
この二日間は、長野の茅野へと行ってきました。
目的は、こちら↓
第2回清澄エリア聖地巡礼ツアー
http://www.tateshinakougen.gr.jp/information/7836/ そうです。
茅野市の観光協会が主催する、咲-Saki-の舞台探訪ツアー。
その第二回目が開催されたのです。
ちなみに、
第一回目の参加レポートはこちら。

市をあげてのツアー。
二回目も参加してきましたので、レポートを一気に書いていきますよー。

茅野駅はちょうどそば祭りで賑やか。
盛り上がる駅の一室に、

でーんと鎮座している咲-Saki-コーナー。
こっちは違う祭りだ。

まず参加者へ資料が配られました。
けど、このクリアファイルのイラストは何でしょう?
女神涼?

どうやら茅野市公認のキャラらしい。
諏訪姫は知ったけど、こんなに亜種が増えてたのか。
けど、おかしいな。

茅野市公認キャラって、この子だと思ってたよ。
ご注文はチノですか?

今回のバスもこんな感じだったしw
もはや見慣れた感まである。

そんなぴょんぴょんするバスに乗って、いざ探訪スタート。
20人を超える参加者ですので、バスの中はぎゅうぎゅう。
けど、これ以上大きいバスだと狭い道に入れないし、このくらいが限界なのかなー。
補助席も駆使して、みんなで大移動。

いただいたサンドイッチを食べながら最初の目的地「青柳駅」へ。
茅野駅から15分くらい。

到着ー。
ここは原作ではなく、アニメ1期第10話冒頭シーンのカット。
アニメはコミックと違って忠実に再現してるわけじゃないので、多少のズレがあるのはご愛嬌。

この青柳駅から、後ろに振り返るとこのカットが見えます。
第1巻 P166より。

ここから移動して、お次も駅。
すずらんの里駅です。

第13巻 P35より。
ここは空撮が使われているので、完全に再現するのは手動では無理。
めいいっぱい腕を伸ばして、それっぽく撮ってみました。

すずらん里駅をバックに山をのぞむと、この第13巻 P85のカットに。
案内してくださった匠のお話によると、発見は難しかったそうな。
この場所。
部長の立ってる場所に白線が追加されてますね。
当時は無かったそうです。

発見が難しかったといえば、ここ。
15分ほど移動して到着した富士見町落合。
第4巻 P2-3の見開きです。
4巻という初期の単行本にも関わらず、発見されたのはつい最近。
この落合自体、ほとんど背景として使われないので完全に盲点だったみたい。
発見者曰く、見つけた時は「天和であがった気分」だったそうな。

そこから10分ほど移動。
立場川橋梁付近へとやってきました。
途中、道を間違えて路頭に迷ったけど、気にしないw
第10巻 P120-121の見開きです。
上の鉄橋は今は使われない昔のものみたい。

このカットから左側を向くと、第9巻 P192のカットへ。
こうして並べると確かに解るけど、よく見つけますよね。
いつも思いますけど。
だってここ、ただの田園風景ですよ。

ここもおかしい。
何故わかったし。
この第9巻 P191のカットは、さっきの鉄橋を越えてさらに進んだ道路から撮ってます。

ちょっと戻って鉄橋下へ。
ここはレアカット。
第11巻 とらのあな特典です。
特典の背景もカバーするのが探訪者。
ちなみにカーブミラーは倒れてて、イラストと一致は無理でした。

ここからさらに移動して、高速道路沿いへ。
第10巻 P103。
柵を越えて、かなり細い道を通るのでわかっても行き辛いかも。
それにしても、咲さんも和ちゃんも、ここが通学路なの…?

そんな高速道路沿いから、田んぼを抜けて一般道路の方に出るとこの第12巻 P2-3の見開きへ。
このまったくヒントの無い背景。
咲-Saki-舞台の中でトップクラスに難しいハズなんですが、その昔、さっきの高速道路沿いを撮影しようと移動してた一休さんがこの風景を覚えてて、かなり早いタイミングで特定。
日々の探訪鍛錬も大事なんですね。

ここから一気に原村まで移動して、のどっちハウスへ。
第一回目と同様に、観光連盟のご好意で中にも入ることもできましたし、立先生が描かれた交流ノートも見せてもらえました。

ここは冬はライトアップされるみたいで、ちょうど準備をされてました。

詳細はこんな感じ。
さすがに雪に降られると簡単には行けませんが、ワンチャンある方は是非。

ここから八ヶ岳自然文化園へと向かうんですが…。
その前に急遽、撮影ポイントが追加。
というのも、このツアーの前日に発売になったヤングガンガン。
こちらに掲載されてた最新話において、なんと新しい舞台が描かれていたのです!
しかも見開きで。
このタイミングで新規背景。
まさか立先生、このツアーを知ってて追加してくれた!?
そんな憶測も飛び交う背景。
日没まで時間がありませんが、なんとか到着。

場所は、八ヶ岳中央農業実績大学校。
相変わらず、どうしてここだと特定できたかは謎ですが、150局「追走」の舞台をこんなにも早いタイミングで撮影できたのは嬉しい限り。
柔軟に対応してくださった観光協会の方々には感謝ですね。

このあとは、八ヶ岳自然文化園にある咲-Saki-コーナーへ。
このあたりで日も暮れて、あたりは真っ暗に。
まだ17時5分くらいだったんですが、この時期は日が落ちるのが早いですね。
探訪撮影は日没までが勝負ですので、うまく全てを回ることができてよかったです。
天気にも恵まれましたしラッキーでした。

ツアーのみの参加者とはここで別れて、宿泊組は一路「横谷温泉旅館」へ。
清澄メンバーが合宿したところでもお馴染み。

第一回目でも宿泊させていただいた旅館。
今回も「清澄高校麻雀部」と入れてもらえてました。
ちなみに、一般の方から「麻雀部なんてのがあるのかー」と驚かれましたが、「はい!」とすこやかに答えておきました。

ツアーということで、とても格安で泊めていただけるのもありがたいです。
しかも…。

この豪華さ。
オフシーズンでも満室となる人気旅館ですから、ありがたみが増しますね。

そんなありがたいご好意の中、こんなことさせてちょっと申し訳ない気持ちも(汗
前回同様のスペシャルメニュー。
恒例となってきましたね。

料理もとても美味しく、すばらでした。
このあとは、本日ラストの企画である交流会へ。
前回は探訪者が写真をもちあって探訪秘話なんかを話す時間でしたが…。

今回はビンゴ大会が開催。
好きなキャラの番号を記入する、キャラ愛がためされるビンゴ。
へー、これは面白そう。
さっそく豊音を入れるよー。
って、いねぇ!! すみません。
ウチの嫁が不在なんですが…。
そんな中、残ったメンツでなんとか枠を埋めてビンゴスタート。

ランダムで表示されるキャラ。
呼ばれるたびに歓喜と落胆の声があがります。
なかなか白熱してきたけど、これって下手したら一気に複数人がビンゴする可能性もありますよね。
と思ったら、見事にひとりずつビンゴが。
当たりが重複することなくスムーズに3人が勝ち抜け。

ビンゴの方には、こちらの景品がプレゼントされました。
光があたるとキャラが浮かびあがる仕様。
1個作るのに30分くらいだそうですけど、世界にひとつだけの一品。
当たったみなさん、おめでとうございますー。
ビンゴが終わったあとは、各自、自由行動。
麻雀をする方、温泉に行く方、鎮守府へ着任する方などなど。
そんな中、幹事部屋ではこれから
裁判が始まるそうな。
裁判?
聞けば、今回の咲-Saki-ツアーの主催でもあるJOSRさん。
彼が食事会で問題発言の数々を口走ったらしい。
証言者の話によると、

「龍門渕は衣と透華とあれ、
あと誰がいましたっけ?」
「鶴賀は何度も行っているから大丈夫です。先鋒は...
誰でしたっけ?」
「咲日和は...
読んでません」
「咲-Saki-
15巻...!?ああ、
買いましたよ!!まだ開けてませんけど。」
(JOSR迷言botより)
しゃべるたびに名言が飛び出てたそうな。

「キャプテン、池田…文堂。あとドム。
え、風越って4人ですよね?」

これは確かに裁判ですわ。
弁護人ゼロの裁判ですわ。
「私に咲-Saki-のことを聞かれても困ります!!」
裁きは夜遅くまで続いたそうな…。

そんな長い夜でしたが、僕はプロデューサー業をたしなみながら、一足先に就寝。
おやすみ、のどっち。

一夜明けた日曜日。
外は生憎の雨でしたが、朝早く起きて最後の舞台探訪。
今回は任意参加でしたが、せっかくですので僕も参加。
旅館から少し歩いたところにある、木戸口神社。
咲-Saki-全国編OPのシーンですね。

そして、横谷温泉といえばここ。
乙女滝。
地元で部活をされてる選手も、この乙女滝で勝利を誓うことが実際にあるそうな。
清澄メンバーも、全国で結果を残して再びここに訪れてほしいですね。
何年後になるのか解りませんが(汗
こうして全ての探訪が終了となりました。
それにしても、ほんと強い雨です。
昨日が晴れて本当によかった。

旅館をチェックアウトしたあとは、一路、茅野駅前にあるアニバーサリーチロルへ。
ここは、前回のツアーでも素敵な嶺上開花ケーキを手掛けてくれたお店。

咲-Saki-コーナーも設置してあり、作品に対する理解のあるお店です。
そんなチロルにて、お茶会。
今回も記念ケーキを作ってくれたそうですので、とっても楽しみです。
「今回は30cmの丸いケーキです」
おー。
ホールですか。
しかもけっこうなサイズ。
「始めて描いたキャラです」
始めて?
んー、誰だろう。
多分、清澄メンバーだとは思うけど。
そんな前置きで登場したキャラケーキ。
さぁ、どんな出来栄えかなー。
いざ、オープン!
_人人人人_
> 二条泉 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄ 泉ぃーっ!!?? もはや清澄ですらなかった!
なんでお前なの!?
しかもよりによって、シャープシュートされてるし!
「いやー、今日は泉の
誕生日だったので」
それかー!!!! チロルさんも困惑しまくったキャラケーキ。
大丈夫。
ファンも困惑したからw

そんな泉ケーキをロン(入刀)。
一刀ごとに包丁をあたため直して、イラストが崩れないよう24等分してくれました。

そして、泉だったものが届きました。
味は最高でしたけど、まさか泉を食べる日がくるとは。
咲-Saki-ツアーの締めがこれとは、そんなん考慮しとらんよ。
アニバーサリーチロルさん、いつもありがとうございます!

こうして二日間にわたったツアーは全て終了。
お茶会では咲-Saki-の話もたくさんできましたし、まさに咲日和な二日間でした。
第三回目があるかどうかは今は解りませんが、開催されましたらまた参加したいと思います。
というわけで、以上、第2回清澄エリア聖地巡礼ツアーの参加レポートでした。
一気に書きなぐりましたので、細かい部分は割愛しましたが、雰囲気が伝われば幸いです。
舞台探訪から咲-Saki-という作品を見つめるのも楽しいもの。
興味のある方は、茅野市まで足を運んではいかがでしょうか。
それでは!