2021.01.16[土] 「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」の話

今日はこちらのアニメの話題。
「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」(公式サイト)
いわゆるスト魔女。
好きなシリーズで、このブログにも専用の「パンツじゃない」というタグで管理してます。
酷いタグだけど、あってる。

テレビ放送は去年の10月から12月まで。
Amazonプライムで全話無料で見られるので、ひとり一挙上映してました。
感想としては…。
いや、めっちゃ面白かった!
これこれ。
これぞスト魔女だよって興奮したし。

真ん中あたりで、狂気回を入れる伝統芸もあったし。
アホすぎて引いたけどな。
しかも、あれでリーネ回終わりだし。
おっぱいは怖くないよ。

ウィッチ以外にも、おっさんもがんばってて良かった。
いつものかませ犬でもなく、「やったか!?」→「バカな」を言う担当でもなかった。
最終話で一般兵がネウロイ撃墜してた描写は、すごいメッセージを感じちゃったし。
ただ、対ネウロイ装甲は、何の説明もなく力技でねじこんだ感あったな。
いや、そういう雑なところも好きですけど。
ご都合展開もあったけど、各話のバランスも良かった。
最終決戦は熱かったし。
なので、とっても面白かった。
面白かったんだけど…。
面白かっただけに、気になるところもありました。

結局、なにひとつ話が進んでないな…と。
一期の伏線とか、なんにも回収されてないし。
ネウ子とはいったい何だったのか
あと、芳佳の父親とか。
もう誰も覚えてない説もあるけど。
ネウロイの正体については何にもわかないまま。
むしろ、氷に隠れたり、壁を作ったり、明確な知恵があるのが怖い。
スト魔女って、プロペラ機が飛んでる1940年代の話なんですよ。
で、ネウロイは現代兵器の形をしてる。
なので、あの世界の戦いって零戦がF-14に挑むようなものなんですよね。
そんなオーバーテクノロジーを生み出すネウロイは何者?
兵器を進化させるもの?
だから軍はその技術を知りたがってる、とか。
あと、個人的にネウロイって人口的に生まれたものだとも思ってます。
で、その研究のひとりに芳佳の父親がいる…とか。
その辺の伏線がまっっっったく進んでない。
そこだけは残念。

あと前作の話。
502部隊を描いた、ブレイブウィッチーズも好きだったんです。
けど、今回のROAD to BERLINを見る限り…
やっぱスト魔女は501部隊以外で話を作れないんだな。
そういう寂しさも感じました。

2008年に第一期が放送されてから、約12年。
まだこうして続編が作られるのは凄いこと。
ファンとしても嬉しいです。
けど、その一方で伏線回収しちゃったらシリーズが終わってしまうジレンマもあるんでしょうね。
悩ましいところです。
にしても、12年かー。
欲を言えば、このクオリティでもう少しコンスタンスにリリースしてくれれば最高なんですけど。
それは制作の都合上、しょうがない。
スト魔女って、ガルパンみたいなところもあるし。
唯一無二の設定なところとか、制作に時間がかかりまくるところとか(汗
あと、マニアックな兵器。
各キャラが使っているユニットのプロペラ音って、元ネタとなった戦闘機のプロペラ音を使用してますからね。

設定とかめちゃくちゃ細かいし。
ミリタリー視点としても楽しめる作品。
あ、あと!
ガルパンみたいと思ったのは、最終話あたりで活躍した巨大な戦車。

あれ、まんまマウスだったよねw
カールスラントって、こちらの世界でいうドイツのこと。
ベルリン奪還で、ドイツ戦車のマウスを突っ込ませたの、めっちゃ熱かったですよ。
ネウロイが作った「ベルリンの壁」をぶっ壊すくだりとか特に。
そういう光った部分も多かっただけに、伏線は何にも回収されなかったのは惜しかったな~と。
贅沢な悩みですし、まだまだシリーズが続くと思えば、ありがたいことですけど。
そんな「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」
Amazonを始めとして、いろんな配信サイトで見られますので、是非。
オススメです。
以上、久しぶりにスト魔女の話題でした。
パンツじゃないから恥ずかしくないもん。
それでは。
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