10月から放送される、京アニの新作「
中二病でも恋がしたい! 」。
こちらの先行上映会が、16日に開催されました。
京都で! 「チケットがとれたら京都まで行ってくるか~あはは~」
なんて思ってたら、普通にとれちゃったので、じゃあ行くしかないじゃない!
というわけで、この連休は京都に一泊二日の小旅行をしてきましたー。
まぁ~いろいろ、ありましたが…。
とりあえず!
手始めに、今日のブログでは
「中二病でも恋がしたい!」先行上映会のレポート を書いていきたいと思います。
新幹線でDIVA-fをやってるうちに京都に到着。
そのまま、宿泊先の「東横イン」へ。
奈良の聖地巡礼ですら日帰りで移動するくらいですので、ホテルをとったのはすっごい久しぶり。
イベントの開演時間が18:45からだったので、今回は宿泊先を確保するしかなかったです。
ホテルで一休みした後、会場となる「MOVIX京都」へ移動。
と、その移動中に、見慣れたお店を発見。
おー!
これは「JEUGIA 三条本店」だぁーっ!
このお店は「
けいおん!聖地巡礼 」で、2回ほど訪れたことのあるお店です。
まさか、再びにお目にかかる日がくるとは…。
懐かしい旧友に会った気分でしたよ。
そこから少し歩いたところに、会場となる「MOVIX京都」に到着。
さっそく入店~。
そしたら、イベント会場は隣とか言われて、あっという間の退店。
隣に…?
よく見たら、MOVIX京都の隣に、もうひとつMOVIX京都がありました。
まさかのツインタワー。
片方は物理だけで、片方は魔法だけなんですね。
そんな初見殺しをくらいましたが、気を取り直して店内へ。
開演20分前くらいだし、もう入場は始まってみんな席についてるだろうなー。
と思って、エスカレーターをのぼったら、
そこは吹き溜まり! え?まだ入場すら開始されてないの!?
狭いロビーに、数百人の参加者が待機中。
別に列形成をしてるわけではないので、店内はぎゅうぎゅうな状態。
これ、開演までに間に合うの?
と思ったら、案の定、間に合わなかったみたいです。
どうもリハーサルが押してたようで、入場が始まったのが45分あたり。
そこから、参加者が席についたらすぐに上映開始と、かなりグダった幕開けでした。
大丈夫かな、これ。
そんな中、第一話の上映は終了。
が…。
無言 会場からは、拍手もなければ、ざわざわ~といった声もない。
びっくりするくらいの
無言 あれ?
普通、アニメの先行上映といったら、終わったら「わ~」とか歓声がおきたり、「パチパチパチ~」って拍手がおきるもんじゃないの?
だが、場内は「シーン」と、何ともいえない空気が…。
重い…。
なんだ、この居たたまれない状況は。
んー。
けど…。
まぁ、あの一話の内容じゃ、こんな空気になる…よね。
つまんない~とかじゃなくて、一話はアバンみたいなもので、どうにも判断できない部分が多かったし。
しかも、この後、すぐに出演者が登場してくれればまだ空気も和んだのに、2~3分は出てこなかったから、余計に変な空気になってました。
なんとかしてー。
と思ったら、ここでようやくヒロイン役の4人の声優さんが登場してくれました。
待ってたよー。
小鳥遊六花(CV:内田真礼さん) 丹生谷森夏(CV:赤﨑千夏さん) 五月七日くみん(CV:浅倉杏美さん) 凸守早苗(CV:上坂すみれさん) 4人の登場で、ようやく会場にも歓声が。
けど、キャストのみなさんは緊張してたのか、まだぎこちない様子。
「わたしたち、仲いいよねー」
「あー、うん…」
「ふ、普通にいいよー」
待て、それじゃあ仲悪いように聞こえるだろww
そんな4人で、中二恋についてあれこれ語ってくださいました。
が!
第一話だと、浅倉杏美さん役のくみんと、上坂すみれさん役の早苗は出番がありません。
ですので、キャラについての説明も、まだ言えないことが多いのか、二話以降を~という感じでした。
そんな、当たり障りのないトークをしていたところで…。
ここで突然、会場内に響き渡る美声が!
「ふははは!よくぞ集ってくれた、我がサーヴァントたちよ…」
と、中二病全開の語りと共に登場したのは…
主人公「富樫勇太」を演じる、
福山潤さん! ↑まさに、この姿で登場してくれました。
ご本人もおっしゃってましたが、すごい出オチww
けど、まさかのサプライズゲストに場内は大歓声!
女性4人だと、どこかぎこちなかったトークも、福山さんが入ってくれたおかげで、一気に和気藹々に。
さすが福山さんです。
この手のイベントは手馴れたもので、すぐにまとめてくださいましたね。
そんな福山さんも交えて始まったのが、このコーナー。
「中二病クイーン決定戦」 何かというと、4人のヒロインを2人、2人に分けて、それぞれお題に合わせて「中二病っぽい行動」を演じてもらうコーナー。
どちらが、より中二病っぽいかは、会場の僕らの拍手で決める~。
という流れでしたが、これってキャスト陣が大火傷する光景しか浮かばないんだが…。
ほとんど罰ゲームじゃないか?
と思ったら、その予想は的中。
最初は、上坂すみれさんvs赤﨑千夏さんでしたが、お題が「授業に遅れた時」
これを中二病っぽく演じてください。
というもの。
このお題に対して、
上坂すみれさん
「教員!授業をやめろぉーっ!今はそれどころじゃないんだ!私は今、追われている…」
赤﨑千夏さん
「みんな!よくここまで持ちこたえてくれた!あとは私に任せろ!」
と、迫真の演技。
けど、これって中二病というか…。
ショートコントなんだが てっきり一言しゃべって終わるかと思ったら、長々とやってくれるし、これは見てるこっちも恥ずかしい。
罰ゲームを超えてるぞ、これ…。
そんなコントに、福山さんも鋭くツッコミを入れて、コーナーはすすんでいきました。
いろんなお題に挑戦してくれてましたが、個人的にツボったのは、浅倉杏美さんがやった「急にお腹が痛くなった時」。
これを、どう中二病で表現してくれるかと思ったら
「お腹がラプソディを奏でている!」 僕は、これが一番好きでしたねw
途中から浅倉さんも吹き出して、キャラ崩壊してたし。
ほぼ勢いだけのコーナーでしたが、福山さんの進行もうまく、場内からは爆笑の連続。
そのおかげか、第一話上映直後の重かった空気も、すっかり軽くなりました。
おー、いい感じに会場内も温まったじゃないですか。
と思った矢先に、ここでサプライズ!
第一話だけでなく、
第二話も上映すると発表されたのです! これには場内もヒートアップしました。
場内の空気もよくなったこともあり、第二話では笑いも出て、いい感じでした。
第二話からキャラも増えて、ラブコメ色が濃くなるし、戦闘シーンもあるので、伝わり易かった~というのもあるかもしれません。
え?戦闘シーン?
と疑問をもたれるかもしれませんが、えぇ、戦闘シーンです。
これは、第二話の放送を楽しみにしていただくしかないですね。
京アニの本気が見られました。
このシーンで、ヒロインが発した「爆ぜろリアル!!」というセリフも名言だと思ってますw
上映後は、場内からも拍手がおきてました。
あー、これこれ。
先行上映って、こういう雰囲気だよね。
よかったー。
これで、また無言だったら、スタッフさん死んでたかもしれなかったよ。
二話上映後は、監督の石原立也さんも交えて軽くトーク。
その時、気になる発言が。
この日に上映された話に入ってたオープニングは、オンエア時とは違うものだそうです。
VIDEO ↑このPV。
こちらがオープニングとして流れたんですけど、実際は別の歌が入るとか。
確かに、オープニングというよりエンディングという雰囲気でしたしね。
すでに二話までは知ってますが、これはオンエア版もチェックしなければ。
ん?
てことは、エンディングもオンエア時は変わるのかな?
この先行上映では、浴衣姿のディフォルメされたヒロインが、東京音頭みたいなのを踊ってました。
曲といい、映像といい、いかにもニコニコ動画で踊ってください~というノリでしたので、こりゃ放送時は荒れるぞー。
と思ってましたが、違うのかな。
それに、エンディング曲はメインヒロインの4人が歌いますー。
という発表もあったんですよ。
ユニット名は
「Black Raison d’etre(ブラックレーゾンデートル)」 という、BlackとRaisonはすでに国が違うだろ、という突っ込み待ちな名前。
そして、タイトルは
「INSIDE IDENTITY」 まさか、このタイトルで東京音頭?
それはそれで爆笑だけど、さすがに違うと思いたい。
あ、あと、この4人でラジオも開始されるという発表もありました。
タイトルは「
闇の炎に抱かれて聴け 」
ラジオをやると聞いて、パーソナリティーは誰かなーと思ってましたが、まさか全員とは…。
さらに、ニコニコ生放送もやるかも~と匂わせていたので、いろいろ企画は進んでいるみたいですね。
さてさて、どうなることやら。
そんな発表もあったところで、イベントも終了しました。
まさかの二話までの上映でしたので、2時間くらいのボリュームあるイベントでした。
カメラも入ってましたので、今回の模様は、後日発売されるであろうBD&DVD特典として収録されるかもしれないですね。
本人たちにとっては、あんな中二病コーナーを体当たりで演じたので、封印したい過去になるかもしれませんが(汗
イベントを終えた後は、いただいたクリアファイルを手に、ホテルへと戻りました。
うん、やっぱり宿泊先を確保しておいてよかった。
この時間じゃ、帰れるか微妙でしたし。
そんな感じに「中二病でも恋がしたい!」をニ話まで見てきたわけですが…。
ここらで、僕個人の感想でも。
んーと。
中二病がテーマですけど、目新しい部分もないなーというのが正直なところ…かな。
主人公がハーレム状態、父親は単身赴任でいない、可愛い妹がいる、ヒロインが近所に住んでる、学園の人気女子と仲良くなる~といった、いつものテンプレ。
絵は可愛いし、キャラもぐりぐり動いてくれるけど、本筋がスカスカな印象。
後半にはシリアスな展開もありますよ~と監督は話してくれてましたが、それもテンプレじゃないですか。
この設定で、このキャラなら、おおよその展開は読めます。
聞いた話では、二話の時点で原作とはぜんぜん違う展開になってるらしいので、このテンプレがフェイクだったら、それはそれで面白いと思いますけど…。
どうなるかな。
こういったイベントに参加したわけですし、僕は最後まで見たいとは思いますけど、人によっては一話の途中で消しちゃうかも。
会場内が、無言でつつまれたみたいにね(汗
んー、まぁ、ともかく!
面白いか、つまんないか~なんてのは、結局は受け取った側の感性です。
どんなデキかは、10月からの放送で確認してみてください。
以上、「中二病でも恋がしたい!」先行上映会レポートでした。
闇の炎に抱かれて消えろっ!