283PRODUCTION UNIT LIVE SETSUNA BEAT(
公式サイト)
通称、セツナビート。
シャニマス初の対バンライブです。
8月13~14日に開催され、盛況の中、幕を下ろしました。
僕は両日配信にて視聴しましたので、今日は感想を書いていきます。
「アルストロメリア」今回のセツナビート。
事前の告知にあったように、大崎甘奈役の黒木ほの香さんが、体調不良のため不参加となりました。
とても残念ですし、一番悔しいのはご本人だと思います。
アルストロメリアのセンター不在。
甜花と千雪だけでステージを作らなければならない。
けど…
今回の甜花役の前川涼子さん。
頼もしさがやばくなかったですか…?
参加が叶わなかった妹の想いも背負ってのステージ。
いないことを欠点にさせないような、堂々としたパフォーマンス。
もうね…

「流れ星が消えるまでのジャーニー」なんですよ!
やっぱお姉ちゃんなんですよ!!
甜花は強いんですよ!!!

もちろん、フルメンバーがベストなのは当然。
けど、たとえセンターが欠けても、決して色あせないことが証明された。
それもアルストロメリアの成長。
エモさと可愛さで溶けましたし、Anniversaryで蒸発しました。
アルストロメリアの名のごとく、僕らが花のように散り果てましたよ。
最高。
ただ、芝崎典子さんのMCがあまりにフリーダムすぎて、「ほの香ぇーー早く来てくれぇーー」になってた。
ツッコミの大切さも学びましたよ。
「放課後クライマックスガールズ」久しぶりに5人フルメンバーが揃った放クラ。
「私たちは盛り上げ担当です!」
なるほどなー。

「泣かせる気か!!」よりみち→タイムカプセルは禁じ手。
盛り上げる前に、僕らの涙腺が死んだよ。
放クラが一番泣けるのはみんな知ってるから。
けど、このセトリって贅沢でしたよね。
普段の周年ライブだとできない。
1ユニット4曲という構成だからこそのセトリ。
ありがたかったです。
「ノクチル」ノクチル
↓
幼馴染
↓
自由
↓
自撮り
天才今回のMVPまであった。
現地にいた方の情報では、自撮りですがカメラは有線で繋がっていたとか。
力技すぎる…!
けど、そんな苦労もあってかノクチル”らしさ”がフルで発揮されたステージになっていました。
でね。
ノクチルに限った話ではないですけど、シャニマスってアイマスでは珍しくステージにカメラをあげるんですよ。
もちろん客席で見てると邪魔になるんですけど…。
映像としての完成度を優先してるのかも。

4thライブの頃から、↑こんな機材をもって走り回るカメラマンもしましたし、今回も活用されてました。
アルストロメリアでは、キャストの周りをぐるぐる回る。
放クラでは、ひとりずつカメラで追って、夏葉がぴょんと飛び出す遊び心。
あと、太陽キッスの時は客席の通路をダッシュしてました。
配信が当たり前になった昨今の需要にあわせた演出。
今回が対バンライブという形式だからこそ、実験的に挑戦した部分も多かったのかも。
派手な映像演出はなくても、キャストさんの臨場感を伝えることで魅力あるステージとなる。
成功だったと思います。

そしてそして、ユニットパートが終わったあとは、ユニットと楽曲をバラバラにした
シャッフルパート。
カバーと本家が入り混じるの面白すぎるでしょ!
今回っていつものライブだけど、どこが対バンなの?
バチバチする場面あった?
と思ったら、ここに対決感がありました。

全体曲を除いて、同じ日に同じ曲が披露されたの、17年続くアイマスの歴史の中でも初ですよ。
そして、同じ曲だからこそ違いが分かるし個性が光る。
ノクチルの「夢咲きAfter school」とか、むしろ個性しかなかったし。
でね。
このシャッフルパートって、言ってみればファンサービスじゃないですか。
けどね。
シャニマスってコメンタリーやラジオを聞いてると、こんな話題が頻繁に出るんです。
・他のユニットのステージを、楽屋でみんな応援しながら見てる
・一緒に踊っている
・何故か振り付けを覚えているなどなど。
シャニマスって、ユニット同士はもちろんのこと、他のユニット同士も本当に仲良し。
そして、お互いに刺激を受けてし、リスペクトし合ってる。
その空気感が、そのままステージで発揮された。
そんな時間。
決して、ファンサービスだけじゃない。
ユニットへの敬愛と敬意も感じるステージでした。

どれも最高でしたけど、「NEO THEORY FANTASY」と「Black Reverie」
このアンティーカは曲名が出たところで、思わず声が出たもんね。

誰のパートを誰が担当してるかで、妄想が捗りますよ。
小糸はかっこいい曲を担当したことあるから意外性は少なかったけど、クール千雪は新鮮。
で、印象的なのは雛菜。
かっこいい曲をやっても、ちゃんと可愛さを残しているんですよ。
それが逆に強キャラ感も表現できてて好き。
あと、凛世のパピリリは、少女漫画を意識して勉強した感があって微笑ましい。
Black Reverieは、恋鐘は「動」なら、凛世は「静」で表現。
この対比も面白かったです。
あ、パピリリだと樹里が少し戸惑い気味だったところも好き。
夏葉は何故かアダルトになった。

あと、シャッフルするなら円香と果穂が見たいなー。

あーでも、千雪と果穂の年齢差コンビもいいなー。
なんて思ってたら同時に叶ったよ!!
あとは大崎姉妹もあったし、意外性の中にも定番も組み込んだ内容。
ほんとに強かった。
ただ…。
あまりに強すぎて…
記憶がありません…ライブってさ。
どうしてIQと記憶力が鳥以下になるんだろうね…。
みんな最高のパフォーマンスだったのに、最高すぎてほとんど記憶に残ってない。
そんなあなたにアーカイブ!
今日から見られますので、記憶を取り戻したいと思います。
さてさて。
ここからはセツナビートの総括でも。

今回の対バンって、本当にライブをやる予定だったのかな。
これまであった、サマーパーティーやクリスマスパーティーみたいなイベントもワンチャンあった?

平行して『283体操』なんてのもやってたし。
対バンと全然関係ないから、もしかしたらサマーパーティー第二弾みたいな企画もあったのかも。
開演前後に社長もはづきさんも登場せず、提供もなかったのもそれが理由だったり。
でね。
今回は結果的にライブメインになったわけですが…。

4thライブに完全な状態で揃わなかった放課後クライマックスガールズが、フルメンバーでパフォーマンスすることができました。

そして、次回のムゲンビートも、何事もなければイルミネーションスターズもフメルンバーです。
いつか開催されるであろう、5thライブの前に取り残した翼を拾い上げる。
そういう狙いもあったのかもしれないです。
そして、もうひとつ。

今回のように、不測の事態で参加が見合わせになっても、セトリを変えることなくライブを成立させる。
不在のメンバーをCD音源でフォローするのはミリオンライブでもありました。
けど、今回のセツナビートではライブパートだけでなく、MCや諸注意音声も収録済み。
シャッフルパートの音源についてはCDで発売することが告知されましたが、元々こういった事態を見越しての対応だった可能性もあります。
メンバーが欠けても、セトリも歌割りも変更せずライブを成立させる。
メンバーが欠けたら、形は変わっても必ず取り戻す。
この厳しいご時勢でも、必ず届けるという強い想い。
それがセツナビートでは、ひしひしと感じられたんです。
ですので、今回はカメラ演出も含めて、実験的な意味合いも大きいライブだったな。
というのが全体の感想です。
周年ライブじゃないからこそ、いろいろ試せるというのもあったと思います。
今後のアイマスライブにおける、いい指針になったのではないでしょうか。
そういった部分も含めて、大きな成功を手にできたライブでした。

そして、この大きなバトンを受け取るのが10月のムゲンビート。
期待はさらに高まります。
お互いがとても仲がいいからこそ、ぶつかった時に生まれるビートは可能性しかありません。
次回も全力で応援して、盛り上げていきたいです。

あと、次回はどんな企画を平行してやるのか。
そこも楽しみにしてます。
してますが、狂気さは薄まるといいなー。
あとページが軽いと助かります。
と、早くもムゲンビートに期待を高めたところで、今日はここまで。
セツナビートのアーカイブは
本日よりスタート。
暑い夏を駆け抜けたビート。
是非とも体感してみてください。
それでは。