2019.04.30[火] 平成最後の日なので、僕の代表作をご紹介
何か地球最後の日みたいだけど、節目には間違いないです。
昭和から平成に切り替わる時は、昭和天皇が崩御されたことにより国民全員が自粛ムードだったから、こんな雰囲気じゃなかったんですよね。
当時、僕は10歳くらいだったけど、それでも異常なことがおきている~ってのは感じましたし。
確か、CMも放送されなくなったんですよ。
お祝い事もなくなって、その年は町内の祭りもなかった記憶があるな。
中日ドラゴンズが優勝したけど、パレードもしなかった…はず。
このあたりはうろ覚えだから違ったらすみませんだけど、とにかく日本全体が沈黙していました。
そう思えば、平成最後の日と笑って過ごせているのは素晴らしいことなのかも。
そんな平成ラストデイなので、僕の平成の代表作でも振り返ってみたいと思います。

今では見る影もありませんが、僕はサークル「キャノン」として活動していて、いろんな格闘ゲームのコンボ集を作ってました。
始めて作ったコンボ集は「月華の剣士2」。
場所はサンシャイン・クリエイション。
次回は79回目を迎える即売会だけど、僕が参加したのは第3回目。
どんだけ昔だw
1999年の頃だったなー。
そう20年前ですよ。
当時はニコニコ動画も無かったから、収録したコンボはビデオテープに録画してました。
今のユーザーにVHSと言って通じるかな。
もう再生機材もないので、当時の作品は処分してしまったけど、懐かしい思い出です。
その後、技術は進歩して個人でもDVDを製作できるようになりました。
それが2002年あたり。
当時は粗悪品も多かったから、DVDディスクは国産製を使って、焼きを安定させるため4倍じゃなくて2倍くらいで焼いてましたよ。
このあたりは、PCに詳しいリッカー改さんに随分とお世話になりました。
で、出来上がったコンボDVDの作品たちが、↑の写真です。
今でも持っている人はいるかな?
いたとしたら心から感謝します。

こういったコンボ集を作品として販売するサークルはいくつかいましたが、コンボDVDを製作したのはキャノンが始めてだったはず。
当時、メッセサンオーという同人ショップにも委託してましたし、たくさんの反響もいただきました。
と、同時に批判も飛んできました。
けど、このサークル活動で学んだことは僕の人生の教訓にもなってます。
何かを発表するということは、必ず批判を受けるもの。
それと同時に、出会いも生まれる。
今でも遊んでくれる友人は、サークル活動で知り合った方ばかりです。
何もしなければ批判もされない。
けど、何にもめぐり合えないし、残らない。
「作品」というものは、人と人をつなぐものだと学びました。
コミケを始めとした即売会が今でも盛況で続いているのは、そういうことなのでしょう。
その後、さらに技術は進歩して、動画投稿サービスが盛んになりました。
これも平成を代表する出来事ではないでしょうか。
サンクリで100枚くらい手渡しするのもいいですが、動画なら世界中の方々に見てもらえる。
投稿サイトの画質向上にあわせて、サークル活動はやがて動画投稿へとシフトしていきました。
その中で、僕が平成を代表する一番の作品が、こちら↓
PC版 MELTY BLOOD Act Cadenza Ver.B
この作品には2対2で戦うお遊びモードが搭載されていたんです。
それを使ってコンボを撮ってみよう!
と作ったのがこのコンボ集。
おかげさまで、さくさんの方に視聴してもらえました。
メルブラは僕の人生でトップクラスに遊んだ作品ですので、本当に思い入れが強いです。
月姫リメイクが平成のうちに発売されないとは思わなかったですけど…(汗
今でも待ってますよ。
信じているよタイプムーン!
あ、タイプムーンといえば、このコンボ動画ですごい事件があったんですよ。
2010年の4月1日。
エイプリルフールのネタで、タイプムーンのキャラたちがツイッターを始めたんですよ。
セイバーとか、シオンとか。
で、琥珀さんが僕の動画を紹介してくれたんです。
この動画のタグに「公式巡回済み」とか「琥珀さん公認動画」とついているのはそれが理由。
まさかタイプムーンに認知されてるとは思わなかったですよ…。
4月バカとはいえ、とっても名誉なことでした。
ありがとうございます。

そんなサークル活動の中、商業誌である「闘劇魂」にコンボが掲載されたこともありました。
アルカディア編集部の方から連絡があり、是非ともキャノンのコンボ集をDVDに収録して闘劇魂に入れたい~というオファーでした。

↑キャノンやホッパーという名前が見えますよね?
これも嬉しかったなー。
雑誌に自分の名前が載る日が来るなんて。
当時のブログは→ こちら
これも大切な平成の思い出です。
他の作品のコンボ動画は、こちらの特設ページにまとめてあります。
懐かしい作品ばかりですが、よろしければ是非。
コンボ動画とは違いますが、アイドルマスターのMAD動画も製作したことがあります。
日付を見たら、2009年…。
10年前かー。
まだシンデレラもミリオンも無かった時代。
懐かしい。
この頃はアイマス公式からの供給がとにかく少なかった時代。
その分、プロデューサーのみなさんが躍起になって動画を製作して、盛り上がりを支えてた時代でもありましたね。
いわゆるニコニコ御三家とよばれる、初音ミク、東方、アイマスの3作品がブームとなった時期。
連日ランキングをにぎわせたものです。
アイマスL4Uに背景をブルーバックにする「七夕の奇跡」と呼ばれる裏技が発見されてから、特にユーザーの創作意欲が活発になった印象でした。
その流れを受けて、僕も作ってみたい!と挑んだのがこの作品です。
2万も再生してもらえて嬉しいですよ。
アイマスのMADは細かいを除くと、これだけ。
仕事が忙しくなってきたタイミングでもあるので、こういったMADはもう作れないかなー。
けど、
#全ては騎士団の名の下に#天空館の女主人#洋館のMariaTrap#子豚ちゃんのなく頃に#TC天空橋朋花#投票を惜しまないこと
— ホッパー (@canonsnk) 2018年12月24日
天空橋朋花の「館の女主人」役への応援動画を製作しました。みなさまのプロデュースを、どうぞよろしくお願いします。 pic.twitter.com/uo3SQpMLoe
去年、ミリシタのキャスティング投票の際に、朋花応援動画を作ったんですよ。
とても簡素なものでしたが、めちゃくちゃ楽しかったんですよね。
やっぱり、僕は何かを作ることが大好きなのかもしれないです。
また機会があれば、動画を届けていきたいですね。
令和での目標のひとつかも。
がんばります。
そんな感じに、今日のブログでは僕の平成の代表作を紹介してみました。
代表作と呼べるものかどうか怪しい感じもしますが、昔はこんなのも作ってました~という思い出話ということで。
新しい時代も引き続き、自分の「好き」に正直に向き合っていきたいと思います。
それでは、さらば平成!