2014.06.25[水] シノハユは麻雀マンガである必要性があるのか

「咲-saki-」が連載されてる、ヤングガンガン。
「咲日和」と「シノハユ」が連載されてる、ビッグガンガン。
どちらも、咲-saki-だけのために買ってますw
モバマスマンガも目当てだったりするけど、相変わらずロッキングガールが息してないので、やっぱり咲-saki-専用雑誌になってます。

そんな咲-saki-ですけど、原作の方は、ここにきて急展開をみせてきたので、咲-saki-界隈がざわいております。
けど、これはファンなら騒がないハズがない!
次回も楽しみな展開なうえに、休載が少ないのもいい流れ。
すばら!
とはいえ、そろそろコミック13巻の話が出そうなので、また休載の予感…。
まぁ、気長に付き合っていきますよ。

一方で、こちらも長期連載の装いをみせてきたのが、シノハユ。
島根を舞台にしている作品ですけど、今月号では新たな舞台探訪場所が出現!
なんと、その場所は…

新横浜!
_人人人人人人_
> 横浜アリーナ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
めちゃ近場だw
おまけに、ちょっと前に劇場版アイマスの舞台探訪で訪れたばかり。
最近は、ラブライブにアイマスと、アイドル関係を追いかけてますが、まさか咲-saki-でもアイドルが絡むとは思わなかったですよw

そんな、シノハユ。
せっかくなので、今月の10話を受けて、ちょっとシノハユという作品について、ふれてみたいと思います。
この作品は、咲-saki-のスピンオフなんですが、過去編ということもあってか、かなり異色です。
男キャラが多いだけでも異色なのに、物語の進め方ひとつとっても、今までの咲-saki-とは空気が違います。

元々、咲-saki-という作品は、麻雀の試合がメインで、対局中に回想シーンをはさむことで、各キャラを掘り下げていく流れを使っていました。
これは、阿知賀編でも受け継がれていた手法。
ところが、シノハユは、
「本来、回想シーンでやるべき話を、いちから説明している」
そういう作品なんです。
キャラの掘り下げ方も、あらすじを追うのではなく、完全に視点から変えて、全員を主人公の立ち位置にする大胆な手法をとっています。
それだけに、この「仕掛け」が、今後、どう響いていくのか興味は尽きません。

シノハユの終着点がインターハイだとした場合、この作品に関しては、すでに結果は出ています。
過去編ですから。
各キャラの幼少期を、ここまでじっくり描く狙いは、このあたりも関係しているのかもしれません。
結果がわかっている試合に重点をおくのではなく、各キャラの出会いから語っていく。
ただ、そうなると、大きな疑問があります。
麻雀である必要性はどこにある?
事実、今月の10話に関しては対局シーンすら出てきません。
けど、これは「わざと」なのかもしれません。

咲-saki-という作品は、話数を表現する時、『第○話』ではなく『第○局』といった描き方をします。
阿知賀編でも、同様です。
麻雀マンガらしい表現ですね。
ところが!
見ての通り、シノハユは、第○話という描き方です
つまり。
シノハユは、最初から麻雀に重点をおいていないのではないか?
と推測します。
あくまで、描きたいのは、麻雀を通して出会った人々の物語。
いずれプロになる、未来の雀士の伝記。
スピンオフであり、そして、阿知賀編の成功があったからこそ、実現できた「いい意味」で咲-saki-らしくない作品。
麻雀マンガとして見るとインパクトが弱いかもですけど、どこかでピン!と原作とつながる瞬間がくるのでは…?
なんてことも想像したりしています。
不思議な作品とも感じておりますが、先が気になりますし、面白く読ませていただいております。
こうしてあれこれ想いを巡らせつつ、原作共々、これからも追いかけていきたいですね。
さてさて。
そんな感じに、今日はシノハユについてちょっと語ってみました。
って、平日の夜だらだら書きすぎました…。
すでに深夜じゃないか…。
けど、久しぶりにシノハユについて書くことができて楽しかったです。
また、コミック2巻が出たり、本誌で急展開があったら、こうしてブログで感想を書いていきたいですね。
それでは、今日はこの辺で。
カン!
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