2020.07.31[金] 日本人こそプレイすべき「Ghost of Tsushima」

「The Last of Us Part II」もクリアーしたし、家庭用ゲームはしばらくお預けかなー。
なんて呑気に構えてたら、とんでもないゲームが飛んできましたよ。
その名も、
「Ghost of Tsushima」
話題沸騰中なので、ご存知の方も多いかも。
Twitterにもたくさん動画が流れてきてましたし。
で。
試しにプレイしてみたらですよ。
すぐにわかった。
これは名作!
もうどんどん引き込まれて、現在どハマり中です。
ハマりすぎて、

こんな状態でプレイしてます。
蒙古、絶対殺すマンです。
鎌倉武士をなめんなよ。

モンゴルよ、これがサムライだ。
対馬観光は楽しかったか?
よし、じゃあ首を置いてけ。

そんなバーサーカーになるくらいハマってる、Ghost of Tsushima
今日のブログでは、魅力をたっぷり語っていきたいと思います。
まず、ひとつ目。
「製作は海外」
純和風な作りなのに、意外にも手掛けたのはアメリカ。
けど、海外だからこそ日本の文化を描けるのもあると思います。
逆に日本だと、差別化のためにいろんな味付けをしてしまい、かえっておかしくなったりしますし。

まさに海外だな〜と感じたのは顔かな。
これ主人公なんですけど、日本製だったら無駄にイケメンか、女性か、もっと渋い感じにしますよね。
この媚びない感じ、いいですよ。

ただ、馬の名前を「空」にしたせいで、僕の中では雨宮天推しのサムライになってます。
あ、このくだりはまったく必要なかったですね。
次にいきます。

2つ目の魅力は、
「キツネが可愛い」
キツネを撫でられるだけでも神ゲーなんですが、

キツネのあとを追うと、ほこらを発見。

手を合わせてお祈りすると…

さっきのキツネは、ほこらに祀られたお稲荷さんだったことがわかります。
え?
このセンスやばない?
まんが日本昔ばなしだよ、これ。
このほこら探しも、サブミッションとして組み込まれてるんですよ。
最高。

次に、三つ目の魅力です。
「お辞儀」
そう。
お辞儀です。
タップボタンでお辞儀ができるんです。
なにがすごいって、
特に意味はないところ
死んだ民にお辞儀をすると、死者を弔うセリフを言いますが、用途としてはそれだけ。
何の効果もないです。
だからすごい。
いろんな攻撃やアクションができる中、何の意味もない動作を加える。
これを入れた方がいい〜と思う発想も素敵ですし、それにGOサインが出せる現場の環境も素晴らしい。
日本人は礼節を重んじる。
とても勉強されてることが伝わります。

四つ目の魅力は、こちら。
「和歌」

対馬の自然を前に心を落ち着かせ、和歌を読む場所があります。

あたりを見渡して、風景にあった単語を選び和歌を完成させます。

何度もいいますが、これ海外製ですよ?
これをゲームに組み込もうって、日本人でもなかなか思いつかない。
しかも、ゲームの進行にまったく関係ないし。
和歌を読む
それだけの場所を作る。
どけだけ日本を愛してくれてるんだ…。
むしろ、日本人の方がこの精神を忘れてると気付かされる。
ありがたいことです。

そして、五つ目の魅力。
すばり、
「サムライ」
武士道です。
このゲーム、対馬を占領され、生き残ったひとりのサムライが立ち向かうストーリー。
なので、相手を倒すために見つからないようこっそり近付いて、背後から仕留めることができます。
ここまでなら、どのゲームにもありますよね?
違うのはここから。
不意打ちで相手を倒すと、武士道に反すると主人公が苦悩するんです。
別に不意打ちもいいんですよ。
それができるように作られてるし、こっちはひとりなんだから慎重にもなる。
けど、
武士道を誇りに、敵の真正面から「一騎討ち」で挑むこともできるんです。
そう。
どちらもできるし、やっていい。
けど、不意打ちだと「それは臆病な証拠、武士ではなく賊がやること」と、武士の教えが脳裏をよぎる。
この苦悩を描くって、サムライを心から理解していないとできない。
ここは本当に感動したところなんですよ。
隠密行動をとって背後から切り捨てることもできるし、我こそはサムライだと正々堂々と勝負することもできる。
両方できるって凄いこと。
だって、ゲームなんだから敵に見つかったら普通はまずいじゃないですか。
なのに、
「俺はここだ!」
と、逃げも隠れもせずに挑むこともできる。
いや、かっこよすぎ。
“外国人が日本ゲーなんか作るな〜”と吠えてる連中はなんなの?
こんなサムライ魂を見せてくれる作品なんて、感謝以外ないでしょ。
日本人こそ、プレイしなきゃですよ。

そんな、Ghost of Tsushima
ざっとではありますが、作品の魅力についてあれこれ語ってみました。
伝わりましたでしょうか?
これ以外にも、魅力はまだまだたくさんあります。
単純に美しい対馬の島を駆け回るだけで楽しいですし、スクショだけで時間がいくらでも溶ける。
しばらく止められないですよ、ほんとに。

あ、ちなみにこのゲーム。
R18指定です。
そこだけご注意ください。
↑ご覧の通り、ちょっとグロい場面もありますし。
年齢は大丈夫〜という方は是非とも対馬に遊びにきてみてください。
日本人が忘れてる、和の魅力。
存分に味わえますから。
オススメです!

以上、Ghost of Tsushimaの紹介でした。
それでは、引き続き対馬観光に戻ります。
ゆくぞ!