2017.04.17[月] 「上坂すみれのヤバい◯◯」を見てて思ったこと
「上坂すみれのヤバい◯◯」という番組がヤバいらしいので、第二話から視聴。
へー。
今週は水樹奈々さんがゲストなのかー。
どれどれ、どんだけヤバいか見てみよう。
ポチっ


なるほど、
これは、
ヤバいな!!



キングレコードの大先輩に何してくれてんのww
やべぇぞ、この番組。
土曜の深夜というオタクのゴールデンタイムに、アニメじゃなくてすみぺのバラエティをぶっこむなんて、どんな戦略が…?
と思ったけど、これは力が入ってるわ。
製作陣も手応えを感じてるっぽいな。
番組の仕上がりに隙がないもん。
一言でいうとヤバいわ。
ヤバい。
で、
そんなヤバい番組を見て、大いに笑ったんですが…。
ふと思ったことが。
面白い番組だけど、こんな内容なら昔からあるし、それこそ芸人やタレントがさんざんやってるネタ。
新鮮さは無いんですよ。
なのに面白いと感じるのは、なぜか?
そんなん、
「上坂すみれだから」
これ。
これに尽きる。
逆にいえばすみぺに興味なければ、一秒も見てられない。
そういう番組。
声優とタレントの境がどこにあるのか解らなくなってきたご時勢だけど…。
こうして声優を完全にタレントとして起用してると、むしろ正解と思えてきますね。
それこそ、下手なアニメ放送するより効果はあるでしょうし。
それが確信できたから、土曜深夜のTOKYO MXというアニメ枠に放り込んできたんでしょう。

この手の声優番組だと、アニ雑団も好んでみてる番組。
けど、女性のトーク番組なんて、それこそテレビつければ吐いて捨てるくらいある。
じゃあアニ雑団の魅力は?
といったら「気に入ってる声優がやってるから~」ってのが答え。
声優のタレント化。
それが良い悪いという話じゃなくて、実績として現れているからこそ、次から次へと番組が配信されているのでしょう。
そう思うと、今回のすみぺの新番組も自然な流れ。
声優は数字をもっている。
テレビ局はそう判断しただけ。

ここ最近、声優さんがゲームをやってる番組も増えましたよね。
実況系が流行ってるから、じゃあ声優にやらせてみればオタクは金を落とすだろ。
という解りやすい番組。

これも要するにやってるのは「ゲームセンターCX 有野の挑戦」と同じ。
タレントや芸人がさんざんやってきた番組を、今は声優がやってくれてるだけ。
オタクきめぇ!
って話じゃなくて、テレビ側も声優という存在に価値を見出し始めたのかなー。
という話。
今はWEB媒体での配信が多いけど、すみぺの番組の反響次第ではテレビへの進出も増えてくるかもね。
とまぁ、そんなことをぼんやり考えてたら…。
とある番組が飛びこんできました。

それが、こちら。
Abemaでやってた「照英を泣かそう」。
照英の両サイドに、はっしーと木戸ちゃんがいる絵面がヤバいんですけど、番組自体はわりとガチ。
声優さんに感動話をその場で朗読してもらい、照英が泣けるかどうか判定する内容。
なんだそれ。
と思うかもですけど、僕も何がなんだか解らなかったから多分そこは考えなくていい。
で。
この番組ですけど、また声優のタレント起用か~くらいに思ってたんですけど…。
「朗読」ってのがポイント。
つまり「声」で勝負してる番組。
声優の番組は増えてきたけど、ここまで「声」に焦点をあてた番組は珍しいかも。
番組のコーナーでキャラボイスを披露するのはあるけど、朗読までいくとガチ。
なるほどなー。
すみぺの番組を見て、声優がテレビで冠番組をもつのも珍しくなくなっていくのかな~。
なんてのん気に考えてましたが、声優だから数字がとれる時期はとっくに過ぎた→どう差別化して伸ばしていくか~を、一番に取り組んでる真っ最中なのかも。
そうなると、各番組の企画者の手腕が問われるわけか。
こうした「競争」がおきてくれば、また面白いかもね。
ただタレントとして起用するだけでなく、声優としての本職である「声」をメインにするのも正しい選択だし。
逆にすみぺみたいにキャラクター性がある程度認知されてる方は、芸人枠で遊ばせた方が正しいだろうし。
で、各番組ごとに声優をとりあって、最終的に何が残るのか。
淘汰された結果、本当に面白い番組がロングセラーになるか、それとも、マンネリ化してどっちつかずになるか。
「上坂すみれのヤバい◯◯」って、そういう意味でも注目の番組かも。
この番組の成功次第では、わりと深夜番組の動きが変わるかも~と思ってたりしてるので。
はい。
そんな感じに月曜の夜からメンドクサイことを考えたりしてました。
あ、やべっ、もう日付が変わる。
別にオチもないので、今日はこの辺で締め。
それでは。
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