『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LIKE4LIVE #cg_ootd』(
公式サイト)
9月3日~4日と、名古屋で開催されたシンデレラガールズのライブ。
通称「cg_ootd」
参加されたみなさん、お疲れ様でした。
両日現地にて観覧できましたが…。
とっても楽しめました!
今回のライブ。
10周年という大きな節目を超えて、次に何を見せてくれるのだろう。
その問いに対する答え合わせでもあったのですが…。
面白かったですね。
「お願い!シンデレラ」を歌唱しなかったのは始めて~とか、ソロ曲のカバーが新鮮~とか、いろんな目新しさを感じました。
たくさんの挑戦に、運営の「変えていきたい」という想いがひしひしと伝わってきました。
けど、シンデレラガールズって、過去にも大きな変化はあったんですよ。

それが4thライブ。
SSAの初日では、ニュージェネがひとりもいない。
アニメ組もひとりもいない。
そんなメンバーでライブを行いました。
今ではニュージェネがいない公演も別に珍しくもなくなりましたが、当時は革命だったんです。
アニメという大きな節目を超えて、次にシンデレラたちは何を見せてくれるのか。
その答えが4thに詰まっていたんです。
昔から、シンデレラガールズは常に挑戦と変化を続けてきた。
特段、cg_ootdが奇抜だったわけではないんですよ。

けれど…。
そうはいっても、変化は摩擦を生み出します。
怖さもあったはずです。
だからこそ、運営はキャストのみなさんを信じた。

これだけの個性が集まったアイドルたち。
新しいことをやったことで個性が消えるはずがない。
10年走ってきたアイドルたちは、そんなヤワじゃない。
守りに入ったら、それこそアイドルの可能性を信じていないことになる。
何も恐れることなく挑戦すべき。
その結果どうなったか。
答えはステージで十二分に発揮されていました。

卯月が秘密のトワレを歌っても、

卯月がメルヘンデビューを歌っても、

何を披露しても、そこにいたのは島村卯月でした。
どのアイドルが何を歌っても、”らしさ”が消えることなく、そこにあった。
そのうえで、見たこともない表現も生み出した。
可能性。
シンデレラガールズの強みを、あらためて体感できたライブでもありました。


新しい個性が増えても、既存の個性は消えることはない。
たくさんの個性が磨かれて、輝いて、大きくなりながら10年目を通過した。
だから挑戦を恐れない。
進化。
10年走っても、まだ貪欲に新境地を目指す。
頼もしい限りではないですか。
これからも、たくさんの未来を彩り続けていくことでしょう。
楽しみです。
それはそうと、あかりんご役の梅澤めぐさん。
Day1…過去のあかりの髪型
Day2…未来のあかりの髪型
こんなのさ。
ずるじゃん。
それだけでグッときましたよ。
だから、シャッターチャンスの件はみんな許してあげて。
可愛かったから、すべて良し!
ロック。

と、ここまではライブ本編の話でした。
ここからは、今回のcg_ootdのライブ以外について、あれこれ書いていきたいと思います。
元々、SNSでシェアすることを全面に出してきた公演。
それを裏付けるように、舞台となった名古屋で様々なコラボを同時展開しました。

名付けて
「でらます」前橋のSS3Aを思い出しますね。
町全体でシンデレラガールズに染めてしまう試み。
さっきから書いてますけど、シンデレラガールズは個性の塊なんですよ。
豚?じゃあ時子様を呼ぼう。
お香?じゃあ志希を呼ぼう。
お城?じゃあ丹羽仁美を呼ぼう。
たくさんのアイドルがいるから、コラボが簡単。
絶対にどこかは専属のアイドルがいるから。
これもシンデレラガールズの強みですので、うまく発揮されていたかと。
その結果、
前田慶次がおねシンを踊るという、情報量がカロリーオーバーな動画まで飛んできた。
再生数は22万を超えてます。
これは運営も予想してなかったバズり方。
そして、理想的な光景でもありました。
ライブ中にトレンド入りするのは、これまでのアイマスでは当たり前にやってきました。
けど、それは内輪向け。
関心のない人がたまたま「#cg_ootd_day1」のハッシュタグをクリックしたところで、何も伝わりません。
けど、「#でらます」はどうでしょう。

名古屋の街にアイドルがいる光景。
アイドルたちのコラボによって、街が活気付く。
こんなWin-Winな関係性はないでしょう。
ライブという限定的な空間ではなく、一気に世界が広がった印象があります。
配信が当たり前になって。
自宅でのんびりライブも鑑賞できる時代です。
感染予防の観点からも、それは正しい。
けど…
ライブって、会場に行くまでの道のり。
仲間と語らう場。
遠征なら、その土地の食事を楽しんだり、観光したり。
そういう時間も含めて思い出となるもの。
今回のcg_ootdは、ライブまでの待ち時間にも、楽しさを提供してもらえた。
それがありがたかったですし、ライブ本来の楽しさも思い出させてくれた。
感謝しかないです。
だからcg_ootdの新しさはどこ?
というと、ライブはもちろんだけど、ライブ外のところが意欲的で新しかった。
そう感じます。

インスタへの投稿も新しい挑戦でしたし。
けど。
けど、な。
シンデレラガールズよ。
今回のライブを体感したからこそ言わせてもらう。
君たちがインスタ映えを目指したのは素晴らしい。
だが…
シンデレラガールズは……
圧倒的にツイッターだよ!!一門の血は抗えない。
けど、諦めないでがんばってほしいです。
SNSも巻き込んで、どんどん世界を広げてほしいです。
11年目も期待しかないシンデレラガールズ。
これからもプロデュース頑張ります。
それでは。