してプレイさせてみるか。
そして、僕は後ろからニヤニヤw
これもLIMBOの楽しみ方のひとつでしょう。
友人のみなさん。
挑戦を待ってますよw
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