
765プロオールスターと、ミリオンライブとの合同ライブ。
「THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS HOTCHPOTCH FESTIV@L!!」(
公式サイト)
通称「ハッチポッチ」。
「ごった煮」という意味があるそうな。
最初は変なタイトルだな~と思ってたけど、終わってみればなるほど。
しっくりくるタイトルでした。
というわけで、本日のブログは10月7~8日に開催された「ハッチポッチ」の感想です。

今回のライブ。
贔屓目があるのを承知でいうけど、
長く語り継がれるべき、伝説のライブになった と思ってます。
言うなければターミニングポイント。

ミリオンライブにとって、765オールスターズは先輩。
先輩どころか、コンテンツをスタートから支えてきた創造神のレベル。
ミリオンライブ内でも、オールスターズは先輩アイドルという立ち位置です。
大きな先輩の背中をみながら駆け上がっていくシアター組。
それが765プロだと思っていました。
ところが、あのライブはなんでしょう。
音楽プレイヤーに入ってるアイマス楽曲を、ランダム再生させたようなセットリスト。
同人誌のようなユニット。
「お祭り」といえばそれまでだけど、じゃあ「お祭り」をやった意味は?
ごった煮は鍋料理です。
アイドルたちは食材。
応援するファンはスパイス。
武道館は鍋。
音楽は火力。
逆にいえば、それは
誰が、何を歌っても美味しくなる ということ。
それだけの積み重ねがあり、全員が表現できるポテンシャルをもっている。
そんなのが52人いるんです。
不味く作るほうが難しいし、レシピにこだわる必要もない。
そう。
こだわる必要なんてなかったんです。

12年間走り続けてる765プロオールスターズ。
4年目のミリオンスターズ。
けど、765プロオールスターズが前にいるわけでもない。
後ろに控えているわけでもない。
いるのは隣り。 前でも後ろでもなく、隣り。
みんなが同じ歩幅でいてくれる。
だって仲間だから。
だから、誰が何をどう歌おうが勝手。
同じ歩幅で進んでいる。
わちゃわちゃと騒ぎながら。
笑顔で。
それがハッチポッチ。
オールスターズが中央に固まってるわけでもない。
MCを最後にする必要もない。
みんな横並び。
そこに垣根はないし、作る必要もない。
ハッチポッチは「お祭り」
けど、何も特別なことじゃない。
これが765プロ。
12年目と4年目が手をとりあって一緒に歩いてるコンテンツなんて可能性の塊しかない。
それを二日間にかけて見せてくれたんです。
だから言う。
「長く語り継がれるべき、伝説のライブになった」と。
今まで765プロオールスターズとミリオンスターズの合同ライブは、ほとんど開催されてませんでした。
もちろん、ミリオン組たちを成長させるため~という事情はあったのでしょう。
けど、こうしてハッチポッチを見せられると、
合同ライブやると、プロデューサーが死ぬから自重していたのでは?
とマジメに考えましたよw

以前より、ミリオンライブは765プロ楽曲を歌えるのが強みと思ってました。
シンデレラやSideMにはない、ミリオンだけの特権。
けど、それは違った。
765プロオールスターズが隣りにいて、一緒に歩いている。
それが一番の強みだと教えられた二日間でもありました。
先輩たちが切り開いた道を歩んでいくのではなく、一緒に登っていく。
これからも。
時には765プロオールスターズだけでライブもやり、時にはシアター組だけでライブもやる。
けど、みんな隣にいる。
気負う必要はない。
武道館を満員にしてSSAも控えているシアター組が、何を臆するか。
隣りに並び立つにふさわしいアイドルじゃないですか。
それを証明したのもハッチポッチ。
だから、今回のライブはターニングポイントと書きました。
ライブ後にミリシタに「自分REST@RT」が配信されたのも、そういうこと。
765プロはもっともっと面白くなる。
武道館を遊び倒したアイドルたちが、どこまでかけていくのか。
僕らも一緒に歩んでいきたいですね。
素晴らしい鍋料理でした。
ご馳走様でした!

さてさて。
ハッチポッチの感想はここまで。
ここからは、とても個人的な追記です。
僕の担当アイドルでもある「天空橋朋花」。
演じるのは、小岩井ことりさんです。
以前のライブで、
「アニメのアイドルマスターを見て、千早ちゃんと自分を重ねてみていた~」
というお話がありました。
そんな小岩井ことりさん。
5月に今井麻美さんのライブも見てくださってた彼女が、今回、arcadiaを一緒に歌い上げました。
千早の楽曲を一緒にですよ。
メンバーを見てびっくりしたあと、イントロが流れてきた時、何ともいえない感情がぶわ~と押し寄せてきて涙が出ました。

その前のリフレインキスでは、イヤモニトラブルにより無音の中で歌うハプニングがありました。
けど、その時によぎったのは「先輩たちならどうするか」という思いだったとMCで話されてました。
奇しくもアニメアイドルマスターでも、音のない状態で歌う千早のシーンがありました。
僕が千早と朋花が好きだから、フィルタがかかっているのは重々に承知してますけど…。
とてもふたりが重なってみえた公演でもあったんです。
本人は悔しかったとは思いますよ。
9月のブログでも「表現に至っていない部分があって悔しい」と書かれてました。
そこから練習を重ねて挑んだライブだったわけですから。
機材トラブルだから本人のせいではないにしろ、です。
けど、歌いきった。
とても意味のあることだと思います。
そして、半音ズレてるのに気付きながら、支えるように信じて歌い続けてくれた諏訪ちゃんにも心から感謝してます。
朋花とまつりはミスコンで争ったこともありますけど…。
もし、朋花がピンチになったらまつりは支えると思うんですよ。
そして、ライブ後に「ほ?トラブルなんてなかったですよ」とか言うでしょうね。
そんなことが簡単に想像できちゃうくらい、もう最高としかいえないライブでした。
一言でいうとエモい。
ひなた風にいうと、楽しかった。
ただただ、ひたすらに楽しい二日間でした。
またアイドルマスターに新しい宝物ができましたよ。
本当にありがとうございました!
以上、「ハッチポッチフェスティバル」の感想でした。
これからもアイマスですよ、アイマス!