2021.02.28[日] アプリでウマ娘に始めてふれて、めちゃくちゃ感動した初見レポート

2021年は、月姫リメイクが発売予定で、シンEVAが公開予定で、ガルパンも公開予定で、よつばと新刊が発売になるなど、発売時期が不明な延期上等の作品が次々にリリースされるやばい年です。
そんな中やってきたのが…
ウマ娘
リリース告知から3年。
事前登録ロングランという名言もうまれたウマ娘。
誰もがこのまま消滅すると思っていたら、まさかのサービス開始。
ディレ1さんが去ったあとも、ちゃんとプロジェクトは動いていたのか…。
2021年のやばさを象徴する事件ですよ、これは。
とはいえ、僕はウマ娘はノータッチ。
アニメも見てませんでした。
けど、リリース前日でやってた生放送をたまたま視聴。
んん?
このゲーム性。
シャニマスだ
シャニマスPはとして、このシステムは興味津々。
ふんふむ。
思ったよりゲームとして楽しめるなら、さわるだけさわってみるか。
なんかリリース記念で大盤振る舞いしてるし。
というわけで、プロデューサーからトレーナーにジョブチャンジして、ウマ娘の世界へと飛びこんでいきました。
今日のブログでは、初プレイのレポを書いていきます。

まずはアプリをダウンロード。
思ったより違和感なく、アイマスと並んでて笑った。

オープニング。
なるほど。
ウマ娘の世界って、現実世界の名馬たちが生まれ変わったとか、なんか異世界転生したみたいな設定なのか。

そして始まったライブシーン。
レースはわかるけど、ライブは唐突すぎて「なんで?」という印象が強いなw
けど、18キャラが個別で踊りながらパフォーマンスするライブシーンはすごい。
デレステやミリシタが何年もかけて実現した演出を、初手で用意できてるのは2021年のゲーム、という感じ。
iPhone8が最低動作環境ですからね。
ベースの水準をかなり高めに設定してる。
事前登録3年は長かったけど、そのあいだに進化したスマホにあわせてクオリティも追随してたってことでしょ?
開発費を投じ続けられたCygamesの組織力にも感心しますよ。

チュートリアルもすすんで、プロフィールの入力に。
性別も選択できるのか。
アイマスは男性固定なので、なんだか新鮮。
名前の「ホッパー」を入力して、登録!

な ん で だ よ
ウマ娘に会う前に、書類審査で不採用なの!?
さすが馬です。
僕のキモオタクっぷりを本能で察したか。
なんて厳しい世界なんだ…。
まぁ、ただの通信エラーなので、リトライして通過。
先に進めましょう。

リリース開始記念で、好きなSSRをひとり選べるスカチケをもらえます。
キャラはひとりも解らないので、とりあえず見た目だけでこの子を選択。
サイレンススズカ
なんか琴葉っぽいね。
初見だから途中リタイアもありえるけど、それはどのゲームでも同じ。
トライアル&エラーがゲームの醍醐味。
攻略wikiは見ない派なので、おもむくままに育成スタート。

まったく分からない…。
トライアル&エラーが醍醐味とは書いたけど、最初のトライアル部分が多すぎるな。
何を選んだらいいのかさっぱりだ。
けど、そこはシャニマスでも通った道。

とりあえず、まずはトレーニングだろう。
筋肉の声を聞いて!
で。
体力が減るから適度にお休みして回復。
うん、シャニマスだね。

サポートに設定したカードイベントも発生して…

なんかヒントをもらって、

育成ウマ娘のステータスもあがる。
うん、シャニマスだ。
にしても、このトレーナー。
「トレーニングに活かせるかもしれない!」と言えば、すべて解決する万能さ。
「よし、楽しく話せたな」に通じるものを感じますよ。
多分、同じ能力。

そして向かえたデビュー戦。
なるほど、こういうポイントポイントで勝利しないとゲームオーバーになるってことね。

快調な走りをみせるサイレンススズカ。
レースシーンは見応えありますね。
あと、レース中はいっさい操作する要素がない、ってのがいい。
アイマスってアイドルのライブシーンで音ゲーやったり、タイミングよくボタンを押したりするじゃないですか。
けど、ウマ娘は違う。
自分はトレーナーだから、いざレースが始まったらウマ娘を信じて見守るしかない。
ダビスタと同じ。
ここは面白いと感じましたね。

そして、見事1着でゴール。
ファンも増えて、すごい見慣れたピラミッドも出てきましたw
アイマスでさんざん見たよ、これ。

そしてそして、レースのあとはライブシーン。
さっきのオープニングでは「ライブシーンいる?」と思ったけど、いやいや、これは感動しますね。
勝利した時だけ見られるご褒美。
あー、これは思い出す。
アーケード版アイドルマスターだ。
当時のアイマスってライブシーンだけを見る機能がなかったんですよ。
ステージで輝くアイドルを見たかったら、オーディションに合格するしかない。
厳しい勝負を制したアイドルだけが立つことが許される、ステージ。
とても神聖な場所だったんです。
まさかウマ娘をやって、アケマスに思いを馳せることになるとはね。
とても特別なライブシーン。
これは必要でしたわ。

そして、出てきた今後の目標。
おー、けっこうクリア必須条件が多い。
これって、もしかして元ネタの馬が実際に戦ったレースを再現してるのかな?
ちょっと、検索してみよう。
サイレンススズカのWikipediaは………これか。

・・・・?????????????????
え?
天皇賞のレース中に、、、、骨折?
そのまま安楽死!?
待って、
ウマ娘のサイレンススズカの最終目標って、たしか…

『天皇賞(秋)で一着をとれ』
まって、
ウマ娘って、
めちゃくちゃエモいのでは?
初手で、とんでもないウマ娘を選んでしまったのかもしれない…。
これはなんとしても勝たせてあげたい。
あ…
この感覚。
あとから史実を知って感情移入するの。
艦これと一緒だ。
実際に存在した馬を扱う強みと敬意。
両方を同時にぶつけられて、ちょっと感情がグラグラしましたよ。
気合いを入れなおして育成再開だ。

いろいろ試して、システムも何となく分かってきました。
レースをやるとファンは増える。
シャニマスでいうところのライブだけど、体力は減る。
むしろ、なんでシャニマスはライブで体力が減らないか不思議。
スキル解放に必要なSPをいっぱいもらえるから、やる価値はある。
けど、続けてレースを選ぶとウマ娘のテンションが下がってしまう、と。
なるほどほるほど。

サポートとの親愛度がMAXだと、枠が虹色になって、

友情トレーニング発生。
エクセレントってことね。

3年という長い育成期間なので、夏合宿があったり、

バレンタインがあったりと、季節ごとのイベントも発生。
プレゼントに課金しなくていいの、優しい。

あと、「お出かけ」ってなんだろう?
と思ったら、担当のウマ娘とデートして気分をリフレッシュする機能でした。
なにそれ
アイマスにもくれ!!!!!!!!!!!

そんな感じに順調に育成はすすんでいましたが…。
「賢さ」をあげてなかったので、事務員から
「お前のウマ娘、頭悪いで」
と言われたのには笑った。
この顔でアホなの、むしろギャップ萌えだろうが!
なので、このまま突き進みました。
信じられるのは筋肉だけ。

とかなんとか言ってたら、途中のレースで普通にボロ負け…。
…という夢をみたので、不正など何もなかった。

キラークイーン!
弱点はない。

それにしても、この作品。
現実の馬をベースにしてるのか、シナリオもわりと読ませてくれます。
自分が勝つことで、負けるウマ娘たちがいる事実。
そこにどう向き合うか悩むサイレンススズカ。
雪歩や霧子も通った道ですね。

そんな悩むサイレンススズカの背中を押してくれたのは、スペシャルウィーク。
とてもスズカのことを慕ってくれる、いい子です。
もしかして…
これも現実の馬と関係してるのかな?
ちょっと、サイレンススズカとスペシャルウィークの関係性を調べてみよう。

・・・・?????????????????
え?
サイレンススズカのジョッキーだった武豊(たけゆたか)選手。
ススガが亡くなったあと、次に乗った馬が「スペシャルウィーク」
ゴールできなかった天皇賞(秋)を、スペシャルウィークで制した。
「サイレンススズカが後押してくれた」とコメント
じゃあ、
スペシャルウィークがサイレンススズカを慕うのって、そういう…。

まって、
ウマ娘って、
めちゃくちゃエモいのでは?
本当に初手でとんでもない子を選んじゃったよ!!

そして、やってきた最終目標。
天皇賞(秋)
待って待って、手が震えるんだけど…。

レース中、いっさい操作できないシステムが、こういうところで効いてくる。
もう叫んだもん。
「行けぇー!スズカぁーーっ!」って。
そして、結果は…

一着!!!

沈黙の日曜日から栄光の日曜日へ。
現実ではたどり着けなかったゴールに行けたよ!

そして、始まるライブシーン。
やべぇ、めちゃくそ感動する!!!
そうだよ。
ライブって、本当に特別で、本当に選ばれた子だけが立てる場所。
今のアイマスでは家庭用くらいじゃないかな、こういうシステムを継承してるの。
なんだか羨ましい。
そう感じました。

いいライブだった、掛け値なしに。

これであとはエピローグかなー。
と思っていたら、

普通に育成イベント始まって、テンションまで下がってて笑った。
なんでだよww
あー、そうか。
目標を達成したら、最後のレース「URAファイナル」があるのか。
なので、もう少し育成は続くのね。

そして、最後の「URAファイナル」では二着でした。
でね。
一着をとったのは、ずっと慕ってくれてた「スペシャルウィーク」だったんですよ。
なんなの、このドラマ。
そこでも感動しちゃって思わずスクショを忘れたので、画像はないです。
けど、初見の育成でここまで来られたのは、運もあったけどう嬉しかったー。
あとから聞いたら、サイレンススズカって育成が楽な方らしい。
そうだったんだ。
けど、逆にスズカでよかったのかも。
ウマ娘が元となった名馬に対して、どけだけ真剣に取り組んでいるのか伝わったし。

このアプリのリリースがなければ、僕はサイレンススズカの生い立ちどころか名前すら知らずに過ごしていたわけですしね。
名馬たちを女の子にするのに抵抗があるのも分かりますけど、少なくとも、こうしてひとりのオタクが名馬の歴史を学ぶきっかけにはなった。
それは事実。
また、どうして骨折した馬を安楽死させなければいけないのか。
そこも学ぶことができました(リンク)。
アイマスとは違い、「実際にいた」という歴史の重みは違いますね。
プレイできてよかったですし、まだ見ぬウマ娘たちの物語も楽しみです。
しばらくはプロデューサーとトレーナーと行き来しながら、がんばってみたいと思います。
時間をどう工面するかは今は考えない。

さて、長々と書いてきましたが、初見レポートはこんな感じ。
まとめると、
・システムはシャニマスなので、シャニPならすぐに馴染む
・体力満タンでも休みを要求してこなくて安心
・初期のシャニマス同様、スタミナがだだ余るので、自主トレみたいな放置できるモードが欲しい
・メインストーリーがひとつしかないので、ウマ娘を一通りクリアーするとやることがないかも
・ライブシーンは本当にすごくて、ミリシタやデレステを超えてる
・求められるスマホのスペックが高いのでPC版のリリースはよ
・けど、ロードは短いのでわりとスマホでも快適
・とにかく読み込まない、謎の技術
・限定ガチャが出てきたあたりからきっと地獄
・シーキングザパールが、ただのヘレン
・ゴールドシップを見てるとフレデリカや北上麗花が常識人にみえる
こんなところ。
少なくてもやって損はないとは思います。

むん!
Q:真壁瑞希もいたけど、この子はどうやって育成できますか?
A:育成できません
泣く。
そんなウマ娘の感想でした。
もっとアイマスPからの視点で書きたかったけど、なんかもう、途中から関係なくてすみません。
けど、よくできてますし、面白い作品だと感じてますので、これまで触れてなかった方にもオススメしていきます。
よろしくお願いします。
それでは!